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あなたは,人目のくいしんぼ?それともお料理好き?(since 10/6/'98)


 ようこそ! カエルママ楽々アメリカンクッキング

 アメリカ滞在中,主人のホームページの日記欄で毎夕食のメニューを公開するのは,料理があまり得意でない私としては正直言って少々負担で,ホームページを読んで下さる方から楽しみにしているなどとお聞きするとプレッシャーに感じたりしていました。でも今,「まわりのアメリカ」を読み返してみると,これも,とてもいい思い出になっています。

 アメリカにいる間は,あまり日本食にこだわらず,手に入りやすい材料を使って,いろいろと新しい料理に挑戦してみました。中でも特に気に入ったのは,オーブンを使った料理。下ごしらえさえすれば,あとは時々オーブンの中を覗くだけで,レンジ周りも汚れないし,主人の帰宅までの保温もできるし,大助かりでした。本屋さんでアメリカ料理の本や雑誌を探したり,知り合いになったアメリカ人にお勧めレシピを訊いたり,食事におよばれしたときに美味しかったもののレシピを教えてもらったりして,料理をつくるのも楽しい毎日でした。

 このページで紹介するレシピは,簡単すぎて恥ずかしいくらいですが,アメリカ滞在中の方やこれからアメリカで生活する予定の方に少しでもお役に立てばと思います。

 なお,材料の分量での「カップ」は,240ccのアメリカの計量カップです。大さじ,小さじは,日本のものと同じです。

また,オーブンの温度は,                     

摂氏160℃

180℃

200℃

華氏 320゜F

356゜F

392゜F

に相当します。ご注意下さい。

 

 

料理一覧

チキンディバン

豚バラ肉のマーマレード煮

アスパラガスとゆで卵のクリームキャセロール

和風ミートローフ

スフレ風ベーコンキッシュ

チャプチェ

OBE

チキンウィングのオーブン焼き

サーモンとエビのマリネ

チャペルヒル日本人会秘伝のたれ

ジンジャードレッシング

感謝祭の料理

スイートポテトキャセロール

コーン・プディング

クランベリーサラダ

パンプキンブレッド

アボガドのエビソースかけ

ポテトとアーティチョークのグラタン

豚肉のコーンクリーム煮

海老のトマトソース煮

ミネソタサラダ

リンゴのクラフティ

 

メールで教えてもらったレシピたちも大募集中です。ぜひ,あなたのお気に入りを教えて下さい。

かずみさんからご紹介のテリヤキミートローフ(2002年5月)

 

 

 


☆チキンディバン(Chicken Divan)

 『チキンディバンって,一体何?』というご質問をたくさんいただいています。名前からはどんな味か想像できませんよね。これは,ブロッコリーとチキン,ホワイトソースにチーズをかけてをオーブンで焼いた,ご飯にもとても良くあうお料理です。日本で渡米用に買った『私のアメリカ 家庭料理 (JOY OF AMERICAN HOME COOKING)』(長島 亜希子著・文化出版局)にあったものを私なりにアレンジしたものです。アメリカ料理の本は,日本からも何冊か持っていきましたが,特にこの本には大変お世話になりました。著者の長島さんは,巨人軍の長島名誉監督の奥様で,高校生の頃のアメリカ留学の経験からこの本を書いたそうです。チキンディバンの他にも,たくさん美味しいおすすめの料理が載っています。これから渡米されるお料理好きの方には必携の本だと言い切ってしまいましょう。本当は,チキンディバンのレシピもここで,ご紹介したいのですが, 是非,この本をご覧になって下さいね。

cover

↑画像をクリックすると,

アマゾンで,本を購入できます。

 

 

 

 

 


☆豚バラ肉のマーマレード煮

 お肉は,豚バラ肉の代わりに,鶏の手羽,スペアリブ等お好みでも。ご飯のおかわりが欲しくなります。

 

(材料)

 

  1. 豚バラ肉は,3〜4角に切って,ゆでこぼす。(油を落とすため。)
  2. 厚手の鍋に肉と調味料を入れ,落としぶたをして弱火で煮込む。
  3. さやえんどうは,別にゆでておいて,お肉の上に彩りよく散らす。

 

※一晩おいた方が,味がしみて美味しい。つまみ食いをしているうちになくならないように(主人談)。

 


☆アスパラガスとゆで卵のクリームキャセロール

ESLの先生のAnnに教わったもの。

 

(材料)

 

  1. 卵を固ゆでにし,薄切りにする。オーブンを温めておく。
  2. アスパラガスは,適当な大きさに切り,ゆでる。
  3. マッシュルームも薄切り。
  4. 耐熱皿に,卵,アスパラガス,マッシュルーム,チーズの順に重ね,
  5. その上からスープをまんべんなく注ぐ。上に,オニオンを散らす。
  6. オーブンに入れ,180℃で約30分焼く。

 

※オニオンは焦げやすいので,ようすをみて途中でアルミホイルでふたをするか,あるいは,スープをかける前に散らしてもよい。チーズを一番上にしてもよい。


☆和風ミートローフ

 

 ミートローフは,やっぱりアメリカ家庭料理の代表的なものの一つですね。いろいろなレシピを試してみましたが,結局日本の料理本にのっていたハンバーグのタネをアレンジしたものが一番口に合いました。

 

(材料)

 

  1. パン粉は,牛乳を加えて浸しておく。
  2. バターは,室温において柔らかくしておく。
  3. 玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにサラダ油を熱して,玉ねぎを入れ,弱めの中火でいためる。ほどよく茶色に色づいたところで,火から下ろして,粗熱をとる。オーブンを温めておく。
  4. 大きめのボールにひき肉2種を入れ,半分の分量の塩とこしょうを入れて,手で混ぜる。全体が混ざったら,玉ねぎ,牛乳に浸したパン粉を加えてさらに混ぜる。
  5. 残りの分量の塩とこしょう,バター,しょうゆを加えて,全体を混ぜる。溶き卵も2回に分けて加え,よく混ぜる。
  6. 混ぜあがったものをローフパン型に入れ,平らにして中央を少しくぼませる。(肉用の温度計を挿しておくと便利。)
  7. オーブンの中に入れて160℃で約75分焼く。(190℃で55分でもよい。)竹串でさして澄んだ肉汁が出てくるのが目安。焼き上がってから,15分ほど室温で置いてから切り分ける。

 

※マッシュルーム,みじん切りのニンニクやナッツを入れても美味しくできあがります。


☆スフレ風ベーコンキッシュ

 

 ビスクイック(アメリカで市販されているミックス粉)の会社から送られてきたレシピのアレンジです。ふつうのキッシュとは異なり,パイ生地は使わない分,簡単です。

 

(材料)

 

  1. パイ皿の内面に,クリスコかバターを軽く塗っておく。オーブンを温めておく。
  2. ベーコンはカリカリに炒めて,小さく刻んでおく。
  3. 玉ねぎはみじん切りにし,炒めて甘みをだしておく。マッシュルームは,薄切り。
  4. パイ皿の底に,ベーコン,チーズ,マッシュルーム,玉ねぎを平均にばらまく。
  5. ボールの中で,牛乳,ビスクイック,卵,塩,こしょうをよく混ぜ合わせ,の上に注ぐ。
  6. 表面にパプリカをふり,オーブンに入れて,180℃で約40分焼く。出来上がりは,竹串をさして確かめる。
  7. オーブンから出して,5分ほど置いてから切り分ける。
  8. 前もってつくっておいても,食べる寸前にオーブンで温めればOK。

 

※塩加減がやや難しいと思います。


☆チャプチェ(韓国料理) 

 各国外国婦人の集まりのInternational Women's Conversational Group(Chapel Hill)には,大変お世話になりました。一年の締めくくりのピクニック(5月)では,各々が手作りのお料理やお菓子を持ち寄る(ポットラック)ので,各国の家庭の味が味わえて,楽しかったです。

その中で美味しかった麺料理のレシピを韓国の方にお願いして教えていただきました。

 

(材料)

 

  1. ほうれん草は,ゆでて食べやすい大きさに切っておく。
  2. 人参は,3cmくらいの細切り。玉ねぎは,薄切り。椎茸は,細切り。
  3. フライパンを温め,大さじ2のごま油を入れてお肉を炒める。
  4. 砂糖大さじ1,しょう油大さじ3,Sesame Salt大さじ1,黒こしょう小さじ2分の1 で,味付けする。
  5. 多めのお湯を沸かし,麺をゆでておく。(5〜6分が目安)
  6. 余分な水を切っておく。
  7. 軽く油を引いたフライパンで,人参と玉ねぎを焦がさないように10分ほど炒め,塩小さじ1で味付けする。
  8. ごま油小さじ2分の1を引いたフライパンで,椎茸を炒め,しょう油小さじ2分の1で味付ける。
  9. 1〜8までを混ぜる。

 

 

※味付けは,オリジナルにあったとおりですが,お好みでアレンジして下さい。温めても,冷やしても美味しくいただけます。


☆OBE(ナイジェリア風チキンのトマトソース煮込み)

 

 娘の通っていたプリスクールのクラスメイトTomiwaは,正義感が強くてとても優しい2歳児です。彼はイギリス人ですが,彼のご両親はナイジェリア出身。お昼によんでいただいたときにも,本国の結婚式の様子をビデオで見せていただき,興味深かったです。そのときに教えていただいた簡単料理がこれです。

 

(材料)

 

  1. 玉ねぎを細かくみじん切りにする。
  2. フライパンを温めて油を引き,玉ねぎが透き通るまで炒め,いったん取り出す。
  3. 鶏肉は一口大に切り,フライパンあるいは鍋で軽く炒める。
  4. 鶏肉に軽く火が通ったら,玉ねぎを戻し,トマトソースを加える。
  5. 煮立ったら,火を弱め,30〜45分煮込む。
  6. 味を見て,塩こしょうを加える。

 

※骨付きの鶏肉や,エビでも美味しい。ライスか,パスタにかけて食べるそうです。

※ナイジェリアでは,お昼ご飯が一日の食事のうちで最も重要で,最もボリュームがある そうです。理にかなっている感じもしますよね。ただ,ご主人が昼食に帰ってくるので, 結構大変だとも言っていました。


☆チキンウィングのオーブン焼き

 

 これは,渡米準備中に受講した海外赴任者夫人向けの実用的英会話教室で,お世話になったボストン出身のSueにお願いしてオーブン料理を教えてもらったうちの一つ。パーティでは重宝するわよ,と言っていました。味付けは日本風ですが,いかにもアメリカ人らしい感じがします。

 

(材料)

 

  1. 蓋付きの容器に,しょう油と砂糖を入れて混ぜ,手羽を入れて絡め,一晩マリネする。オーブンを予熱する。
  2. 容器から手羽を取り出し,オーブン用の鉄板の上にアルミ箔等を敷いて(結構焦げるので),その上に手羽を並べる。
  3. 180℃のオーブンで,約45分焼く。途中,ひっくり返す。
  4. ゆで野菜などを添える。


☆サーモンとエビのマリネ

 

 アメリカでは,専業主婦が少ないため,平日の昼間に公園に子供を連れていっても,他に誰もいない事が多くありました。他の子供たちと遊ばせる事もできず,かえってなんだか怖くなって警戒しながら少し子供を遊ばせた後早々に引き上げることもしばしばでした。そこで,プレイグループというシステムがあります。同じ年頃の子供たちのお母さん数人(多いときは20人ほどのグループも)でグループを作って,定期的に(週一回程度)お互いの家に集まったり,公園やイベント,小遠足に出かけたりするものです。

 私は,日本人のグループと各国取り混ぜたグループの二つに入っていました。そのうちの日本人のプレイグループは,東京支部(?)が今夏より活動を始めました。たまたま5組の家族が同時期に東京近辺に帰国したため,週一回お互いの家や都内の遊び場などに集まって子供たちを遊ばせています。

 逆ホームシックになりかけた私にとっては,アメリカでのお友達と話せる時間をもてたことで,気分的にとても楽になることができました。娘も生活環境の激変の中で小さいなりにとまどっていたと思うのですが,以前からの懐かしいお友達と一緒に遊ぶことができ,生き生きとしてとても嬉しそうでした。

 このお料理は,そのプレイグループの一員である富岡裕子さんに教わった一品です。簡単ですがとても美味しいので,お客様にお出しする前菜としてもお勧めです。

 

(材料)

 

  1. 玉ねぎ,人参,セロリは大きさをそろえてせん切りにする。
  2. タマネギは,季節や種類によって量を変えた方がよいようです。
  3. ニンニクは,皮をむいて包丁の背でつぶす。
  4. レモン汁,マスタード,オリーブオイル,塩こしょう,ニンニクを混ぜ,さらに野菜を加えて,マリネ液をつくる。
  5. そこにエビとサーモンを入れ,ディルを散らす。
  6. 冷蔵庫で2時間ほど漬け込む。(ただし3時間を越えると漬かりすぎてしまうので注意。)

 

※塩の分量はお好みに応じて加減して下さい。


☆チャペルヒル日本人会秘伝のたれ

 

 チャペルヒル日本人会では,春と秋の年2回,近くの公園でピクニックが開かれます。普段なかなか会う機会のない方ともお話しできるし,ムービングセールのリストが掲示されたり,ミニフリーマーケット(無料の日本の雑誌やビデオもあって嬉しい)もあり,子供向けのイベントも企画して下さったりで,楽しい集まりなのです。何と言っても各々が持ち寄る日本人好みの各種料理が一番の楽しみでもあります。

 また,日本人会幹部の方がお肉を用意して下さってバーベキューも行われるのですが,これがとても美味しいのです。お肉自体も日本人好みの脂ののったものが用意されていることもあるのですが,なんといってもその秘訣は代々受け継がれている秘伝の「たれ」。というわけで,これも以前日本人会の役員をなさっていた富岡裕子さんからお聞きした,たれのレシピです。

 

(材料)お肉2〜3ポンドあたり

 

  1. 玉ねぎ,リンゴ,ニンニク,ショウガはすりおろす。
  2. すべての材料をよく混ぜ合わせ,お肉を漬け込んで一晩おく。


☆ジンジャードレッシング

 

 ノースカロライナの日本食レストランで必ずついてくるサラダには,ほとんど決まりのようにショウガ風味のドレッシングがかかっていました。これも富岡裕子さんに教えていただいたレシピです。ご自分が満足するまで試行錯誤しながら作り上げたもので,レストランで出てくるものよりもっと美味しいんですよ。分量はお好みでどうぞ。

 

(材料と作り方)


感謝祭の料理

 感謝祭(Thanks Giving Day)には,いろいろおきまりのお料理があります。ローストターキー,スタッフィング(ドレッシングとも言う),グレービーソース,クランベリーソース,パンプキンパイ,ペカンパイ,コーンブレッド,スイートポテトや青い豆類を使ったお料理などなど。数日前からスーパーマーケットも混み合ってきます。みんな同じようなお料理をつくるので,定番のクランベリーのジェロやパンプキンの缶詰などはいつもと違ってごっそりなくなっていたりもします。前日は大きなターキーを買い求める人で長蛇の列。でもみんな楽しそうです。


☆スイートポテトキャセロール

このスイートポテトキャセロールは,Durhamの教会が主催する外国婦人のための集まりで,ベテランのアメリカ主婦から感謝祭用のレシピを頂いたもののうちの一つです。

 ノースカロライナではスイートポテトというと,中が濃い橙色のものでした。渡米するまでその種類は見たことがなかったのですが,日本でも手にはいるようです。橙色のスイートポテトは,日本のさつまいもに比べると,やや水分が多くてべたつくのでふかし芋にはあまり向きませんが,人参並のカロチンを含んでいるとかで,栄養もたっぷりですので,工夫して何かお料理に使ってみて下さい。

(材料)
 

(トッピングの材料) 

 

  1. スイートポテトを浅い耐熱容器に入れて180℃に温めたオーブンで1〜1時間半あるいは竹串が通るくらいまでベイクする。
  2. 柔らかくなったスイートポテトの皮をのぞき,マッシュ状にする。
  3. バターは溶かしておく。
  4. トッピング以外の材料をすべて混ぜ合わせ,深い耐熱皿(9×9”か7×11”位)に入れる。
  5. トッピングの材料を混ぜ合わせ,ポテトの上にのせる。
  6. 180℃のオーブンで35分ベイクする。

 

※オリジナルのレシピでは,砂糖1カップをポテトの方に加えるのですが,ポテト本体が甘みが強いので,入れないでつくっていました。ポテトの状態やお好みにより加えて下さい。

 


☆コーンプディング

これも感謝祭用の一品です。

(材料)

 

  1. 卵を溶き,砂糖,小麦粉を加える。
  2. 1に牛乳,クリームコーンを加える。
  3. 耐熱皿の内面に薄く油を塗り,2を注ぐ。
  4. バターをその上に散らす。
  5. 塩こしょうを表面に軽くふる。
  6. 180℃に温めたオーブンで1時間ベイクする。

 

※ お好みで粒コーンを加えてもいいですし,シナモンシュガーをふりかけて焼いても美味しく出来上がります。


☆クランベリーサラダ

 

これも感謝祭用のレシピです。味はアメリカンですが,彩りはきれいなので,クランベリーのものを一品,感謝祭の食卓に加えたいときにつくってみて下さい。

 

(材料)

 

  1. オレンジは,皮をむいて一口大にしておく。
  2. ナッツは粗みじん切りにする。
  3. パイナップルのジュース(あるいは缶詰の残りつゆ)を少し加えた水1カップを沸騰させ,ジェロの粉末をよく溶かす。
  4. ジェロが溶けたら,冷水2分の1カップを加える。
  5. 4にパイナップル,オレンジ,ナッツ,クランベリーソースを加える。
  6. 冷蔵庫で冷やし固める。

 


☆パンプキンブレッド

 

アパートの管理人さんに教えて頂いたもの。パンと言うより,ケーキといった感じです。

(材料)

 

  1. 卵と砂糖をよく混ぜる。
  2. 1にパンプキンとオイルを加え,よく混ぜる。
  3. 粉類(小麦粉,ベーキングパウダー,ベーキングソーダ,シナモン)をふるい,少しずつ2に加え,よく混ぜる。
  4. 焼き型(8×10”)の内面にオイルを薄く塗り,粉を少々ふっておく。
  5. 3を型に流し込み,上にナッツ(そのままでも粗みじんにしてもお好みで)を飾る。
  6. 180℃に温めておいたオーブンに入れて焼く。まず,ふたをせずに30分,その後様子を見てアルミ箔などでふたをして20〜30分さらに焼く。 


☆アボガドのエビソースかけ

 

 これは,ダーラムに引き続き東京でもプレイグループでお世話になっている,中塚眞起子さんに教わった前菜です。お料理上手の彼女が何気なくささっと創作っぽいものを作るのを見るといつもうらやましく思います。これも,アメリカ滞在中にレストランで食べたものを自分流にアレンジしたとのこと。赤と緑の色合いがとてもきれいです。

(材料) 
 
  1. エビあるいは鶏肉の下ごしらえをしておく。ニンニク,玉ねぎはみじん切り,マッシュルームは薄切りにしておく。
  2. 鍋にオリーブ油を熱し,ニンニク,玉ねぎ,マッシュルームを炒める。エビあるいは鶏肉を加え,表面の色が変わるまでさっと炒める。
  3. 白ワインを加えて塩こしょうで調味する。
  4. トマトペーストを味をみながら少しずつ加え(酸味の好き嫌いによって量を加減),砂糖少々を加える。
  5. 生クリームを加えたら,すぐに火を止める。
  6. アボガドの皮と種を除き,スライスして皿にのせ,エビ(チキン)ソースをかける。パセリを上に散らす。

 ※アボガドにかけるだけでなく,エビソースをご飯にかけて食べても美味しいです。

 


☆ポテトとアーティチョークのグラタン

 

 テレビや映画の好きな私は毎週欠かさずテレビガイドを買っていたのですが,その中にテレビ俳優やタレントさんの得意な一品料理コーナーがありました。このお料理は私の知らない女優さんが紹介していた一品をアレンジしたものですが,彼女自身はお料理はあまりしないということで,レストランのシェフの恋人が教えてくれたものだそうです。

 

(材料)

 

  1. ジャガイモは皮をむいて薄切り。アーティチョークは適当な大きさに切る。ベーコンは適当に切って,カリカリに炒めておく。ニンニクは皮をむいてつぶしておく。
  2. オーブンを180℃に予熱。
  3. ジャガイモ,アーティチョーク,ニンニク,生クリーム,牛乳を鍋に入れ,沸騰させて,弱火で15分ふつふつさせる。時々かき混ぜる。塩こしょうして調味する。
  4. 浅めのキャセロールの内面にバターを塗る。
  5. 鍋の中身をキャセロールに移し,ベーコンも混ぜ,ふたをして,180℃で20分焼く。
  6. ふたを外し,チーズを上にふりまいて,ふたをせずにもう20分焼く。

 

※アメリカのベーコンと日本のベーコンって,ずいぶん違いますよね。渡米した当初は『こっちのベーコンって脂身が多くて色も違うなあ』って思ったものだけれどカリカリにすると美味しいんですよね。それにスモークされたものも何種類か店売りしていたのが,今では懐かしいです。日本のものも最近では『カリカリになるベーコン』と称して売られていますが,一度向こうの美味しいベーコンを味わうとちょっと違和感があるような・・・。

 

※アーティーチョークは,アメリカでは一般的な野菜らしくて生や瓶詰め,缶詰もよく売られています。日本に帰ってきて,輸入物の瓶詰めを見てびっくり。気軽に買えるような値段ではありませんでした。


☆豚肉のコーンクリーム煮(4人前)

 

このレシピと次の「海老のトマトソース煮」は,チャペルヒルに2000年の2月までお住まいだったMamiさんから頂いたレシピです。私たちが帰国してから渡米されたので、直接はお会いしたことがないのですが、Mamiさんから折に触れて頂くメールのおかげで、私自身も東京にいながらにして、チャペルヒル生活を一緒に楽しむことができました。

 

(材料)4人前:

 

  1. 豚肉を小さ目の一口大に切り、塩、胡椒を少々振る。
  2. ジャガイモは皮をむいて1cm角に切って水にさらす。玉ねぎも1cm角に切る。
  3. 鍋にサラダ油大さじ1を熱して豚肉を炒め、焦げ目がついたら玉ねぎを加えて炒める。
  4. ひたひたの水、固形スープを加え、煮立ったら中火で10分煮、じゃがいもを加えて5分煮る。
  5. コーンと牛乳を加え、弱火で2〜3分。味を見て塩 胡椒で調味。
  6. 器に盛り、青みのパセリを散らす。

 


☆海老のトマトソース煮

 

(材料)4人前:

  1. 鍋にサラダ油大さじ2を熱して、玉ねぎを透き通るまで炒める。
  2. ピーマン、マッシュルームを加えて、油がなじめばトマトを缶汁ごと入れる。トマトを潰してローリエ、固形スープを加え、とろりとなるまで煮詰め、塩胡椒で味を調える。
  3. 海老は尾を残して殻をむき、背わたを取り筋を切って伸ばす。
  4. 塩胡椒を軽く振り、小麦粉を薄く付けてバターで赤くなるまで炒める。
  5. 海老を2に加えて2〜3分煮る。
  6. バターライスと(カレーみたいに)盛り合わせる。

 


☆ミネソタ・サラダ

 

チャペルヒル在住の菊池昭子さんから、教えていただいたレシピです。ミネソタ州出身の方から教わったサラダだそうで、あちらでは一般的だとか。日本のインスタントラーメンを使うところが面白いです。さくさくした食感と風味が独特なサラダです。

(材料)

 

ドレッシングの材料

 

  1. アーモンドとサンフラワーシードを、オーブンで4〜5分トースト。
  2. キャベツはせん切り、小ネギは小口切りにして、1.に混ぜる。
  3. 食べる直前に、細かく砕いたラーメンを2.に混ぜ、ドレッシングをかけてできあがり。


☆リンゴのクラフティ

 

家庭料理のお教室で教えていただきました。リンゴの甘煮の入ったカスタードみたいな感じ。酸味が効いていて私の好きな味です。一時は凝って、しょっちゅう作っていました。友人の間でも、なかなか好評です。

 

(材料)

 

 

C 

 

  1. リンゴは皮と芯をのぞいて、3センチ角(大きめが美味しい)。Aを加えて、ほうろうかステンレス鍋で、はじめ強火、水気がなくなったら中火で、薄いあめ色になるまで煮る(鍋を揺すりながら)。
  2. 火から下ろして、リキュールで香り付け。
  3. グラタン皿などにバター(分量外)を薄く塗り、2のリンゴを広げ入れる。
  4. ボウルに、Bをふるい合わせ、牛乳を加えてとかす。
  5. ほぐしたCと、生クリームを4のボウルに加え、2〜3度裏ごし。バニラエッセンスで香り付け。
  6. 5の生地を3のリンゴの上から流して、150度℃に予熱しておいたオーブンで、20〜25分焼く。(軽く焼き目がついたらOK。)

☆=TERIYAKI MEAT LOAF=

かずみさんから,テリヤキミートローフレシピをご紹介していただきました!

 

《材料》  メジャーカップはアメリカ規格です

作り方はいたって簡単! 材料をよーく混ぜて型に流し オーブンに入れ,竹串を刺して赤い肉汁が出なくなったらOK。

私は たいがい上記の半量で作ります。 にんにくも2〜3個いれちゃうし 生姜も多め 玉ねぎも炒めたり、そのまま入れたりと まぁいい加減 だから、パンは何枚切りの厚さなんて つっこまないで下さいね(笑) 

紹介してくれたお友達(LA在住)の「くり坊」曰く, これにライスかパスタを添えると 気分はハワイアンだとか。 私は、残るとサンドイッチにしてお弁当にします。


まわりのアメリカ 目次

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☆ラザニア
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☆パンプキンブレッド2種
☆バナナブレッド
☆人参のケーキ
☆ポテトとアーティーチョークのグラタン
☆アーティチョークのチーズリゾット
☆ザワークラウトのソーセージ添え
☆エビのフリッター
☆カボチャの丸ごとスープ
☆アボガドのエビソースかけ
☆ホットチキンサラダ
☆ピーマンのミートライス詰め
☆トマトのブロッコリー詰め

 


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