その後の「まわりのアメリカ」 1月

 

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1月4日(月):「金の鯱(しゃちほこ)の日」(1937年に名古屋城の金の鯱が盗まれたことより。なんだそりゃ?)

 遅ればせながら,明けましておめでとうございます。今年も「まわりのアメリカ」ともども,よろしくお願いいたします。

 いやぁ,やっぱりお正月といえば,日本のお正月ですね。アメリカにいたって,さっぱりお正月という気分にはなりませんよね。なんつーか,アメリカだと去年が今年にそのまま繋がっちゃってるというか,都合のいいようだけど,日本はきちんと去年と今年を切り離して考えていて,去年と今年の間を1週間ほどしっかり休んで,新しい年への英気を養うというシステムになっているんだと思います。クリスマスやサンクスギビングのホリデーシーズンで休んだって,なんか区切りが悪くてね。なんていうのも日本人だから,感じることなのだろうけれど。

 今日から,日本でも一部の地域で,デビットカードが使えるようになりました。口座にある分だけしか使えないのは,クレジットよりも実質的だし,際限なく使って自己破産に陥りやすい自己管理能力のない若い人などにも良いかもね(デビットカードってなに?という方は「銀行とお金」のページをどうぞ。アメリカでは,チェックカードとも呼ばれていました)。今までなかったのが,不思議なくらい。クレジットカード会社の陰謀かしらん?年末には,ほとんどの銀行が参加して,使えるお店も増えるようです。

 自分の中では,なかばジンクスになっているのですが,年末から年明けにかけて,気が抜けたのか,また熱を出して寝込んでしまい,休みのうちにと当て込んだ年賀状書きもできませんでした。スキャナーやらプリンタなど機材はしっかり揃えたのだけれど,なかなか思うようなモノはつくれませんでした。とはいうもののここ数年で,コンピュータの周辺機器の性能とコストパフォーマンスは,確実に良くなっていますね。これでしばらくは我慢できるかな?

 昨年は,留学していたので年賀状をさぼった分,少しは年賀状の数が減るかな?というか,減らそうかな思っていたら,いただいた賀状の枚数は,ほとんど変わらず。1年くらいいないだけじゃ,影響ないですね。しかし,日本も郵便番号を7桁にしたにも関わらず,今まで通り,クリスマスまでに投函しろというのは,効率が全く良くなっていないことの証明なのでは?って,元旦にすら年賀状を書けなかった僕が言っても説得力ないです。

 ロビン・ウィリアムスのパッチアダムスが,アメリカの大寒波にも負けず,お正月の興行成績第1位。これなら,間違いなく日本に来るだろうなぁ。楽しみ楽しみ。

1月5日(火):「シンデレラの日」(グレース・ケリーがモナコのレーニエ大公との婚約を発表。その他,いちごの日,囲碁の日など)

 いくつかのウェブ検索サイトでは,あるホームページがどこからリンクされているかについても検索できます。これを「まわりのアメリカ」を対象にしてやってみると,自分でも思いがけないところからリンクされているのに気づくことがあります。最近の逆リンクサーチの結果を以下にいくつかご紹介。

つれづれの記(10/27に思うこと):ハロウィンを話題にしたページです。茨城県にあるプロバイダの1ページ。

Links for living around NASA/GSFC:ワシントンDC近くにあるNASAの研究施設に留学されている方のホームページのようです。

留学関連リンク:東北大学の八重柏先生のページ。留学関連の情報は,やっぱり同じ様なところを見ていますね。Jビザのページにリンクされています。

ほえほえ日記:こちらも東北大学のミズバショウについて研究されている藤高さんのページ。ハロウィンの話題でリンク。

 ここを読んでいる方が,ホームページを持つことになったら,是非「まわりのアメリカ」にもリンクして下さいね。個人のホームページなら,無断リンクで構いません。トップページ以外へのリンクでもOKです。既に,ホームページのスペースをプロバイダのおまけなどで持っている人は,自分のブックマークをそのままホームページにしてしまうという手もありますよ。出先などで人のコンピュータからも,いつものネットサーフィンができて,ちょっと便利かも。

 さて,「チャペルヒル」を検索語にして,一番使えるのはInfoNavigatorかな?ここは,かなり「固有名詞」に正確に反応しているような気がします。でも反応の良さや,使い勝手などから僕が通常使っている日本語の検索サイトは,gooinfoseek。「チャペルヒル」をキーワードにいろいろな検索サーバーでサーチしてみると,チャペルヒルというハンガリー産ワインやチャペルでの結婚式を売り物にした式場のページ,中には,オーストラリアのゴールドコーストにあるそのまんまの名前の「チャペルヒルズウェディング」なんてページもひっかかってきます。当然,この辺りの結果もサイト検索エンジンの性能として,評価することにしているのですが,たまに寄り道してみるのも面白いモノです。でも,exite Japanという検索サイトなどは,海外ウェディングのページがまず表示されてしまうので,僕のブックマークに加えるまでには,至っていません。前にも書きましたが,あくまでもこれは自分のホームページの検索され方でそのサーバーの能力を推定しているのであって,一般的な検索能力とは,また違うかもしれません。

 ただ,意外にダメだと思っていたサイトが,いつの間にか使えるモノに大バケしていることもあるので,要注意です。最近流行のポータルサイトと呼ばれるネットスケープなどのブラウザを立ち上げて,最初に表示されるページ(homeボタンを押すと表示されるページ)を目指しているところは,検索以外でも最新のニュースや話題,各種チケットの予約,プレゼント情報,オンラインショッピング(あまり使わないけど)なども他に移動することなくそのウェブサイト内で見ることができて結構便利です。そのかわりにポータルサイトは,広告収入を得るわけ。僕も以前は,asahi.comを最初に表示されるページに設定していたのですが,最近は,my.yahooにこれを設定しています。アメリカでは,AOLが一人勝ちしているような状態ですが,日本のポータルサイトについては,今後面白くなっていきそうです。

 で,これらの検索サーバーは,ロボット型といって,サーバーが自分でインターネット上に公開されているページを検索して,データを自動的に収集するタイプのものが多く,膨大なインターネットのデータを常に最新の状態に保つのは容易でないことから,それを逆手にとって新しいものをメインに収録しているfresheyeなんかは,注目株です。ディレクトリー型のyahooも,最近は,自分の所に収録されていないサイトについては,gooやinfoseekで自動的に検索されるようになって,yahooだけでもかなりヒットするものが拾えるようになってきました。簡単なインターネットの検索方法やホームページの作り方なども,そのうち話題にしたいなと思っています。

 1年7カ月ぶりの円高で,今日は110円台。ほんと僕らがアメリカにいる時だけ,円安なんだもんなぁ。がっかりするやら呆れるやら。でも,これって根拠のない円高じゃないかな?日本の製造業などは,こんなに円高に戻っちゃって大丈夫でしょうか?まぁ,一般人にとっては,長い目で見れば,上がったり下がったりするわけだから,ドルで口座を持っている人は,気長に構えていろということでしょうか。フランスに行った時のフランをまだそのまま持っている僕にとっては,ユーロの動きも気になるところですが,まだまだ帳簿上でしか存在しないユーロですから,実際にユーロの現金が出回るまでは,2年ほど時間がかかるようなので,こちらも静観することに(って大した額でもないのですが)。

1月6日(水):「HAMACHI!の日」(てなわけで,お休み)

1月7日(木):「千円札の日」(1950年(昭和25年)聖徳太子の図柄で登場,その他,七草,爪切りの日)

 しかしまぁ,セガは,大丈夫なのかな?いまだにドリームキャストを店頭で見かけない。ケーブルやメモリだけやたら目に付くだけで,本体は,未だに売っているのを見かけたことがない。いかに歩留まりの悪いCPUを積んでいたとしても,社運をかけているんだったら,このタマの少なさは,TVCMみたいな冗談じゃ済まされないとこまで来ていると思うんだけど。

 日本ではここのところ,任天堂64がちょっと元気。ゼルダの伝説が64本体と一緒にかなり売れているようだし,音声認識のピカチュー元気でちゅー(自分で書いていても恥ずかしいタイトルだ)なども手に入りにくい状態。プレステはというと,大ヒット作は,2月発売ののファイナルファンタジーまで待たないといけないが,ビートマニア,やるドラシリーズ,昔スーファミででた「かまいたちの夜」など,ちょっと気になる佳作が多くて,量販店などでは,むなしくソフトのタイトルだけが並ぶドリームキャスト売場を後目に,64とプレステが山積みされている。ヤバいぞセガ。

 うれしいニュース。NBAのロックアウトがやっと解除に。なんとか半分くらいは,今シーズンも楽しめるかな?去就が注目されているシカゴブルズのマイケル・ジョーダンは,どうなるんだろ?

1月8日(金):「外国郵便の日」(1875年アメリカとの間に日本初の郵便条約が締結された。今日は,一か八かということで,勝負事の日なんてのもありますね。)

 アメリカにいるときに,せっかく日本からの手紙などを送っていただいても,日本から送って下さった方の送付先とこちらの住所の位置がちょっとずれていたために,こちらに届かずに日本に戻ってしまうということが何度かありました。日本の切手が貼ってあって,AirMailと書いてあるのにです。原因は?と考えてみると,差出人の住所もローマ字で書いてあることかな。

 宛先を中央に差出人を左上に書くのがアメリカの手紙の書き方の決まりですが,差出人の住所ががちょっとでも中央寄りだったり,宛名が下の方に書いてあると,もうダメみたい。特に裏面が写真だけで,表面に文章も宛名差出人の住所も書いてある場合は,アメリカのmailmanは,どうやら混乱しちゃうみたいです。日米を1往復半して届いたりして,年賀状だとちょっと時期はずれになっちゃうくらい時間がかかってしまうことになります。未だにチャペルヒルの元の住所に送られた郵便物を転送してくれる律儀なアメリカの郵便局ですが,けっこう間抜けなところもあるようなので,日本からアメリカに郵便を送る場合は,ご注意を。

 映画雑誌「ROADSHOW」(集英社)の執筆者が選ぶ98年度洋画ベストテンの第1位に「L.A.コンフィデンシャル」,2位「トゥルーマン・ショー」,3位「プライベート・ライアン」が選ばれた。トゥルーマン・ショー(Truman show),そんなに良かったかなぁ。先日見に行ったのですが,あまり前評判が良すぎたので,期待しすぎたのかも。評論家は,難解な映画を好むからなぁ。一般の人が喜んでみるものとは,ちょっとかけ離れている気がする。特に邦画は,気楽に楽しめるものが少ないよなぁ。

 PowerMacの新しいラインがサンフランシスコで行われているMACWORLD Expoで発表された。史上最強のMacということで,Pentiumよりだいぶ早いみたいだけど,問題はインターフェース。今までのものをレガシーインタフェースというようだけど,プリンタ接続用のシリアルインターフェースやSCSIインターフェースが無くなってしまった。これはiMacである程度予想されていたことだけど,これからはシリアルに比べて30倍早いUSBとSCSIの10倍〜20倍以上早いFireWire(Sonyは,i.Linkと呼んでいる)規格でいくようだ。今までのユーザーに買い換え需要を喚起するつもりだったら,使用中の周辺機器を使い続けるための,アダプタ類を附属させるべき。というか,それくらいは,してもバチが当たらないだろう。

ここのところ,インターネットの接続が悪くて,アップデートができませんでした。メールもちょっと遅れてます。ごめんなさい。

1月11日(月):「スモッグの日」(1965年,大気汚染が深刻になり,日本初のスモッグ警報が発令された。その他,鏡開き,蔵開きなど。「切る」という言葉が良くないので「開く」という言葉が使われているとのこと。そのため刃物も使わないで,木槌などで叩いて割るんだとさ。上杉謙信が武田信玄に塩を送ったとされる「塩の日」など)

 昨年は,大晦日の紅白歌合戦のビデオを日本から送ってもらって,やっとその頃の流行歌(死語?)を知ることができて,ちょっとの間に自分が知らない歌手が増えていることに驚いたり,この1年分は,誰かとカラオケに行ったときなど記憶空白状態となるのかな?などと思ったりもしましたが,年末から年明けにかけての98年ヒット曲などの特番で半年分は,取り戻したかな。

 でも,考えてみれば,アメリカでは,ラジオがそのままインターネットに流れているんだから,これは日本だけの特殊な事情なのかもね。それをやらないのは,どっかで規制が入っているからなのかな。アメリカではテレビやビデオのキャプションで歌詞もきちんと表示されるのも,この辺りの事情かな。著作権,著作権と騒いでいる割には,ユーザーサイドの利益は蔑ろにされているのは,日本の悪しき独自性に他ならないよね。

 さて,ちょっと前のことになりますが,年が明けて先週の1月4日,中村正三郎法務大臣が「軍隊を持てないような憲法をつくられて、改正もできないというなかで藻掻いている」と言ったことについては,確かに問題発言かもしれないけど,そればっかり取り上げるのもどうかと思う。この人,その他にもそのときの発言で,「アメリカの言う自由主義経済というのは自由ではないのであって、他の国が勝ちそうになると原子爆弾とミサイルが飛んできそうな自由で、すぐ貿易のスーパー301条(不公正貿易国への対抗措置強化条項)というようなものを出して人を脅かす」ってあたりは,核心をついているし,なんで今までの政治家や役人はこの位のことが言えなかったんだろう?と思えるほど。だけど,翌日には,不適切だったと陳謝しちゃったあたりは,ちょっと情けないぞ。

 アメリカ人の移民比率は,調査を始めた70年間で最高水準の,10人に1人が外国生まれという結果に。白人系のアメリカ人は,徐々に脅威を感じているんでしょうね。

1月12日(火):「スキー記念日」(1911年,オーストリアのレルヒ少佐が,上越市で陸軍の将校にスキーの指導を始めた日。最近は,だいぶスノーボードに押され気味ですね。夜中タバコの煙にむせたり辛い思いをしながら,狭いスキーバスでゲレンデに向うなんてのは,もうできません。)

 今朝は東京外国為替市場で,108円台にまで円が急騰。さすがに日銀が介入したようで,夕方には,112円台までに。久しぶりの円売り介入ですね。今アメリカ行くと,ものが安く感じるんじゃないかなぁ。帰国した頃に比べて3割近く円高になってるんだもの。アメリカ生活の印象も変わるだろうなぁ。株価が高騰しているのにドルが安くなり,経済の低迷が続くのに円が高くなるというダブルの不思議。そろそろ崩れても不思議じゃない気がするのだけれど。

マイケルジョーダンがいよいよ引退を決意したとの情報(USATODAY)。本当に本当かな?ブルズは,どうなっちゃうんでしょう?チームメイトの選手達も気がかりだろうな。

ここのところ,インターネットで,受信ができるのに送信ができないというトラブルに見舞われています。メールをいただいても,すぐに反応できないことがありますので,ご了承下さい。問題なのは,ホームページのアップロードも送信に含まれるようで,こちらも当日の分が書き上がっていても,サーバーに送れないことが度々で,ちょっと困っています。しばらく,ご心配をおかけするかもしれません。

1月13日(水):「タバコの日・ピース記念日」(1946(昭和21)年、たばこ「ピース」が発売。 JTによると発売日は,10日になってるけど?)

 トップページのカウンターが15000を超えていました。どうもありがとうございます。まぁ最近,GigaHitのアクセスログを見るようになってから,トップページのカウンターは,すべてのページを代表している数字ではないということがわかってきて,カウンターの数字の増え方もあまり気にならなくなってきました。どちらかというと,どこのドメインから来た人がどのページを見ているかの方が,面白いのですが,プライバシーにも関わるかもしれないので,ここでは取り上げないつもり。

 7月に買った中古車が,もう車検。いや,わかってたんだけど。今回は,きちんとディーラーで点検してもらって,悪いところは直してもらおうと思ったら,予想外に修理箇所が続出。安く買ったと思ったんだけど,甘かったかなぁ。だけど今でも,日本車で買いたい車はありません。

1月14日(木):「愛と希望と勇気の日」(こんな記念日があるんですね。1959年南極で越冬隊が犬のタロとジロに再会した日)

 ノースカロライナ大学出身のNBAスタープレイヤー,マイケル・ジョーダンですが,引退は本当でした。

1月15日(金):「成人の日」

 自分がアメリカにいる間に,日本に対して淡い幻想を抱いていたことに気づくことがある。伝統的な行事「成人式」についてもそうだった。今日少し遅めの初詣に行ったところ,いるわ,いるわ,振り袖なのに,茶髪で真っ黒に日焼けして,爆発したようなセット髪の女の子達。おまけに草履を履きながら,携帯持ってガハハと大口開けて話しながらだらしなく歩くもんだから,思わず顔を背けたくなる。全然格好良くないよ。

 これは,うちのまわりだけの現象かと思いきや,ちょっと離れたお台場あたりにも,やっぱりダサイ着こなしの着物姿の女性がぞろぞろ。いつから,こんなになっちゃんたんだろう?僕の記憶に残っている,きちんと和服を着こなしたお嬢さん達は,いったいどこにいったんだー!?

1月16日(土):「禁酒の日」(1920年の今日,アメリカで禁酒法が施行された)

 日本は,酒飲みに甘い国だと思ってたけど,ノースカロライナで自動車免許をとった時,教習本に書かれていた「夜は,昼間より酒を飲んで運転している人が多いので...」なんて件には,日本との違いを感じました。それだけ飲む人が多い国なのに,禁酒法があったなんて,信じられないほど。集団ヒスの気があるようなお国柄なので,そのうち「禁法」なんてのも,できたりして?

 今日と明日の2日間,平成11年度の大学入試センター試験が行われました。うちの大学は場所が狭くて,受験生を受け入れられるほど部屋がないためか,近くの予備校を借り受け,試験会場にして実地されました。日本にある約半数の大学がこのセンター試験を1次試験にしているとのこと。共通1次試験といっていた頃から比べると,ずいぶんと変わったものです。全国統一の1次試験というのも,アメリカだったら,馴染まないかもね。

 今日は僕も,試験監督として,とある会場を担当しました。センター試験の会場にいる試験監督は,その会場の大学の教官や事務職員がやっているのは,知っていました?試験監督は座ることも許されないので,一日中立ちっぱなし。間違いやトラブルがあってはいけないので,最初の時間は,受験生並みとまではいかないものの,かなり緊張して部屋に向かいました。部屋には,「僕たちの正月は,三月だ!!」とか「親身の指導」なんて張り紙があって,入学試験を予備校で受けるという,なんだかミスマッチなシチュエーション。僕も予備校の教壇に立つなんて機会は,そうそうあるものではないので,なんか妙な気分です。監督者には,実施要項に基づいた業務や台詞まで事細かに書かれた「監督要領」が予め一冊ずつ手渡されています。各科目の試験の始まる前と終了時には,同じ台詞を何度も繰り返すのが,ちょっと苦痛。受験生には,どう聞こえたんだろう?

 受験票の写真と受験生の顔を見比べて確認するという業務もこの中に含まれているのだけれど,当然の事ながら,試験中は下を向いている子が多いので,結構,これが難しい。中には,帽子をかぶったまま試験を受けているフザケタ奴もいるので,ますますわかりづらくなります。部屋の中では帽子を脱ぐってのは,もう常識じゃないのかな。さらに写真を撮った時よりだいぶ時間が経っていたり,白黒の写真なのに本人は茶髪ロン毛だったりして,本人と写真が完全に一致しているとは思えないような学生も多くて,この辺り,もうちょっとセンター試験の企画立案の担当者は考えて欲しいな。

1月18日(月):「振り袖火事の日」(明暦3年の大火。江戸の町で死者10万人)

1月19日(火):「のど自慢・カラオケの日」(敗戦直後の1946(昭和21)年NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」として放送開始 映画「のど自慢」の公開は,これに合わせたのかな?)

 アメリカでお正月を過ごしたときに,なんだか物足りなかったのは,休みがなかったことや年賀状がなかったことあたりが原因かと思っていたけど,すっかり忘れていたものがありました。お年玉。この二つは,成人男女2000人のアンケートでも,お正月といえば,の1位と2位です。

 これって起源は中国らしいけど,やっぱり日本のお正月には欠かせないものですよね。最近はもう,もらうこともなくなったので忘れていたんだけど,お年玉は,一番お正月らしいイベントだし,お正月が楽しみに思えるのは,お年玉がある(あった)からだと思います。アメリカには,直接お金を子供にあげるという慣習はないようで,やっぱり文化の違いなのかな。といいつつも,その昔は,日本でもお餅を配っていて,最初はお金ではなかったようだけど。

 で,このお年玉。最近の日本の不景気を反映してか,額も減っているそうです。子供達も大変ですね。以下,3位は,おせち料理,4位が鏡餅。

1月20日(水):「玉の輿の日」(すごい名前の記念日がまたひとつ。1905年モルガン財閥の御曹司が芸妓のお雪を見初めて結婚した日)

 最近帰国直後に比べて,DVDのソフトの値段が上がってきているような気がする。DVDドライブ付きのWintelマシンとソフトを何本かアメリカから持って帰ってきて,日本でソフトの値段を見たときは,しまったと思ったんだけど,今度売り出されるハリウッド版ゴジラなんて,なんと1万円もするらしい。東宝はDVD規格をつぶすつもりかな。ソフトの値段は,会社によってまちまちのようだ。ワーナーブラザースなどは,わりと良心的な価格だし,容量の関係でレーザーディスクに入れられないメイキングをDVDに入れたりして,DVDの市場に対して積極的なのが伝わってくるけどね。

 だいたいひとつのソフト作るのに一番手間がかかるのは,物理的に考えてもテープメディアのVHSでしょ。それよりも格段に画質がいいとしても,「ガチャン」とプレスで作れるレーザーディスクやDVDを,ビデオテープソフトの数倍に価格を設定するっていうのは,正気の沙汰とは思えません。アメリカでは,だいたいDVDの値段が20〜25ドル前後。ビデオソフトの値段が,発売直後のもので15〜17ドル前後。このくらいが適正価格じゃないかな。このところの円高を考えても,アメリカで3000円相当で売られているものを,日本語字幕をつけただけで10000円で売るってのは,暴利だよね。日本のDVD関連会社は,ソフト屋さんもハード屋さんも,もうちょっと足並みを揃えて,くれないと。ここにもユーザーのことを考えない,日本の体質がチラリ。閲覧回数制限機能付きのDVDソフトって規格も,どこいっちゃったんだろ?

 この辺のことは,DVDの地域コードのことも含めて,PCWatchの元麻布春男さんによる週刊PCホットラインが,すっきりと書いてくれているので,是非どうぞ。

 またアメリカに行ったときにでも,DVDソフト買ってこよっと。やっぱり日本公開前に話題作を見ることができるのは,快感。

1月21日(木):「料理番組の日」(料理番組の元祖は,1937年イギリス。その他,薩長同盟ができたことから「ライバルが手を結ぶ日」なんてのも)

 ロビンウィリアムスが,来日。映画「パッチアダムス」は,いよいよ3月から日本でも公開されることに。試写会のお知らせもちらほら見るようになって,楽しみです。映画での設定はバージニアのようだけど,ロケに使われたノースカロライナの絶景やUNCのキャンパスなど,細かいところばかりに目がいきそう。あの美しいアッシュビルの山並みも望めるらしい。何度も見たくなりそうなので,ビデオがでたら絶対に手に入れないとね。 

 留学前からこのホームページを初めとしていろいろと活躍してくれたパワーブックの調子が今ひとつ。とうとうクリックボタンもきかなくなってしまった。自分で直そうにも,特殊なドライバーが必要で,開けることすらできない。仕方がないので,マウスをつなげて,トラックパッドでクリックやドラッグができるように設定し直したものの,たんなるカーソルの移動のつもりなのに,テキストが選択されてしまったりして操作性は今ひとつ。右手の親指でポンと叩く小気味よい感触も,今となっては妙に懐かしい。新しいG3Macを褒めすぎて,ストをおこされたのかもね。

1月22日(金):「飛行船の日」(国産で初の飛行船「雄飛号」が実験飛行)

 「今日は,疲れたから早く帰ろう」と思ったのに,ついつい足は電器屋に。偶然見つけたのは,最後の1台になったドリームキャスト。これも何かの縁だ。気がついたら,湯川専務の写真のついた箱とソフトのソニックを持ってレジに並んでいた。

 ドリームキャスト(DC)は,家庭用ゲーム機としての顔がもちろんメインなのだけれど,起動時にロゴこそでないものの,れっきとしたWindowsCE機。インターネットにも接続できるというので,半信半疑ながら,電話線をマシンにつなげ,専用ソフトのCD-ROM(DCでは,通常のCD-ROMより容量が大きいので,GD-ROMと呼んでいる)を入れて,表示の説明に従って画面上で自分の個人情報を入力して,セガのプロバイダ”ドリームキャストネットワーク”に接続。あっけないほど簡単にインターネットに繋がった。これは,もしかするとマシンの大きさを考えるとiMacよりも手軽かも。3月までは,接続料も無料とのことなので,現在存在する日本のどのプロバイダよりもお得なのは,間違いない。しかもこのプロバイダ事業でセガは,すでに10万人以上の会員を獲得したことになり,2カ月で大手プロバイダの地位にのし上がった。AOLジャパンが2年かかってやっと20万人のユーザーを獲得したことから考えたら,かなり驚異的。しかし,このあたりのシステム構築は,アメリカ発売時にどう対処するんだろう?

 TV画面だと一度に表示できるエリアが狭いことや,文字を入力時にゲーム用のコントロールパッドを使わないといけないのが玉にきず。そのため新たなサイトを見に行くときは,いちいち文字をカーソルで移動して入力しなくてはいけない。ただ,幸いなことに僕の場合は,見に行くサイトがだいたい決まっている上に,そのサイトはブックマークとして「まわりのアメリカ」に登録済。ブックマークページだけメモリに読み込むようにすれば,あまりストレス無くネットサーフィンをすることも可能。ホームページのBackとForwardもゲームパッドでできるので,マウスを使うより楽な点もある。音がでないとかJavaには対応していないなどブラウザの性能が今ひとつだが,これは今後対応していく予定とか。テキストベースの情報にアクセスするだけならほとんど問題はない。

 WindowsCEというOSは,Windows98/95の機能縮小版で,ハンドヘルドコンピュータや電子手帳などに採用されているため,DCとしての性能も今ひとつじゃないかといううがった見方もできそうだが,どうやらゲーム機としての性能は全くOSの影響を受けることがないようだ。それはゲームを始めてみるとすぐわかる。思わず見とれてしまうほどのデモムービーやキャラクターの質感からして,今までのゲーム機の常識を遙かに越えたと思えるほどの描画性能を実感できる。しかもゲームで行き詰まったときはインターネットにそのまま接続して,攻略法を見ることもできるという凝り様には,感嘆するばかり。とりあえず,今のところべた褒め状態。

 学生時代には,ゲーム情報誌のライターのバイトもこなしていたという怪しい過去を持つHAMACHI!だが,もっとも重要な問題は,ゲームにどっぷりハマれるほどの時間がないということ。うーん。

 この23日からは,プレイステーションが4度目の値下げで,DCの半額以下の値段に。プレステの次期モデルも噂されているようだし,しばらく目が離せませんね。

 よい週末を。

1月25日(月):「お詫びの日」(1077年「カノッサの屈辱(テレビ番組じゃないよ)」ローマ皇帝がローマ教皇に破門を解いてもらために許しを請うた事件より)

 サマータイムが2001年にも導入されそうな雰囲気。温暖化の抑制を狙って,参議院から法案が提出されるとのこと。またそれに先だって,総理府でも3000人に地球環境とライフスタイルに関するアンケートを実施したところ,サマータイムの導入について賛成と答えたのが,54%と初めて過半数に達したとのこと。仕事が終わった後もなかなか太陽が落ちてこないっていうのは,なかなかいいですよ。まぁ日本では,明るいうちからだと飲みに行きにくいという人も多いかもしれないけどね。反対意見で最も多かったのは,日本の風土に馴染みにくいという理由。でも,以前中止された昭和20年代とは,時代も環境も違うのだから,そんなこと気にしないで是非導入してもらいたいものです。2000年からだと早すぎるのかな?それともコンピュータの2000年問題とかち合って,ますます混乱するのを避けるためなんて理由もありそうです。

 ここのところ,妙にアクセスが増えているので,どこか新しくリンクされたのかなぁ。知っている人がいたら,教えて下さい。「まわりのアメリカ」に来て下さった95%以上の人がNetscapeもしくはInternetExplorerのバージョン3以上を使っていることもわかったので,近いうちに現在使っているホームページの作成ソフトをJava-scriptに対応したものへと変えるつもりです。更新に支障が出ることやブラウザのバージョンによってはエラーが出ることも予想されますのが,どうぞご了承下さい。

 カエルママの楽々アメリカン・クッキングページに,2品追加しました。どうぞ見て下さい。

1月26日(火):「パーキングの日」(1959年(昭和34年)に丸の内で,国内初のパーキングメーターを設置したことより)

 昨日の夜,雨の中,都内を運転したのですが,しっかし,路上駐車多いですね,日本は。いや,東京近辺しか見てませんけど,どこもこんなもんでしょ。路上駐車を完璧に取り締まると,何か悪いことでもあるのかなぁ。渋滞はなくなるし,アイドリングが無くなる分,流行の地球温暖化にも貢献できる。交通事故だって少なくなるはず。警察も行政も本気で駐車違反を減らそうと思ってないんじゃないかな。未成年者の喫煙とか飲酒とかもそう。

 以前「まわりのアメリカ」で紹介させていただいた,インターネットでアメリカのラジオ局の放送がライブで聴けるというBroadcast.comですが,その日本版ができることに。これでインターネットがあれば,海外駐在中でも浦島太郎状態にならずにすむかも。日本にあるラジオ局ったって,アメリカに比べれば大した数じゃないから,すぐにできそうなもんだけどね。

1月27日(水):「求婚の日」(1883(明治16)年,新聞に初の求婚広告が掲載された。どんなんだったんでしょうね。見てみたいな。その他,国旗制定記念日1870(明治3)年など)

 日本人の海外出国者数は,前年より99万人も減少,外国人の入国者も減少傾向にあるとのこと(法務省。このデータ,まだウェブには掲載されていないようです。)。不況による経費削減のためとはいえ,ちょっと淋しいですね。でも,僕らが自費で留学中に,会社の経費でMBAのコースなどに留学している人の暮らしぶりなどを見ると,うらやましかったのは事実です。

21世紀は,2000年から始まるのか?それとも2001年からか?について,歴史学的には2001年から始まるのが正しいとされているようですが,なぜか中国の専門家が大論争をしているようです。キリストが生まれた時にスタートした暦なんだから,中国の人が騒ぐのが不思議なのですが。

 2001年といえば,Windows機には,2000年問題ならぬ2001年問題が,サマータイムを実施している国でおこるとのこと。こりゃ,日本のサマータイムも2002年からになるかな。

 アメリカがまたスーパー301条を持ち出してくるらしいですが,この辺りに関しては,中村法相,正しかった(1月11日の項)ですね。

1月28日(木):「ダンスパーティの日」(1883(明治16)年,鹿鳴館がオープン。その他コピーライターの日など)

 今週末のSuper Bowlのテレビ中継で,Appleが15年ぶりにCMを流すとのこと。留学から帰ってきて,自分のまわりがWindowsマシンだらけになっていて驚いた僕としては,Appleが本当に復活するための起爆剤になれば,うれしいのですが。なんでもそうですけど,圧倒的なシェアって,面白くないじゃないですか。

 内容は,スタンレー・キューブリック監督による「2001年宇宙の旅」に出てくるコンピュータ"HAL 9000"("IBM"というアルファベットの1文字ずつ前の文字)を引き合いに出して,Macなら「西暦2000年問題(Y2K problem)」は起きないという内容を2001年の時点から大変だった過去(2000年)を振り返るという設定で放送する模様。少し前まではAppleのwebsiteからもこのムービーがダウンロードできたようで,予め放送内容がわかってしまうと驚きも少なくなりそうですが,少し違うバージョンで放送されるという噂もあり,どんな映像を出してくるかが楽しみです。といっても日本じゃCMまでは見られないんだろうなぁ。キックオフ後すぐのCMで,100万ドルをかけて,およそ1億人の視聴者に向けて放映されるとのこと(ってことは,Super Bowlの視聴率は40%前後ってこと? チャンネルがいっぱいあって,個人主義のアメリカでこの数字は驚異的ですよね)。

 毎月恒例の(恒例にするなって)今月(1/1〜1/27)の人気ページベスト20。ま,自分のためのメモみたいなもんです。読み流して下さい。( )内は,前回の集計結果です。

1位:←

まわりのアメリカトップページ

1915(1495)ヒット

2位:←

その後の「まわりのアメリカ」トップページ

630(625)

3位:

1999年1月 このページ!

519(0)

4位:↑+4

J-VISAの申請

352(182)

5位:↓-1

Around the HAMACHIトップページ

299(261)

6位:↓-1

アメリカ滞在便利リンク集 

287(251)

7位:↑+4

銀行とお金 

223(140)

8位:↓-5

1998年12月 

433(519)

9位:↑+3

チャペルヒルのまわり

208(128)

10位:↓-1

「まわりのアメリカ」日記目次

190(154)

11位:↓-1

楽々アメリカン・クッキング

175(148)

12位:↑+1

チャペルヒル・生活のセットアップ

169(114)

13位:↑+2

1997年6月「渡米準備2・渡米」

157(105)

14位:↑+3

車・免許・ドライビング

155(95)

15位:↓-8

フロリダ州オーランドへ(1997年12月)

149(227)

16位:←

「まわりのあめりか」はじめに

139(102)

17位:↓

コンピュータとインターネット接続ガイド

129(111)

18位:

J-VISA保持者のための確定申告

115(データ無)

19位:

1998年6月「またねチャペルヒル」

109(データ無)

20位:↓-2

日本から持ってくると便利なもの

102(88)

総ヒット数

8115(6681)

総訪問者数

4101(3462)

 この結果を見て,最初に気がつくことは,Jビザ関係のページを参照している人の数が増えてきたこと。今回は前回よりも全体のヒット数も増えているのですが,Jビザの申請については,前回の2倍近い人が読みに来ているようです。日本の年度代わりにあわせて春からの留学を控えている人が多いのかなと思っています。過去の日記は,渡米最初と最後の日記がランクイン。あの頃と同じ様な気持ちで読んでくれる人がいたらいいな。

1月29日(金):「人口調査記念日」(1872(明治5)年,初の全国戸籍調査実施)

 スウェーデンの自動車メーカー,ボルボの乗用車部門が,アメリカ・フォードに買収されるとのこと。日本ではボルボといえば,乗用車しか知らなかったのですが,トラックや船舶,建設機械まで,けっこう手広くやっていたんですね。フォードは,マツダと同じようにボルボという名前を,今後も残していくのだと思います。アメリカは,子会社から親会社を辿っていくと,意外な名前に行き着き,それが巨大なコングロマリットだったということに気づくことがあります。人気のある名前は,残して欲しいですよね。最近のボルボは,無骨なスタイルをやめて,だいぶ洗練されてきたように思えて楽しみにしていたのですが,台所事情は厳しかったみたいです。

 「まわりのアメリカ/Around the HAMACHI!」を読んで,トップページのボタンを押してメールを送信して下さった方が,300名を越えました。数えたのかって?いえいえ,あのボタンを使ってメールを送信すると,通常のメールとは違って,空メールが添付ファイルとして送信されるため,そのファイルに僕の使っているメールソフトが自動的にナンバリングしてくれるんです。ちょっと便利です。もちろんボタンを使わずに直接メールを送って下さった方を加えると,総数はその数倍になるかと思います。やりとりしたメールの数は,800通ほどになります。アメリカでは時間があったんだなぁとしみじみ。この数を少ないと見るか多いと見るかは,経験がないのでわかりませんが,「まわりのアメリカ」トップページのヒット数から換算すると,約5%の方が,わざわざ時間を割いてメールを送って下さっているということに。お陰様で,ホームページを作る楽しみを十分に味わうことができました。感謝!

 今から12〜13年前のパソコン通信の黎明期から,コンピュータの画面上で,人の文章を読んだり,掲示板に書き込みをしてきて,その人の文体からある程度,その人の性格や僕との相性を推測することができるようになりました。かえって深読みしすぎて,考え過ぎちゃう事もあるのですが,最近は,自分の都合しか考えないような妙なメールも増えてきたので,少し対象を絞るなどしてポリシーも変えざるを得ないかなぁと思う次第。

 例えば,「Jビザに関する質問」というタイトルで先日届いたメール。Jビザ関係の質問が書かれていたのですが,最後に一言「速やかなお返事待ってます。」僕は専門家じゃないんだってば。しかも差出人の名前も書いていない。一応返事は書いたけど,その後の返信は一切無し。メールアドレスから推測するに,某有名私立大学の学生らしいけど,こんなやつが,アメリカに留学しに行っても,日本の恥をさらすだけだよ。きっと。他にも,もうひとつ。ビザ関係のメール「アメリカで警察官になるには,何ビザが必要ですか?」というメール。これも大学生。知らないっつーの!まともなメールが来ると,ほんと,ほっとするんです。最近。僕から見れば,非常識なメールや失礼なメールが多くなってくると,こんなのに対応していて,きちんとしたメールを送ってきてくれた人とやりとりする時間がつぶれるのもしゃくなので,へんてこなメールにはもう,反応しないことにしようと思います。

 「まわりのアメリカ」自体,自分でコントロールできないほど大きくなってしまったし,そのためか,ここがどういうサイトかわからずに読んでいる人も増えてきているようなので,もう無駄にコンテンツを増やすのはやめようと思います。日記のページに足繁く通って来て下さった方には,本当に申し訳ないのですが,帰国して既に8カ月を過ぎ,そろそろ,僕のまわりの「アメリカ」について書ける新鮮な話題や回想するネタも尽きてきました。自分で書いていて時々未練がましいなぁと思うこともしばしば。トップページにも既に書いてあるように,日記ページは,本当に気が向いたときにだけ書くという不定期更新のコラムページに,他のページはメンテナンスモードに移行するつもりです。というのはまぁ,表向きで,2月,3月は,かなり忙しくなりそうなので,物理的に全く更新できなくなる前にアナウンスしておきたかったから。何か書き加えたら,更新日は今まで通りトップページに記載しますので,気が向いたときにまた遊びに来て下さい。3月には,またノースカロライナに行く予定なので,その頃には少し付け加わると思います。

 というわけで,今まで長い間応援して下さって,本当にありがとうございます。また,このサイトのスペースを快く貸して下さった株式会社aimにも,心より感謝します。インフルエンザは,ますます猛威をふるうとのこと,皆さんもどうぞお気をつけ下さい。


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