まわりのアメリカ 5月

 

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5月1日(金)5月になりました。「まわりのアメリカ」の連載(?)も,早いもので1年目を迎えます。おつき合いありがとうございます。

 この辺りで暮らしていて,意外と気がつきにくい良い点がありました。どこでも割と平屋が多いので,エレベータを待たなくて良いことです(その分横に歩かないといけないのですが)。日本にいたときは,1階から11階までエレベータに乗らなくてはいけなかったのですが,朝の出勤時間には,ほとんど各駅停車になるため,目の前でエレベータに行かれてしまったりすると5分以上待たされることもありました。こちらの大学の建物は,高くても5階建てくらいなので,エレベータの前でいらいらすることが少なくて済みます。かと思うと,僕の研究室がある建物は,4階建てで結構年代物なので,エレベータもそれなりに古くスピードもゆっくりしたもので,しかも現在位置の表示もないため,人によっては,待ちきれないでらいらしている人も見かけます。

 そういえば,アメリカ人にもせっかちな人が多いような気もします。カフェテリアのレジなどでは,会計の人が「早く払えよ」と言わんばかりに,手を突きだしてくるのは,日本ではあまりなかったことです。

 大学内のカフェテリアなどでは,シャツや靴を着用するようにという張り紙が見られるのは,どんな人向けに書かれたものなのか未だにわかりませんが,どんな格好をしていようとも,おなかがすいたら,そのままカフェテリアに突進してしまう人がいるからなのでしょうか。ホテルのようなきちんとしたところでもないので,そのくらいどうでも良いような気がしますが,想像できないような事態を見越してのことかもしれません。張り紙がなかったら,どんな人が来るのか見てみたい気もします。

 今日は夕方からインターナショナル・プレイグループで一緒のBさんに招かれ,この5,6月に帰る家族のために送別会を開いていただきました。5月は,ビジネススクールでも卒業式があるため,会社から派遣されていてこの時期帰国する人はけっこういるようです。Bさんのお宅が広くてきれいなのには圧倒されました。子供達も家中を探検したり,じゃれ合ったりと楽しかったようです。

5月2日(土)今日は,近場で気になっていたけど,まだ行ったことがない場所に行ってみました。一つ目は,Patterson's Mill。ここは,小物のアンティークショップといった雰囲気で,店内には所狭しとガラクタ(失礼!)が置かれていました。オールディーズのアメリカングッズが好きな人,タバコに思い入れのある人などには,こたえられない場所かもしれません。日本へのおみやげになりそうな物も何か見つかりそうですが,床屋さんのイスなんかはさすがに持って帰れません。

 二つ目は,Funtasia Family Fun Center。ここは時々車で通り過ぎることもあり,ミニゴルフがあるのは道から見えていました。ミニゴルフは,家内と二人分で,10ドル。大したトリックはないのでちょっと高く感じるかも。クーポンを見つけて使いましょう。その他にもバッティングセンター,ゴーカート,ボートなどがあり,子供達はバースデーパーティもここで開けるようになっています。

 こちらでは,子供が好きそうな場所では,たとえば博物館でも(!)たいていバースデーパーティが開けるようになっているのが,いいですね。このあたりからも子供が大切にされているのが伝わってきます。どこかの国のように少子化対策なんて政府主導でやるものではないような気がします。夕食は,鰻丼など。明日は,RDU空港周辺で行われる航空ショウに行くつもり。

5月3日(日)今日は,昨日の告知通りRDU空港で行われたRDU AIR EXPO 1998に行ってきました。例年すごく混むと聞いたので,開場時間の10時に間に合うように会場に着いたら,楽しみにしていたデモンストレーション飛行は,午後3時からとのこと。会場は,RDU空港に2本ある滑走路のうちのひとつで,時間までは,通常と同様に一般の飛行機発着を行うのだそうです。だんだん日差しが強くなってくるし,ちょっと早く来すぎたと後悔。

 デモ飛行をしない展示用の飛行機もたくさん駐機していたので,いろいろと見て回り,時間をつぶそうと思いましたが,飛行機の中に乗り込めるところでは,どこも長い列ができていて,並ぶだけでつかれてしまいそうなので,早々と芝生に陣取って,オニギリを頬ばったり,のどを潤したりして,娘と遊びながら,何とか時間まで乗り越えました。デモ飛行は,息をのむテクニックのオンパレードで,待った甲斐があったと思います。画像付きのレポートもどうぞ。

 日本のテレビでアメリカの航空ショーが電波に乗るときは,決まって墜落だの惨事があったときなのですが,ありがたいことに今回はそういうこともなく,みんな無事でした。が,全く油断していたので,すっかり日焼けしてしまい,しばらく辛そうです。夕食は,フィレミニオンステーキ。ウェルスプリングの肉なのでちょっと高いけど,なかなかいけます。でもコストパフォーマンスは,リブアイの方が上かな。

5月4日(月)告白します。私は,アメリカ滞在の間に,ケチャップを山ほど使うようになってしまいました。(9月5日参照)まぁ,最初に比べれば増えたという程度で,アメリカ人と比べて,使う量にはまだ差があると思っていますが,体重が増えた要因のひとつにはなっているでしょう。特にターヒールカフェのハンバーガーは,まずい,いや口に合わないのでケチャップはもとより,タルタルソースのお世話になることも...(これでけっこうましになるんです)。あとは,バーガーキングのポテトもケチャップ無しでは食べられません。無理して食べるこたぁないんですが,コンボで頼むと付いて来ちゃうんで。ただし,コンボというのに騙されてはいけません。それぞれ単品で頼んでも同じ値段のことがあるので,要注意。便利なのは番号を言うだけで物が出て来るということだけです。HAMACHI!家は家族3人なので,最近は一人がコンボを頼み,他が単品で注文して,コンボに付いてきたポテトをみんなで分けるという方式に変わってきました。

 あと,カフェのレジのまわりには,必ず食べきり用サイズのポテトチップスの袋がおいてあります。アメリカに来た最初の頃は,「なんだよ,アメリカ人は,飯と一緒にお菓子を喰うのかよ」と呆れたものですが,このごろは,アメリカ人にとってポテトチップスやチョコチップクッキーは,おやつではなくて,ランチと一緒に食べるものだということも理解してきました。自分でも,さすがにレジで袋を取りあげることはしませんが,サンドイッチなどの付け合わせで,「つけるか?」と聞かれると「うん。」と答えるようになってきました。そうそう,サンドイッチには,ピクルスも欠かせません。日本に帰ったら,大学生協食堂のメニューがどのように僕の目に映るのでしょうか。夕食は,アスパラガスとゆで卵のマッシュルームクリームキャセロールなど。

5月5日(火)こどもの日。隣の研究室にいるポーランド人のW先生の奥様は日本人で,彼らの赤ちゃんが初節句のため,家には鯉のぼりが飾ってありました。チャペルヒルで鯉のぼりが見られるとは思いませんでした。また,インターナショナルプレイグループでは,子供達と一緒に新聞紙で兜を折ったり,大きな紙と割り箸で鯉のぼりを作ってあげたりしたところ,みんな大喜びだったようです。

 さて,今日は,ノースカロライナ州の選挙の日。選挙が近づくと交差点のまわりに候補者の名前が書かれた小さな立て札が増えるくらいで,街頭演説もなければ,選挙カーもないので,静かなもんです。その代わりにこちらでは新聞や放送メディアを使った選挙運動が盛んです。メディアが結果を左右しすぎという批判もあるようですが,こちらの方が,見たく(聞きたく)なければ見なくて済むし,日本よりはうるさくない分,冷静に判断できるような気がします。投票日も日曜日などではなくて,平日というのが面白いですね。まぁ,外国人である限り,政治にはあまり関係ないのですが。夕食は,和風ミートローフなど。

 引っ越し業者は,いろいろ悩んだ末,最終的にヤマトに決めました。見積もりの額が一番安かったのが,やっぱり一番のファクターになりました。細かく見ても,見積もりの容積(cft:cubic feet)もヤマトの方が多めで,保険率も一番低く押さえられていたのは,ありがたかったです。日通への断りの電話からは,もうちょっと勉強してもらえたようですが,もう決めてしまった後だったので,ごめんなさいをしました。結果的に日通は,評判ほど悪くなかったなぁという印象。西濃は最後まで特徴がつかめませんでした。日通は,企業からの派遣というお得意様がたくさんいるから,僕らを逃したからって,いいよね。そうそう,日通はパンフレット,見積もり,及び説明書などの間に整合性が取れていなかったのも気になった点でした。

 このページをとても丁寧に読んで下さっているシアトルのN先生から日付がずれているとのご指摘をいただきました。日付の部分だけ毎日カット&ペーストしているので,またやってしまいました。どうもありがとうございます。

5月6日(水)Appleから新しいコンピュータ(iMac)が発売されます。なんだかワクワクしてくるデザインです。ニュービートルが出たときと同じようなワクワクです。道具はやっぱり使っていて楽しいものがいいですね。僕の場合は,楽しい方向に進みすぎて,仕事が進まないことが問題なのですが(笑)。引っ越しの手はずがほとんど整ってきた今日になって,ボスから,もう1年残らないかなんて言われたり(たぶんリップサービス)して,かなり心乱されることがあったのですが,新しいMacで吹き飛んでしまいました。

 帰国日に合わせて,いろいろなことが動き始めています。例えば,銀行。銀行口座は,希望すれば帰国後も残しておけます。NationsBankの場合,口座の残金が500ドル以上あれば,口座維持費やチェックカードのマンスリーフィーを請求されることはないそうです。口座の残高に変化があれば,日本まで毎月レポートも送ってくれるとのこと。

 日本人専用クレジットカードのプレミオもそろそろ使用を控えないと,次々回の請求は日本に来ることになって,締め日までにチェックを送り返せないと面倒なので,近いうちに止めることにしました。ここは,いつの間にか最大の売り物だったはずの24時間対応でもなくなっていたりして,最後まで印象悪かったなぁ。そのかわり,NationsBankのクレジットカードに申し込むことにしました。この1年間で,受理されるかだけの適当なクレジット履歴ができたかどうか,ちょっと心配なのですが,自分とこのお客さんだしと思って,出してみることにします。これでクレジットカードが作れれば,日本のシティバンクの新しいサービス,ドル建てのカードの代わりにはなるし,さらにアメリカのクレジットがまた稼げると言うことになります。もちろん,これらはすべて,今後日本や海外で,ドル決済するケースが増えることを前提としての話です。

 あとは,アパートのマネージャーに契約の終了(ちょうど1年)を告げたところ,Terminationの手紙を書くように言われたので,これも渡しました。レンタルの家具も引っ越しの日に引き取りに来てもらうように手配しました。家具を持って来るときは,予定通り来ないなど,トラブルがあった(6月30日)のですが,今度は大丈夫かな?何かあってもこっちは帰っちゃうからね。ケーブルテレビの契約も5月いっぱいと伝えたのですが,請求書が6月半ばまでの分としてきたので,文句の電話を入れたところ,とにかく一度払ってもらってから残りを払い戻しするとのこと。ここもいい加減だから,大丈夫かなぁ。夕食は,スパゲティカルボナーラなど。

5月7日(木)今日は,公式には,今期のESL最後の授業でした(「公式には」と書いたのは,来週担任のD先生のお宅で非公式の授業とパーティがあるからなのですが)。今日の授業が始まる前には,用紙が渡され,D先生と今期のESLの評価を記入するように言われました。

 学生が先生を評価するというのは,アメリカではごく一般的な話で,学校関係だけでなく,業種・職種を問わずいろいろな場所で行われていることです。日本ではまだ,学生が教師を公に評価するなんて制度的にも心理的にも難しいことですが,こちらでは自分や組織を向上させるために,直接,顧客(学生)からもらえる意見というものをとても大事にします。「評価する側」が「評価される側」を評価するだけの技量があるかどうかはあまり問題にはなりません。もちろん自分が評価される手段は,これだけではなくて,自己評価と(営業)成績など職場での評価を全て加味された上で,客観的な自分の評価になるため,大学では,学生に人気のない教えるのが下手な教授も,研究で頑張っていればそれなりに認められるようにできています。

 ただ,厳しいなと思うのは,終身在職権(tenureという)を持っている教授や助教授でも,研究,教育とも成績が悪くなり大学に貢献していないと判断されれば,自分の研究室が縮小されたり,果ては取り上げられてしまう場合もあることです。これは,一度自分の場所が決まったら何があっても最後まで研究室や講座の大きさが変わらない,何でも平等の日本では,まず考えられません。どちらがよいのか僕にはまだ判断できませんが,少なくとも自分が関わる仕事全てについて評価され,自分がその結果を知ることができるアメリカの方式は好ましく感じるし,頑張っている人にはフェアなシステムだと思います。

 どうしてこういうことを言うかというと,例えば,日本の歯科や医科大学の教官は,研究,臨床(治療),教育のどれひとつも欠かさないように努力することを求められますが,大学での実際の評価は,「研究」,「臨床」,「教育」の順にウェイトが軽くなってしまっています。軽いどころか「臨床」,「教育」に関して言えば,無いに等しいくらいで,これらは「研究」と同じかそれ以上に時間がかかることなのに,これらを評価するためのきちんとしたシステムは存在しません。アメリカでは,このウェイトも,自分で決めることができ,自分がフォーカスをおいている分野で評価を受けることができるのですが,日本のシステムでは,その人物の「研究」の成果や「評判」を知ることはできても,客観的に人を「評価」することは不可能です。こんなことでは,よい学生は育たないし,臨床においても,治療の準備や患者さんの電話予約も治療時間中になにからなにまで自分でやらなくてはいけないような状況では,レベルの高い治療を患者さんに提供するのは難しくなるばかりだと考えるのですが,きっと日本でも何か糸口は見つかりそうな気はします。夕食は,OBEシュリンプ・ライス。

5月8日(金):TGIF! 最近,週末がものすごく早く来るような気がします。電気も電話も6月に入ったら止めて(ここのアパートの場合,電気はいつも通じているので「締めて」と書いた方が正確かも)もらうように電話で連絡しました。どちらも帰国直前まで使うものなので,請求書は,日本に送ってもらうように手配しました。住所は当然日本語の単語なので,相手に伝えるのはアルファベットを一文字一文字,電話口で伝えるのが意外と面倒です。あ,そういえば,電話は申し込み時にデポジットを払っているはずです。もう一回電話して,どうなるか確認しないと。

 さて,ESLに2期通ってみて思うことは,アルファベットを使っている国とそうでない国では,英語の習得にもずいぶん差が出るなぁということ。今のクラスには,フランス人,スロバキア人,ドイツ系スイス人(彼らとドイツ人はあまり仲が良くないんだって!),ブラジル人,中国人,日本人と,かなりバラエティに富んでいますが,中国人と日本人は,他の国から来た人に比べて,どうも分が悪く,スタートラインからして違うような気がします。誰もが英語が母国語でなくて,それなりに英語を勉強する気があって,ESLに来ているのはずなのだけれど,ゲルマン語派(広くはインド・ヨーロッパ語族)を母国語に持ち,アルファベットを母国語に取り入れている国から来た人は,英語の馴染み方も僕たちと比べて格段の差があることはすぐに気が付きます。彼らが時々犯す間違いからみると,文法や単語の知識はそれほど差はないようなのに,流暢さになると,向こうの方が10倍以上滑らかに話せるのは,悔しくてたまりません。英語の上達が遅いのは,自分の努力が足りないのを棚に上げて,母国語のせいにするのは簡単なのですが,ヨーロッパから来た人,ラテンアメリカから来た人たちの英語を聞いていると,やっぱり,ずるいなぁと思ってしまいます。

 さらにわかったことは,日本語は,主語+目的語+動詞の順で並べますが,中国語は,英語と同じように主語+動詞+目的語の順で並ぶので,さらに日本人は,中国人よりも分が悪いようです。外国語を習うには,最低10時間/週は,勉強しないと上達しないとESLのD先生はいつも言います。こちらに来る前にも,大枚をはたいて英会話のクラスにも通ったし,もちろん中学,高校,大学と英語の教科があったのに,まだろくに話せないのは,日本という環境では英語が必要とされていないからというだけでは説明できない何かがあると思います。それを解くカギがアルファベットではないかと思うのですが。

 まぁ,どうやら耳だけはだいぶ英語に慣れてきているようなので,日本に帰っても細々とでも続けないとね。でもESLは,英語を学ぶだけの場所でもないことも確かです。生で外人(自分も外人だけど)と接して,彼らの文化をかいま見ることができるのは,日本では決して体験できないことです。夕食は,自家製スペシャル餃子。

 生活セットアップガイドから,車・免許・ドライビングガイドを独立させて公開します。アメリカでの車関係の知識は,これでバッチリ(?)。こちらに来て半年以上も免許を取っていないSさんのために作りました(ウソ)。

TGIF(Thank God It's Fridayああ,週末が来るとほっとするなぁ)

5月9日(土)今日は,North Carolina Zoological Parkに行きました。11月(15日)に行ったときは,遅く行ったため園内の半分も見られなかったので,今日は午前中から出かけました。車で1時間半の距離が,前回に比べてかなり短く感じられるようになっていました。が,今日は陽気がとてもよく,動物達もちょっとダレ気味だったため,あまり顔を見せてくれなかったのが残念です。

 前回はあまり気が付かなかったのですが,とにかくここは敷地が広く,日本の動物園のようなつもりで行くとちょっとつまらないかもしれません。というのも,どの動物にも十分すぎるくらいのスペースが与えられているので,見物する側からすると動物から次の動物へ移動するのに平均10分弱は時間をとられ,しかも近くで動物が見られる確率も低いため,いろいろと動物を見たという満足感は得られにくく,日本の動物園に比べるとかなり効率が悪くなるからです。決して悪く言うつもりはありません。ここは動物園というよりは,ピクニック気分で行くのが正しい楽しみ方なのだと思いました。

 で,ここまで書いてきて,ふと思いあたったのが,動物愛護団体(Society for the Prevention of Cruelty to Animals : SPCA)の存在。アメリカでは,動物達が日本よりは確実に大事にされています。大学で動物実験を行う場合もかなり厳しい規制があり,ひとつのカゴの中に入れられるネズミの頭数まで決められているほどです。アメリカでは,動物が人間の生活に悪影響を及ぼすことがある場合(農作物を荒らすとか,鳥が巣をドアの上に作ってしまったのでドアが開けられないとか)でも,自分で勝手に処分することは避けた方がよく,まず動物愛護団体に連絡してアドバイスしてもらうのが好ましいそうです。

 チャペルヒルでは野良犬や野良猫を見かけることがまずないのも,彼らの活動によるところが大きいはずです。チャペルヒルからほど近い,グリーンズボロにあるSPCAでも何か動物で困った問題があれば,まず電話してこいと言っています。彼らの強力なポリシーが,動物園にいる動物の生活環境まで影響を与えていることは,想像に難くありません。夕食は,チキンの照り焼きなど。

 おかげさまで,「まわりのアメリカ」の訪問者数が5000人を超えました。ご愛読,どうもありがとうございます。

5月10日(日)チャペルヒル日本人会恒例のピクニックがありました。場所は前回(10月12日)と同じウィルソンパーク。今回の目玉は,子供達の人気者の紫色をした想像上の恐竜バーニーとベイビー・バップです。子供達は大喜びでバーニー(Barney)達に群がっていましたが,傍目から見ても一番盛り上がっていたのは,まぎれもなくうちの娘でした。ちょっと恥ずかしかったです。

 フロリダのユニバーサル・スタジオにいたバーニーはテレビで見るのと寸分違わないものだったのですが,今回のバーニーは大人が見ると全く別物に見えたものの,疑うことを知らない子供達は,無邪気に輪になって踊り,最後のお別れのテーマソングでは,テレビと同じようにバーニー達にHUGしてもらって,大満足のようでした。また今回のピクニックでは,「まわりのアメリカ」を読んで下さっている方々にも直接お会いすることができて,なんだか照れくさかったのですが,いろいろお話も聞けたので,とても充実したものになりました。どうもありがとうございます。

日本人会・春のピクニック 

 アメリカでは公園やビーチなどをグループでパーティなどで使用する際には,予め申し込みが必要になります。また公共の場では飲酒が禁止されているのはもちろんのこと,持ち込みも許されないので,今回のピクニックもアルコール抜きです。レストランやバーで飲むときも日本人は若く見られがちなので,生年月日の確認できる写真付きのIDカードは必携です。お客さんだからと,未成年であるということを知っていても,酒やタバコを売ってしまう日本とは大違いです。かと思えば,自動車免許を取るときに渡されたハンドブックには,夜は,酔っぱらい運転の車が多いので,気をつけろと堂々と書かれていたりします。酒に甘いのか厳しいのかよくわかりませんが,アメリカでは,法律で飲む場所が厳しく制限されているので,お酒を飲んでしまった後は自己責任だよということなのかもしれません。

 今日は,母の日。アメリカでは,ずいぶんこの日が大切にされています。僕らもインターネットから,ケーキを実家の母親達に送りました。夕食は,ちょっと軽めに炒飯など。

5月11日(月)娘の好きなテレビ番組は,バーニーの他に,日本でもおなじみのセサミストリート,ネズミが主人公のアーサー(Arthur)などです。日本でも見られるようにバーニーとアーサーは,ビデオテープに録画して,保存しているのですが,どの番組も再放送が実に多いこと,多いこと。

 日本でももちろんNHKの教育テレビで放送されているような子供番組は,1カ月の間に何度か再放送されるのが普通ですが,こちらの再放送(というよりは,使い回しに近い)の回数はそれを遙かに上回っていて,季節感などもかなりいい加減です。同じものを録っても仕方がないので,定時には録画されるようにビデオを予約しておいて,テレビでモニターしながら,以前録画したものと同じとわかると,そこで止めるようにしているのですが,最近はほとんど新作がないのか,ピタリとビデオの本数の増え方も止まりました。特にバーニーなどは,わりと長寿番組なので一緒に出演している子供達も成長しているのがわかって面白いのですが,昨日は大人びていたのに,今日はまだあどけない子供のようだったりして,時系列はどうでもよいようです。まぁ,子供はそんなこと気にしませんが,アメリカは日本に比べて,単に古いというだけではモノの価値が下がらないという国なのかもしれません。

 引っ越しの手続きで気が付いたのですが,これら録画したテープを日本に持ち込む場合は,全て目録を作る必要があるとのこと。テープの本数と目録に記載されている数は,もちろん合致しなければなりません。まぁ怪しげなビデオが日本国内に入って来るのをチェックするためのようですが,困ったのは,フロッピーディスクも,目録を作らなければいけないこと。CD-ROM,ZIPもこれらに含まれるようなので,何も知らずにどんどん買い込み,自分でも把握できないほど増えてしまったディスク類の整理をしなければいけないと思うと頭が痛くなります。まぁあんまり面倒なら,手荷物に入れて持って帰るという方法もあります。そういえば,日本の税関には,これらをチェックするための様々な種類のコンピュータと各種記憶装置がおかれているという話を聞いたことがあります。記憶メディアの種類もずいぶん多くなってきたので,新製品が出る度に買い足しているのでしょうね。機械が好きな人ならちょっとうらやましいような気もしますが,ご苦労様です。夕食はチキンクリームシチューなど。

5月12日(火)今日は,最後のESLクラスが担任のD先生のお宅でありました。オフィシャルなものではないのですが,最後のクラスはいつもパーティ形式にしているのだそうです。このホームページに書いてきたこともかなりESLで教えてもらったことが多く,忙しいときなどは時々さぼったりもしましたが,ここにしばらく通ったことで,英語だけでなくアメリカとアメリカ人を理解し,世界中からアメリカに来た人たちと語り合うことができました。研究室と家との往復だけでは絶対に得ることのできない経験だったと思います。いつでも熱っぽく指導して下さったD先生に心から感謝します。

 さて,アメリカで暮らしていると,財布にいつの間にか小銭がたまってしまいます。レジで支払うときに,間違いやすいのが25セント硬貨と5セント硬貨です。日本人の目には同じような色と大きさなので,財布の中の暗闇から間違えずに取り出すのは,意外と難しいように思います。実際には形と大きさの他にも,25セント硬貨の縁にはギザギザついているので,慣れてくると少し見分けるのが楽になってきます。とはいえ,自分の国の通貨ではないので,レジで小銭で支払うのが面倒なときは,どうしてもお札で支払うことが多くなってしまい,お釣りの小銭が貯まっていくことになります。どうやらこれはアメリカ人でも同様なようで,スーパーマーケットの片隅には,小銭→お札を交換してくれるマシンを見かけます。ただし1ドルにつき,7.5セントずつ手数料を取られてしまうので,まだ試してみたことがありません。

5月13日(水)アメリカは,「平等」ということにとても気を使っている国です。性別,人種,年齢による差別にはもちろんとても敏感ですが,それ以外にも,例えば,公共の場所では一番便利なところに障害者用の駐車スペースが必ず設けられているのは,誰でも気軽に外出できるよう身体的なハンディによる差別をなくすための措置ですし,ESLだって,外国人に英語を習う場を与えて,アメリカ人と均等の雇用の機会が得られるよう,またアメリカでの生活を楽しむことができるようにするためのものです。そうそう,マイクロソフトがあれだけ叩かれているのも,他の企業が同一市場で戦うチャンスを奪っているからです。まぁ,これだけみんなが目を光らせているのも,明白な差別が存在するということの裏返しでもあるのですが,それを差し引いても平等にするためのアメリカ社会の努力には,まったく頭が下がります。

 日本も平等ということに多少気を使うようになってきましたが,どうも目指すところが違うような気がします。アメリカの場合は,チャンスだけは平等に与えるために,スタートラインに立たせるまでは社会がバックアップし,その後は個々で人生を切り開かせるという方式で,日本の場合は,貧富の差が他の国に比べて著しく少ないことから見ても,結果的に平等になればよいという方式なように思えます。日本も,もう少しスタートラインまでの平等にも力を入れるようになると,若者や社会的に弱い立場にいる人たちがもっと希望を持てるようになると思うのですが。夕食は,豚のオレンジマーマレード角煮など。

5月14日(木)5月にはいると,あるものがシーズンに入ります。これが好きで何度も通ってしまう人もいるほどで,HAMACHI!家の女性陣も既にシーズン二回目で,今日は仕事が終わってから僕も一緒に行ってみました。娘もその単語を耳にすると,いても立ってもいられなくなってしまうほど好きなようです。さて,そのあるものとは...「」です。

 僕らの住むチャペルヒルからでも約20分ほどで,苺狩り(Strawberry picking)の農場にたどり着くことができます。日本でも苺狩りに行ったことはなかったのですが,日本で聞いていたのとはだいぶイメージが違うようです。例えば,温室内ではなくて外で摘みますし,もちろんコンデンスミルクなんてつけてくれません。土が付いていたり,よく見ないと腐りかけているのがあったりして,結構ワイルドです。広い畑では「ここがあなたの列」と旗を渡され,その列の左右にある苺は好きなだけ食べたり摘んだりできます。十分堪能したら,ここまで摘んだよという印で旗を突き刺して,最後に,掘っ建て小屋に寄って,持って帰る苺の重さをチェックしてもらい,料金が決まるというシステム(1ポンド(454g)あたり85セント)。

 何の変哲もない形も不揃いの苺達ですが,その辺のスーパーで買うより甘いのが不思議です。さらに不思議なのは,あんなに甘かった苺が,一度冷蔵庫に入れてしまうと甘さが消えてしまうこと。どうやら,その場で食べるのが一番美味しいということになるようです。それから忘れてはいけないのが,この農場には土日にたくさんお客さんが来るので,月曜日は,摘める苺がなくなってしまって,クローズすることがあること。実は僕達もこの月曜日にやられたところでした。夕食は,農場の近くだったのでタイ・中華料理のFortune Gardenに寄って,カレー,焼きそばなど。

5月15日(金)今日は,レジに30分並んだ話。夕方,仕事を終え,Duke大学に留学中のN先生とテニスで一汗流してから,ラーレイにあるBest Buyという大型安売り家電ストアに行きました。わざわざラーレイまで行ったのは,ここのお店で一度だけ買い物をしたのが,なぜだか登録されていたらしく,25ドル以上の品を一品だけ10%オフというクーポンが送られてきたからです。ちょうどまだトラベラーズチェック(T/C)が少し残っていたので(なんと1ドル113円の頃のもの!今日のNY市場の終値134.66円),子供用のソフトウェアでも買おうかと出かけました。

 最近は,午後8時を過ぎてもまだ明るいので,アフター5もいろいろと有効に使えます。アメリカでしか手に入らないもののひとつに,子供用の教育ソフトがあります。もちろん英語だし,こちらのテレビでしか見られないキャラクターを使っていたりするので,日本での需要はないに等しいと思いますが,こちらで暮らした人には,自分たちの分も含めて良いお土産になると思います。

 で,ここからが今日のネタなのですが,いろいろと買い込んで,進み具合の早そうな所に並んだのですが,これが全くハズレ。原因は,例のクーポンです。今日から3日間だけ有効なのですが,僕らの3人前のお客さんがこれを出したところ,レジのお兄ちゃんが全く理解しておらず,ちょっと処理しては間違えて,そのたびに上司にお伺いをたてに行くので,全く列が進まなくなりました。やっと僕らの番になって,まず「T/Cは,使える?」と聞くと,また上司の所へ。うーん,早くしてよー。

 レジはバーコード(UPC code)をスキャンすると金額がレジに入力されるので,技術はいらないはずなのですが,彼はそのバーコードが印刷されている部分を見つけるのに,1つの箱あたり4,5回は箱をひっくり返して探すし,途中でレジが入力を受け付けなくなっていたのにも気づかず,次々とスキャンして,最終的に行き詰まり,結局また上司を呼びにいくと,最初の商品に戻ってスキャンし直し。やっとT/Cを渡して(名前をその場で書かなくてはいけないのでこれも大変だった),渡されたレシートを見るとひとつの商品が2回も入力されているのを発見。チェックしてみるものです。

 その場で「あんた2回カウントしているよ」と指摘すると,彼は対応できずにまた上司の所へ。後ろのお客さんもさすがにイライラしてきました。払いすぎた分は,僕が署名したT/Cをそのまま返そうとしたので,これは他のお店で断られる可能性があるため,断固として拒否。ついに一からやり直しで,袋に入れた商品をまた全部出して,最初からバーコードをスキャンし始めるという悪夢の繰り返し。もういい加減疲れたので,今度はレシートも確認せずに,もう閉店で閉まりかけた鉄格子のドアをすり抜け帰ってきたら,ありゃ,10%引きされていないっ!これでは何のためにわざわざラーレイまで行ったのか,わかりません。

 ディスカウント・ストアにはろくな人材がいないという,ESLのD先生の言葉を思い出しました。僕らも庶民的なお店でしか買い物をしていないので,わかりませんでしたが,店の格が上がるほど,やはりセールスもきちんとしてくるのだそうです。支払う金額も,もちろん跳ね上がりますが。夕食は,いわゆる日本風のシュリンプカレーなど。

 この週末の天気予報は,快晴。日記が更新されていなかったら,どこかで放浪していると思って下さい(笑)。

5月16日(土)先日申し込んだクレジットカードがNationsBankから届きました。チェックカードと同じように夫婦で一枚ずつ持つようにしました。日本と違って,普通郵便(First Class Mail)で届くので,安全のためにアクティベート(Activate)という作業が必要になります。クレジットカードの会社によって,多少手続きは異なりますが,今回は自分の家の電話からアクティベート専用番号へ電話するだけでした。NationsBankの専用電話は自動応答サービスで,どうやらこちらの電話番号を逆探知しているらしく,こちらからは特に何もすることなく,テープの説明を聞いているだけでアクティベートされたと言われました。クレジットカードナンバーもソーシャルセキュリティナンバーも自分の母親の旧姓も聞かれることがありませんでした。年会費が無料なら,日本に帰って使う機会が少なくても,邪魔にはならないと思います。

 日本でも最近ナンバーディスプレイサービスが始まりましたが,アメリカでも,同様のかけてきた相手の電話番号がわかるCaller IDと呼ばれるサービスがあり,オプションでつけることができます。機械も家電ショップなどで簡単に手に入ります。カードのアクティベートは,この技術を使っていたのでしょう。

 アメリカでの週末も後4回足らず。天気も良さそうなので,今日から18日(月)まで,前から行きたいと思っていた,ノースカロライナで一番気になる場所,アウターバンクスと名付けられた沿海洲へ行きます。夕食は,宿泊したホテルに併設された1587という名前のレストランでWahoo(マグロとイルカのアイノコの味と説明された)やエビのスパゲッティなど。

5月17日(日)アウターバンクスの変曲点にあるハッテラス岬にある灯台や,ライト兄弟の記念館と彼らが最初に動力飛行をした原っぱなどを見てきました。ちょっと風邪をひいてしまったようなので,夕食は,近くのレストランからシーフードのテイクアウト。

5月18日(月)今日は,イギリス人が最初にアメリカに作ったという植民地の史跡などを見て,ドイツ料理の店でソーセージを頬ばりながらビールを飲んできました。やっぱり2泊3日で旅行するとだいぶのんびりできます。1泊2日ではせわしなくて,日本にいるみたいです。

 旅行に行っている間に,円は7年ぶりの安値を更新。うー。最後にもう一度,日本から送金をしようと思っていたのに,また機を逸してしまったようです。家庭内だけで細々と続けられていた相場師活動も,とうとう廃業を余儀なくされました。日銀の介入はまだかー?!

今日は,運転しながら話したこと,思ったことの羅列。

夕食は,五目焼きそばなど。

旅行の詳細は,「アウターバンクス特別編」でどうぞ

5月19日(火)今日の夕食は,メキシカンのMonterryで,Pollo Fundido(油で揚げたチキンをトルティアで包んでサワークリームとチーズをかけたもの),タコなど。アメリカのレストランでは,必ず店員がお客に言う決まり文句があります。テーブルについて最初に自分が担当だという宣言がわりの"Hi, How are you doing tonight?"という挨拶と,食事中には,料理に何か問題はないかどうかを尋ねる,"How's everything?"というのがそれです。多少単語のバリエーションはありますが,これが訊かれないことはまずありません。

 アメリカのレストランでは,たいていテーブル毎にウェイター,ウェイトレスの縄張りが決まっています。彼らの給料は,チップからの収入がメインで,中にはメインどころかチップのみところもあるらしく,日本よりも接客はずいぶん積極的に感じます。レストランの混雑度合いにもよるのですが,彼らのサービスへの気合いの入れ方は,コップの水やアイスティーを注ぎに来る回数でだいたいわかるような気がします。

 あまりサービスがひどかったら,1セントをおくとか,何もおかないという人もいるようですが,税務署では,クレジットカードなどで支払われたチップは簡単に追跡できるし,現金で支払われた分に関しても料理の値段の15%(ランチやバッフェは10%)はチップを受け取っているものとして,所得税の支払額を計算するので,料理やサービスの良し悪しに関係なく,取りあえず最低限は払うのが不文律になっているようです。またチップとして支払われたものは,直接彼らの懐に入る訳ではなく,いったん店側がまとめて,厨房や案内の担当者にも分けるのだそうです。チップの額はお客が決めるものと思っていましたが,あんまりひどい扱いを受けた場合は別として,基本的には15%以上どれだけプラスするかということに関してのみ裁量できる,と思った方がいいようです。

 観光地などでは,チップが少ないために,店員に追いかけられたという日本人の話も聞きますが,幸いなことに,僕らはまだやられたことがありません。でもここまでくると,日本のサービス料というシステムと大差ないような気がするし,自分で計算して付け加えないといけない分,チップの方が面倒な気がします。

5月20日(水)大学は,卒業式も終わり,うちのアパート・コンプレックス内でも,引っ越しのため大きなトラックが毎日出入りするようになりました。娘が大好きだったプリスクールも今日で今期はおしまい。娘にとっては,今日がアメリカ最後のプリスクールでした。彼女の英語は,名前や年齢を聞かれて,応えられるまでになりました(かなり親バカモード入ってます)。J先生にもクラスメートにも,たぶんもう二度と会うことはないのですが,まだ別れというものをきちんと理解できない娘を見ていると,複雑な気持ちになります。

 アメリカでは,よりよいポジションがあれば,居住地を割と簡単に変えてしまう人たちが多いように感じます。日本に比べると,土地や人への愛着が薄いのかもしれません。日本だと,新しい環境で仕事を始めるのはそれなりに苦労を伴うことだし,特にいったん自分の家を持ってしまうと,土地や住居の価格も高いので,おいそれと動くわけにいかないのですが,アメリカでは自分のステイタスに合わせて,家や土地を変えるのが普通で,移動を苦とする人は少ないようです。開拓精神というのは,未だに健在なのでしょうね。自分が今までいた場所での人間関係もあっさり捨ててしまえるのは,日本人にとってはドライすぎるような気もしますが,これも個人主義を尊重するためだと理解しています。

 インドネシアの騒動では,在インドネシア邦人に適切な情報の伝達ができないなど,日本政府や大使館の対応が実にお粗末だったため,また非難の声があがっていますが,迅速な状況判断ができずに,自国の人たちさえもきちんと守ることもできないとは,情けない限りです。こういうときのためにも在留届を提出しているはずなのですが,とうとう国内でも国外でも頼りにならない政府であることが露見してしまったようです。夕食は,韓国料理のチャプチェなど。

5月21日(木)今日は,アメリカでは「宇宙の日」。別に祝日でも何でもないのですが,今後も宇宙開発や研究に予算をより多く配分してもらおうと関係者達が一般の人たちにアピールする日です。アメリカに1年間いた僕が思うことは,「一般に出回っている商品やサービスがこんなに品質が低いのに,宇宙船なんて作って大丈夫なんだろうか?」です。でも,大丈夫なのは,きっと日本人の考え方が何もかもきっちりしすぎていて,アメリカ人のように結果オーライというのがなかなか許せないからなのかもしれません。日本は,もうちょっと,「いい加減さ」もアメリカに習った方がいいのかもしれません。もちろん宇宙開発なんて最先端技術に関しては,アメリカだけでなく世界でもトップレベルの人たちが集まっているはずですから,一般での話とは次元が違うとは思いますが,そういったいい加減な環境に慣れているアメリカ人の作るモノや考え方というのは,やっぱり信用できない気もします。

 今チャペルヒルでは,今年のアカデミー賞を取ったロビン・ウィリアムスが,新作"アダムズ・パッチ"をキャンパス内で撮影中です。偶然撮影風景を見る機会があるかもしれません。ちょっとわくわくします。映画といえば,アメリカ版ゴジラが封切られました。日本でも7月には,公開されますが,ゴジラ世代(そんなのあるのか知らないけど)の僕にとっては,これは,帰るまでには見ておきたいものです。

 ムービングセールの商品は,お陰様で,だいたい行き先が決まったのですが,ただ一つ残った大物,車がまだです。インド人のMさんが興味を持ってくれたのですが,今日正式に断りの電話がありました。CarMaxという中古車ディーラーにも査定に行きましたが,思ったよりも低い金額だったので,そろそろ本腰を入れて,いろいろあたってみようと思います。夕食は,包子(ESLで一緒だった中国人のJさんにレシピを教えてもらった)とシュリンプとサーモンの夏野菜マリネーなど。

5月22日(金)さらに他の中古車の業者と車を購入したディーラーに僕らの車の査定をしてもらいました。ディーラーで扱っているのは新車だけと思っていたのですが,そうでもないようです。HONDAの車は,HONDAのディーラーに売ると査定が高いんだと,Duke大学関係者御用達のFranklin Autoのおじさんは言っていました。そういえば関係ないと思うけど,日本でも同じでした。ディーラーでは昨日行ったCarMaxよりも多少高く査定してもらいましたが,やっぱり業者に売る場合は,彼らの儲け分だけは安くなってしまう(日本円にして数十万円)のは,仕方ないようです。

 個人売買で売れれば,中間マージンがとられない分,売る方も買う方も得になります。まだ個人売買も諦めたわけではないので,新しく,車だけのFor Saleの張り紙を作りました。今日はボスが休みだったのに,8時頃まで働いてしまいました。ちょっと疲れたので,夕食は,Warajiでカツ丼,寿司てんぷら定食など。

 よくあることなのですが,今日も後ろの席に座ったアメリカ人達が,しきりに娘のことをかまってくれたり,話題にしているのが聞こえてきました。アメリカ人は,ほんとうによく全く知らない子供にでも話しかけます。その子供がまだ言葉がしゃべれないとわかっていても,子供に直接,"How old are you?"とか尋ねるし,さらにその親にはその子を褒めることを忘れません。東京にいたころは,親と一緒にいる子供に話しかけたり,話しかけられたりと言うことがあまりなかったのですが,アメリカでは,歩いていてもスーパーにいても"She's cute!"とか"She's adorable!"なんて言われて,日本人にとっては最大級の褒め言葉に聞こえるため,いい気になって額面通り受け取っています(完全に親バカだな,こりゃ)。反応しないのも悪いので,"She's sometimes a handful(手に負えない)"などと応えるようにしていますが。

 来週の月曜日まで,メモリアルデーの連休になります。たぶんまた日記の更新が遅れると思います。ちょっと待っててね。

5月23日(土)アメリカの花粉情報は,草と木とカビの胞子と,いくつかの種類に分けられて報告されます。結局日本で出たようなアレルギー症状は,こちらでは出なかったようです。気候のせい?それとも気分のせい?ストレスも病気を悪化させることは確かです。今日は,朝からものすごい雷雨で,降り止むのを待っていたら,昼過ぎになってしまいましたが,車でアメリカ留学生活最後の旅行に出かけました。行き先はこれで3度目のワシントンDCです。着いたのが遅かったので,夕食は,お手軽なピザのデリバリーをホテルから注文しました。

5月24日(日)ワシントンDCから北に約3時間のフィラデルフィアに行きました。昨日,全米のニュースにもなるような大きな自動車事故が,僕らも通る予定のI-95で起こったため,回り道を余儀なくされ,4時間以上かかってしまいました。この道をあと2時間ほど北上すれば,ニューヨークまでも行けるようです。

 ノースカロライナ付近のインターステイト・フリーウェイと違うところは,料金を取る部分があること,レストエリアの他にサービスエリアがあって,ガソリンの補給の他にレストランが何種類も入っていることなどです。合衆国誕生の地,フィラデルフィアでは,友人のS先生がペンシルバニア大学に留学しているので,無理矢理押し掛けて,フィラデルフィアの街を案内してもらいました。

 全米第5位の都市だということで,チャペルヒルとは比べるべくもなく,高い建物はたくさん建っているし,人はそこら中を歩いているし,観光する場所も山ほどあり,しばらく目が丸くなってしまいました。もう一つ驚いたことは,「ここからは,行ってはいけない」という危険な場所が明確に決められていることです。これは,観光旅行者だけでなく,フィラデルフィアの住民でも行かないという場所なのだそうです。車で通るのも避けたい場所があるというのには,思わず緊張してしまいました。

 インディペンデンス国立歴史公園(リバティ・ベル・パビリオン,合衆国第2番目の銀行,独立記念館,旧国会議事堂,カーペンターズ・ホール,フランクリンコート,ベツィ・ロスの家,造幣局,エルフレスの小径),市庁舎タワー,ペンシルバニア大学,映画ロッキーでも有名なフィラデルフィア美術館,などを短時間で効率的にガイドしていただきました。

 夕食は,フリーウェイのサービスエリアで適当に。

5月25日(月):メモリアルデー。ホテルは,ワシントンDCの隣町,バージニア州のアーリントンだったので,ホテルに車をおいたままメトロ(地下鉄)で,ワシントンDCの中心地,国会議事堂付近(モール)まで出かけ,今まで行っていなかった,国立自然史博物館と国立絵画館に行きました。ここだけでも,きちんと見れば1週間はかかりそうな所蔵物を足早に駆け抜けて,日本人観光客の見本のような1日になってしまいました。今回の旅行の総走行距離は,1000マイル(約1,600km,直線距離だと東京←→函館間往復以上に相当)を超え,質,量ともに思い出に残るものになりました。

 かねてから,お知らせしていたとおり,だいぶ引っ越しの準備やらこちらでの仕事のまとめやらで,ホームページの更新がますます遅れがちになることが予想されます。前触れもなく,更新がストップするのも申し訳ないので,一応5月30日(今週の土曜日)をもちまして,勝手ながらひとまず中断にしようと思います。このページを楽しみにしていらっしゃる方々には,本当にごめんなさい。メールなどの連絡も取りにくくなるかと思いますが,どうぞご了解下さい。

5月26日(火)IRSより税金の書類の不備があったということで,手紙が来てしまいました。きちんと書いたつもりだったのですが,家内の納税者番号が決められた場所に書かれていなかったということらしく,その部分だけ書いて送れということのようです。同じ用紙の違う場所には,その番号も書いてあったのですが,意外と融通が利かないようです。

 さて,アメリカっていい加減だなぁと思うことはよくあるし,どんなことでも驚かなくなってきました。でも未だにちょっと慣れないことで,日本ではまずあり得ないことのひとつに,中身と外側の表示が違っても平気だということがあります。ハンバーガーの包み紙の表示と中身が違うことなどは当たり前で,研究室に届く消耗品や機材でも,外箱の表示だけ見ると,「こんなもの注文したっけかなぁ?」というものでも,開けてみると,ちゃんと注文の品が入っているなんてこともよくあります。ちょうどその辺に転がっていた箱を,面倒なのでそのまま使ったんじゃないかなぁと思えるほどです。まぁ,中身が合っていれば,問題ないという姿勢なのでしょうが,外見から気になる日本人にとっては,中身を確認するまでは疑心暗鬼にならざるを得ません。夕食は,シュリンプカレーライスなど。

5月27日(水)アメリカ人にとっても,長い単語や文章を書くのは面倒らしく,e-mailや掲示板などでは,暗黙の了解というか知っていて当然だというばかりに,英文の省略(Acronym,またはabbreviation)をよく見かけます。例えば,ASAP(As soon as possible「できるだけ早く」)なんて,最もよく出てくる略語ですし,FYI(For your information「ご参考までに」),RSVP(Repondez s'il vous plait.フランス語で「ご返事願います」アメリカ人は,フランス語を結構かっこいいと思っている)などもだいぶ見慣れてきました。

 組織の名前なども,有名なところでは,NASA(National Aeronautics and Space Administration アメリカ航空宇宙局)なんて,アメリカ人でも元の名前をいうことはできないでしょうし,CNN(Cable News Network)やNIH(National Institutes of Health 国立衛生研究所)なんて略語の方が正式名称のように使われています。日本人もへんてこな外来語の省略をしますが,アメリカでは,どうしてこんなものを?というものまで略しているものが多いような気がします。知っていればなんということはないのですが,外国人にとって,略語はやっかいなものです。

 略語の話で思い出しましたが,ネィティブスピーカー相手でなければ,英語は意外と便利です。というか意志疎通に使える共通言語は,英語しかないので,使わざるを得ないのですが,相手の母国語を知らないでも,英語をお互いの中間言語として相手とコミュニケーションが取れるというのは,たとえ片言であったとしても,とてもありがたいことのように思えます。

 こちらに来た当初は,"Smoke-Free Facility"と書いてあるのを見て,「あれ?ここでは,タバコを自由に吸ってもいいんだ?!」(Fat Free(無脂肪)などと同じように,全く逆の意味で,この建物の中では,タバコを吸ってはいけないということ)と勘違いしてしまったほどの僕ですが,多少は英語の聞き取りはできるようになったものの,1年もアメリカにいれば,英語はぺらぺらになるだろうという期待は見事に崩れ去り,アメリカを母国とする人たちのバックグラウンドとは,根本的に異なる日本やアジアの文化で育った日本人にとって,英語を理解するには,英語圏の文化の修得も大前提として必要になってくることもわかってきました。

 アメリカでは,アジア系の人種もかなり増えてきているようですが,それでもまだまだ少数派であることには変わりなく,アメリカ人と対等に渡り合い,高度な競争社会で生きていくためには,英語をごく自然に使いこなせることは,当然必要になってきますし,外国人であるということで,アメリカ人並みに扱ってもらうためには,語学の修得だけでなく,社会に認めてもらうための努力をアメリカ人の数倍は頑張らないといけません。アメリカ流のやり方や英語が,国際的なデファクトスタンダードとなってしまっている以上,日本の技術や知識を広めるためには,もう英語は避けて通ることは不可能です。僕も,帰国しても英語環境からあまり離れすぎないようにしないと。とは,思うもののどれだけ実践できるか,あまり自信はありません。夕食は,ベーコンとマッシュルームのキッシュなど。

5月28日(木)実験も含めて核兵器の使用は地球の環境を破壊し,人間の生命と遺伝子に取り返しのつかない被害をもたらす最大の愚挙だと僕は考えています。中国(1996年),インドに続いてパキスタンでも核実験が行われましたが,パキスタンには円借款や供与が600億円以上あるなんてことも報道されています。また,中国には,現在までに2兆円以上,インドにも,700億円以上の額が日本から援助されているそうです。こんなに多額の援助をしているのに,被爆国でもある日本のいうことには,耳を貸してもくれず,しかもこの援助から核実験の費用が出ているかと思うと(名目は違うにしろ),実に情けなく思います。

 アメリカにいると,第二次世界大戦の話題を避けることはできません。アジアから渡米した人たちに,当時の日本の侵略について,今でも僕らが非難されることがあります。彼らの認識では,日本は未だに戦争犯罪国で,しかもそのまましらばっくれている国だと思っているのを聞くと悔しくてたまりません。「あんたの国は,日本からこれだけ援助されているんだよ」というと,全く知らなかったかのごとく驚かれることもあります。もっと日本政府は,これだけ世界やアジアの国々をサポートしているし,日本でも原爆を含めて相当の被害があったことや,まだ不十分であるにしても,戦争で犯した過ちに対してもきちんと対応しているということを,もっと世界に向けて積極的に知らせるべきだと思います。夕食は,サーモンの刺身など。

5月29日(金)今日,こちらで壊れたビデオカメラの替わりを買ったときの景品が届きました。ほぼ3カ月かかりました。メールインリベートと一緒で,こういうものは忘れた頃に届くのが普通ですが,レシートと申込用紙を送るときに,一言「もうすぐ帰国するので,早く送ってね」と書いた紙を入れておくと,通常は3カ月程かかると書いてあっても,1週間で届くこともあります。アメリカは,ダメもとで主張してみるとうまくいくことって意外と多いような気もします。こちらは,夕食は,アービーズでフィリーステーキサンド。

 さて,チャペルヒルからの日記の更新も残すところ,今日を入れて2回になってしまいました。来週がチャペルヒル最後の週なのに,仕事はまだ山のように残っているし,車は売れていないし,引っ越しの荷物造りにはまだ全然手を付けていないし,おみやげ物は買わなければいけないし,来週は,怒濤のような一週間になるのは,火を見るよりも明らかです。どんな一週間だったかは,たぶん帰国後落ち着いてから皆さんにお知らせすることになるかと思います。これから帰国予定の方も,そうでない方も,楽しみにしていて下さいね。

 ホームページを作っていて良かったなぁと思うのは,実際にお会いしたことのある方もそうでない方からも,暖かい反応をたくさん頂いたことです。これからアメリカ各地やチャペルヒルに来られる予定の方や既に生活されている人からは,「全くその通り!」とか「『地球の歩き方』より役に立つ!」,「全ページプリントアウトして,こちらに持ってきたよ」などと言っていただいたり,「まわりのアメリカ」を気に入って下さって,口コミやご自分のホームページで,このサイトを破格の扱いで宣伝していただいたり,毎日の日記の話題に関連して,より正確かつ充実した内容にするための貴重なアドバイスや情報を快く提供していただいたりして,なんとか更新を1年間続けることができました。さらに以前トライアングルエリアに滞在していたことのある方などからも,「懐かしく読みました。頑張って下さい」などと励ましのメールをいただくことが度々あり,もう数え切れないほど多くの人たちに,「まわりのアメリカ」は支えられてきました。さすがに,僕のアパートの後に住めるよう手続きをしてくれとメールが来たときは,丁重にお断りしましたが,それほどまでに思って下さる人がいることも,もしかすると,ありがたいことなのかもしれません。

5月30日(土)トライアングル地区の映画情報をチェックしていたら,たまたま,そのうち行こうと思っていてそのままになっていたラーレイウッド・シネマグリル(Raleighwood Cinema grill)で,娘の大好きなバーニーの映画版"Barney's Great Adventure"が上映されていることを知り,行くことにしました。

 上映まではまだ時間があったので,同じくラーレイにあるプーレン・パーク(Pullen park)で時間をつぶすことにしました。ここも今までに3回ほど行って,その度,冬だったり,時間が遅すぎたりで公園内のアトラクションに乗ることのできなかった場所だったのですが,今日は運良く,カローゼル(1912年製のメリーゴーランド),公園内を一周する汽車,キディーボートという直径5mほどの水槽に浮かべた子供用のボートなどで遊んでくることができました。間違えて声をかけられてわかったのですが,シンガポール・マレーシア人のピクニックなども行われていました。真夏のような暑さの中を子供達が歓声を上げて,走り回っていました。

 シネマグリルは,北ラーレイにある日本食レストラン久喜の隣にあります。一度に入れる観客数はそれほど多くありませんが,食事をしながら映画を見られるのが,ここの売りです。上映される映画は封切り後1カ月のものがメインですが,人気のあるスポーツの試合がある時なども,ここでリアルタイムに放映されることがあります。帰りにはクラブツリーバレーモールに寄り,BrookstoneMoondance Galleryなどでおみやげ物をいくつか買い,Teriyaki&Sushi'A'で焼き肉ステーキ,エビ焼きそばなど。Sushi'A'オーナーのOさんに,美味しい料理のお礼とお暇乞いをしようと思ったら,実は,Oさんも「まわりのアメリカ」を熱心に読んで下さっていたことがわかって,びっくり。思わず話し込んでしまい,レジに列を作ってしまいました。

プーレン・パーク

5月31日(日)UNC出身のマイケル・ジョーダン率いるアメリカプロバスケットボール協会(NBA)のシカゴブルズが東部カンファレンスのチャンピオンに。3年連続6度目のファイナル進出だそうです。アメリカ滞在中は,いろいろ楽しませてもらったアメリカのスポーツをアメリカに居ながらにして見られるのもそろそろおしまいです。

 そういえば,アメリカのスポーツの世界では,やはりジョーダンのように黒人(アフリカンアメリカン)の選手が圧倒的な強さを見せますが,アメリカにしばらくいると,決められたところに決まった人種がいることに気がつきます。アメリカって人種の坩堝(るつぼ;金属を熱で溶かして合金を作るために使われる容器)とはいうけれど,金属と違って,決して最後まで融合してないように思えます。大学のキャンパスを見ていても,人種毎にまとまって行動しているのをよく見かけるし,例えば,カリフォルニア州のように,幼稚園児から高校生のうち英語が十分に使えない者は25%以上にものぼるという統計もあるほど,同じ人種が集って自分たちの言葉だけで暮らせる生活圏を作っている地域もあるので,アメリカでは,ヒスパニック(スペイン語を話す中南米からの移住者),またはアジア系の移民などに対する,英語と彼らの母国語による2カ国語教育が,国を維持するためにどうしても必要になってきているようです。

 また,職業(賃金)と人種の関係をみれば,チャペルヒルのまわりでもアパートの芝刈りや花の手入れは,全員ヒスパニック,ファーストフードレストランの店員や大学内の掃除人は,アフリカンアメリカンかヒスパニックですし,軍隊で白人以外の方が多くなるのは,教育と給料が保証されるためだという具合。アメリカでは,人種間,言語間の壁というのは,差別がなくなっても,経済的な力の差がある限り,いつまでもなくならないような気がします。アメリカは文化の多様性によって成り立っている部分もあるため,移民のアメリカ社会への同化というのは,多民族社会の根幹にかかわる言語のありかたをめぐり非常に難しい問題になっているようです。

 チャペルヒルを発つまで,あと1週間。引っ越しの業者が来るまでだと,4日しかありません。とりあえず,段ボールひとつだけ荷物を入れてみて,初めて,ことの大きさに気づきました。間に合うかなぁ。夕食は,鰻丼など。


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1ドル当たりの円相場:月中平均 135.00円

月中最高値 131.46円( 6日)

月中最安値 139.20円( 29日)

日本銀行国際局の資料より


リンク

Patterson's Mill:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/0000/21/52/
Funtasia Family Fun Center:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/0003/04/25/
RDU航空ショウ(Officialサイト):http://www.rdu.com/Expo98.htm
テレビのRDU AIR EXPO 1998サイト:http://www.wral-tv.com/townsquare/airshow/content.html
ターヒールカフェ:http://www.dining.unc.edu/dining/fac.htm#TAR HEAL CAFE
選挙の日:http://www.chapelhillnews.com/Voters_Guide/index.html
Apple:http://www.apple.com/
iMac:http://www.apple.com/thinkdifferent/whoahw.html
North Carolina Zoological Park:http://www.nczoo.org/
動物愛護団体:http://www.aspca.org/
SPCA:http://www.ase.com/~spca/
Barney:http://www.barneyonline.com/Barney/Nav/home.html
フロリダのユニバーサル・スタジオ:http://www.usf.com/index.html
バーニー:http://www.usf.com/att/shows/BN.html
母の日のケーキ:http://www2s.biglobe.ne.jp/~mikuriya/index.html
農場:http://www.jeansberrypatch.com/
Fortune Garden:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/1000/17/62/
Best Buy:http://www.bestbuy.com/
Monterry:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/1001/16/98/
CarMax:http://www.carmax.com/
Franklin Auto:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/0001/85/61/
Waraji:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/2010/25/95/1.html
トライアングル地区の映画情報:http://www.movieminder.com/
Raleighwood Cinema grill:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/0002/79/03/
Barney's Great Adventure:http://www.us.imdb.com/M/title-exact?Barney's+Great+Adventure
Pullen park:http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/1000/11/59/
クラブツリーバレーモール:http://www.crabtree-valley-mall.com/
Brookstone:http://www.crabtree-valley-mall.com/merchants/brookstone/
Moondance Gallery:http://www.crabtree-valley-mall.com/merchants/moondancegallery/
Teriyaki&Sushi'A':http://www.citysearch11.com/E/V/RDUNC/0002/60/48/