コンピュータとインターネット

 

 

 

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アメリカのインターネット
 アメリカでは,会社名や商品名などの固有名詞を聞いたら,それらに対応するホームページがまずあると思って間違いないほど,インターネットが生活の隅々にまで浸透しているので,何かを調べたいとき,確認したいときにとても便利です。アメリカに滞在するなら,インターネットを使わない手はありません。電話での問い合わせやラジオやテレビのような流れては消えていく情報と比べて,時間を気にせず画面を見て確認しながら情報を得ることができるので,英語が多少苦手な人でも,とてもありがたい手段です。また最近は,日本の情報もかなり手軽にインターネットで手にはいるようになってきているので,昔のように情報から取り残され,浦島太郎のように感じることは少なくなってきました。
 このページは,HAMACHI!の体験を元にした,アメリカでのパソコンとインターネットについてのガイドです(1998年7月現在)。初心者の方には多少不親切なページだと思いますが,基本的な用語の説明は省かせてもらいます。
 

このページの内容

インターネットサービスプロバイダの見つけ方

 プロバイダの条件,

人気のあるISP

 日本から送られたメールの送受信,

ローミングサービスのある日本のプロバイダ

パソコン通信

 Nifty-serve,

AOL

パーソナルコンピュータと日本語

 Windowsマシン,

MacOSマシン,

Win,Mac共通の注意点

インターネットの検索法

インターネットのプライバシーのこと

ホームページが作りたくなったら

時間の設定を


インターネットサービスプロバイダの見つけ方
 このページを読んでいるということは,すでにインターネットに接続できる環境があるということですが,日本にいるときはいいとしても,いざ海外に出たときにどうするかが問題です。出張先や留学先に自分が自由に使える専用線接続のアカウントとコンピュータがあれば,いうことはありません。それが望めない場合は,自分で地元にアクセスポイントのあるダイヤルアップIP,ADSL接続のプロバイダ(インターネットサービスプロバイダ,ISP)を探す必要があります。アメリカのISPの平均的な料金は1カ月20ドル前後の固定料金制(つなぎ放題*)ですが,インターネットとパソコンの普及率が高まるにつれ低価格になりつつありましたが,プロバイダ間の淘汰が一段落した現在は,やや高くなる傾向も出てきています。。
 電話のモジュラージャックは,日本と同じ形状なので,日本でISPからインターネットに接続していた人なら,ヨーロッパなどと違ってアダプターを買う必要はありません。モデムを使わないでイーサーネット接続していた人は,外国でも使えるタイプの電話線接続用モデムを渡米に備えて用意しておきます。もちろんアクセスするための電話番号やサーバーなどへの接続条件などは,アメリカで新たに設定する必要があります。ISPによっては,専用の接続プログラムを使ったほうが便利なこともあります。
(*アメリカでは電話の市内通話が固定料金制のため,インターネットにつなぎっぱなしにする人が最近増加し,ISPに接続しにくくなるなどの影響が出始めたので,ISPによっては,IBM netのように固定料金で接続できる時間のマキシマムを設定し,それ以降は従量制で課金するところが出てきました。)
 アメリカでは,電話料金に市内通話料金が含まれているのが一般的なので,市内通話に関しては24時間「テレホーダイ」状態です。重要なのは,自分の家から市内通話料金でつながるところにアクセスポイントがあるかどうかです。チャペルヒルからは,何故かRTP(リサーチ・トライアングル・パーク)とRDU空港エリアに飛び地のように市内通話扱いで電話がかけられます。そのためHAMACHI!の場合は,RTPにもアクセスポイントがあり,アメリカ各地や日本や海外でも同じアカウントが使える(1997年6月現在)IBM Global Networkを選択しました。アメリカ滞在中だけのアカウントでよければ,Mindspring EnterprisesEarthLink NetworkConcentric Networkなども日本人に人気があるようです。(「まわりのアメリカ 」へ接続するのに最も多く利用されているプロバイダは,上記の他に,AOL, UUNET, Netcomなどです。)
 また,日本のISPでもアメリカのISPと提携して,日本でのアカウントをそのままに海外接続(ローミング)をしてくれるところもちらほら出てきましたが,高いローミング料金が別にかかるISPだと,短期間の海外旅行用くらいとしてしか使えません。
 さらに,アメリカでは,ISDNをサポートしているISPは,日本のプロバイダに比べるとまだそれほど多くなく,日米でISDNの方式も違うので,日本で使用していた機器は使えません。常時接続したい場合は,ケーブルやADSLを現地で契約しましょう。)
 
(IBM では,インターネット部門のGlobal Networkを,'99年までにIBM以外の会社に売却してしまったため,現在(2001年4月)では使うことができません。)
 
 一時的にでもインターネット環境が,使えなくなるのが困る場合は,海外ローミングの可能なISPに日本で加入しておき,アメリカに来てから,より条件のよいISPに切り替えるとよいでしょう。メールアドレス変更などのお知らせを行き渡らせるために,切り替えには,最低一ヶ月間は必要でしょう。
 ファイアーウォールなどがあるために,アメリカから日本のメールサーバーにアクセス不可能な場合は,日本のアドレス宛に届いたメールをアメリカで使えるメールアドレスに,転送するように,ネットワークの管理者に頼むなどして設定するとよいでしょう。AOLやNifty-serve等にも入っておけば,万が一,メールアドレスの切り替えにトラブルがあったときの保険としても使えます。
 いずれも,日本にいるうちに海外でもローミング可能なISPに加入したら,国際電話を使って自分が引っ越す地域のアクセスポイントまで接続し,予めきちんと接続できることを確認しておくと安心です。また日本のサーバーに通常はEthernetで接続している人で,PPP接続もできることがわかっている場合は,電話番号や設定をメモなどで控えておくと便利です。最悪の場合は,アメリカから国際電話で日本につなぐことが可能になります。ローミングは,あくまでも現地プロバイダに加入するまでのつなぎと考えるべきですが,最近では,AOL以外にも日本のプロバイダでも,追加料金なしでローミングしてくれるところもちらほら出てきました。
 現地のISPからインターネットに接続する場合は,無料でアクセスソフトをオンラインまたはCD-ROMで手に入れることができるので,それを利用するのも便利です。ちなみにアメリカでのIBM netの接続ソフトは日本語版Windows95上でも特に問題なく動きました。
 
*自前で海外ネットワークを持っているところは,ローミング料金が無料または低価格なようです。
 

パソコン通信

 アメリカのパソコン通信サービスは,'97年のAOL(アメリカオンライン)のCompuserve(コンピュサーブ)の買収以来すっかり廃れて,インターネットへの移行がほぼ完了しているようです。日本のパソコン通信サービスも,Nifty-serveに代表されるように,内容的にはパソコン通信からインターネットサービスプロバイダ(ISP)の性格が強くなってきました。
 Nifty-serveはもともと会員制のクローズドなサービスなので,パソコンのトラブルや特定の情報を探す場合には,インターネットをあちこち探し回るよりはNifty-serve内だけで用が済むことが多いので,当てもなくインターネットを検索する方法に比べると遥かに効率的です。
 既にNifty-serveに加入している人は,ID(メールアドレス)を残しておき,アメリカからアクセスすることも可能です。その方法としてCompuserveの回線を使う方法と通常のインターネット経由で接続する方法,さらにGRIC経由でローミング接続する方法がありますが,Compuserveの回線を使用する場合Nifty-serveまでの接続料が使用料とは別に加算されるので,日本でNifty-serveのメール機能しか使う予定がなく,月45分以上使用しないならば,渡米前に完全従量制の料金に切り替えておいた方が無難でしょう。インターネットの接続がかなり安定していて,長時間の利用が予想されるならインターネット経由の「オープンコース」も選択肢になるるでしょう。
 またインターネット経路を使うのでない限り,接続料金を抑えるためにもオートマクロ機能を持った通信ソフトは不可欠です。その例として,Nifty-serve専用のComNifty(Macintosh用),Nifterm(Windows用)などが便利です。接続方法はそれぞれのマニュアル,およびNifty-serveのオンラインヘルプに譲ります。尚,Compuserveの回線を使う場合でもCompuserveの会員になる必要はありません。回線接続料は,Nifty-serveから請求されます。

トライアングルエリアのCompuserve networkとGRICアクセスポイント

Chapel Hill

919-929-0443,919-929-0684 (GRICと共通)

Durham

919-687-4049,919-309-0123(GRICと共通),
919-572-2224(GRICのみ)

Raleigh

919-664-5848,919-664-8262(GRICと共通),
919-821-0194(GRICのみ)

CompuServeネットワーク経由 管理費200円/月+15円 /分+Nifty使用料(従量制コースの場合)

 AOLは,インターネットも可能なパソコン通信サービスです。日本でいうとNifty-serveのようなメジャーな会社で,日本でも鳴り物入りで97年からオープンしましたが,立ち上がってしばらくはサポート体制がしっかりしていない,メールが送れない,届かないなどのトラブルが絶えませんでした。しかしアメリカでは,AOLユーザーがまわりに無視できない数いる(1999年8月現在で2000万人)ので,アクセスポイントが多いこと,通信にグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を使った老舗であることなどを考えると,IDを持っていれば便利なこともあります。
 日本のAOLとアメリカのAOLは,名前が同じだけで資本が違うため,日本でAOLに加入していても,アメリカの料金体系(固定料金プランもある)に移行することはできません。アメリカのアクセスポイントを接続料金の追加無しで使うことはできるので,この点はNifty-serveよりも有利です。また日本語が使用可能なOSなら,アメリカでAOLに加入しても日本版のAOL接続ソフトがそのまま使えるので,日本にいる時と同様に日本側のコンテンツを読むことが可能です。追加料金無しで家族のメールアドレスまで取得できるのも魅力でしょう。
 日本で日本のAOLに加入してから渡米するか,アメリカでアメリカのAOLに加入し直すかは,自分の使用環境・頻度に合わせて決めるとよいでしょう。日本でも2000年にやっと固定料金制が始まりましたので,日米どちらのAOLに加入するか,それほど悩む必要はなくなりました。アメリカのAOLでも,日本版,英語版どちらの接続ソフトも使えますが,アメリカでアメリカのAOLに加入した場合,日本語のメールは添付ファイルで送受信するなどの工夫が必要になることがあり,日本版のソフトからは課金情報などの情報にアクセスすることができません。メールソフトは,専用ソフトを使う必要がありますが,ホームページを閲覧するウェブブラウザは,AOL専用のブラウザとは別に,ネットスケープやインターネットエキスプローラーを立ち上げて使うことができます。この場合ウェブサイト上から,フォームに入力してメールを送る時に,うまくいかないことがあります。また流行のポストペットは,AOLのメールアドレスでは,使うことができないので,他のプロバイダなどのアドレスを取得する必要があります。

トライアングルエリアのAOL networkアクセスポイント

Durham

919-361-2420

R T P

919-547-0500

Raleigh

919-876-0210

Raleigh

919-872-6614

AOLからポストペットを使用する際の注意点
AOLは,通常のメールアドレスとしてしか使えないので,新たに他のプロバイダと契約してメールアドレスを取得するか,または無料のメールアドレスを配布している会社のものを使うこと。無料のメールアドレスをサービスしているところでも,SMTPとPOP3というメールの送受信プロトコルに対応していなければ,使えません。ポストペットが使える無料メールサービスの例)Geocities(日本アメリカ)
*ポストペットにGeocitiesを使用するときは,メールの受信をチェックしてから,新しいメールを送信するようにしないとエラーが出ます。
 
パーソナルコンピュータと日本語
 
 現在Windows95またはWindows98マシンを使っていて,アメリカでも日本語を使う可能性があり,会社が引っ越し代ももってくれるなら,引っ越し業者にまかせて重いデスクトップのパソコンであっても持ってきてしまいましょう。パソコンの価格は,アメリカでも日本でもそれほど差はありませんが,アメリカで買った英語版Windowsマシンの場合,日本語も使える環境を作るのは,それ専門の業者がいるくらい,かなりの困難を伴います。やり方には,1.英語版Windowsのまま日本語を使えるようにする,2.英語版に日本語版Windowsを上書きする,3.英語版と日本語版をハードディスクに別々に記録して,別々に立ち上げられるようにする,などがありますが,HAMACHI!のお勧めは,1.か3.です。
英語版Windowsのまま日本語を使えるようにする(1998年現在)
 もしアメリカでWindowsマシンを買った場合,WWWを見るためだけなら,英語OS上で比較的簡単に日本語を表示できるようになります。Win95にはInternet Explorerが,今のところ必ず付いてくるはずですが,4.0はまだかなり不安定なので新しくインストールするのは絶対に避け,3.0とここ(http://www.microsoft.com/msdownload/ieplatform/lang/00002.htm)からダウンロードできる日本語のサポートパックをインストールし,preferenceからfontをJapaneseに設定すれば,とりあえず日本語のネットサーフィンには問題がなくなるはずです。ただし,画面で日本語が表示されていてもプリントアウトができない,日本語が入力できないなどの問題は残ります。4.0がインストールされているマシンの場合は,同様のキット(Microsoft Global IME:http://www.microsoft.com/Windows/ie/Features/ime.asp)のJapanese IMEをダウンロードして使えば,Internet Explorer以外にもMicroSoft社製のWordやOffice上でも,日本語表示と日本語の入力ができるようになります。また,Netscapeも無料で使えるようになりましたので,UnionWay(http://www.linelabo.com/download.htm or http://www.unionway.com/)を使うと,60日間だけですが,Netscape以外のアプリケーションでも日本語が使えるようになり,プリントアウトもできるようになります。さらに,日本製のFEPにはかないませんが,UnionWayも日本語を入力することも可能になります。
 マイクロソフトは,ハード各社に供給した最新OSに関してはサポートが面倒なので個人向けには,店頭売りしていません。日本で買ったWindowsマシンにWin95/98のインストール用またはリカバリー用のCD-ROMやディスクが付いていたら,その他のアプリケーションのインストールディスクと一緒に,忘れずに持ってきましょう。1998年7月にWindows98が発売(英語版は6月)されましたが,コンピュータに詳しくない限りは,Windows95から98へのアップグレードに関してはしばらく様子を見るか,どうしても使いたければ,98がプリインストールマシンを購入すると良いでしょう。 Windows3.1マシンは,そろそろ世代交代の時期です。
英語版と日本語版をひとつのハードディスクに入れる
 Windows95の英語版と日本語版を持っているなら,ハードディスクの容量が倍以上必要になりますが,PartitionMagicSwitcherSystemCommanderなどのうちどれかを選び,システムを共存させるという手もあります。システムが安定するまでに多少時間がかかりますが,この作業自体が好きな人もいるくらいですので,気楽に気長にやりましょう。また,いったんシステムが安定したら,なるべく素性のわからないソフトはインストールしないことが,長続きの秘訣です。さらに,言い古されていますが,貴重なデータは,こまめにバックアップを取る習慣をつけましょう。どうにもならなくなったときは,ハードディスクをフォーマットし,一からシステムを再インストールする勇気と多少の知識も必要です。
 
 Macintoshおよびその互換機を使っているあなたは,とてもラッキーです。日本からMacを持ってくるのも,アメリカで買うのも問題ありません。アメリカでMacは,Windowsマシンに比べて完全に劣勢になってしまいましたが,Macintoshは,作業効率も生産性も高いことが証明されているので,Macを捨ててまでしてWindowsマシンを買う必要はありません。もしアメリカで英語版Macを買うつもりなら,日本語を使えるようにするために必要なものは,Japanese Language Kit(JLK)だけです。MacOS8.5からは,英語以外の言語も最初から表示することは可能になったので,JLKも必要なくなります。但し日本語を入力するには,ATOKやEGBridgeなどのIMソフトを使うことになります。また英語環境で開発されたソフトの中には,日本語の使用に支障が出るものもあります。
 仕事場のパソコンによっては,Windowsマシンの必要を感じるかもしれませんが,200MHz以上のPowerPCが内蔵されたMacintoshなら,VirtualPCとWindowsまたはRealPCとWindowsの組み合わせか,SoftWindowsを導入して二刀流にするという方法もあります。また,Windowsでは,英語版対応ソフトと日本語版では,全くファイルの互換性やメニューの整合性が取れていないことが多いので(特にMS Office関係),Macならこれらの文書のコンバータとしても使えるなど,ファイル管理も柔軟に対応できるので気楽に仕事ができます。当然のことながら,インターネットで日本語を使うためには,EudoraのようなメールソフトやNetscapeやInternet ExplorerなどのMacintosh版ブラウザが必要になりますが,日本語版でも英語版でも,問題なくそのままアメリカで使えるはずです。
 
 日本語バージョンのOSがインストールされたパソコンを使い,アメリカで通常のISPを通じてインターネットに接続する場合,日本語のメールの読み書きには問題は起こりません。文字が化けたりするのは,文字コード(JIS,Shift-JIS,EUCなど)の選択の誤りによることが多いので,メールやブラウザソフトの設定などをチェックする必要はあります。なお,半角カタカナをインターネットで使うのは,読む人のマシンによっては受け入れられないことが多いので,絶対避けましょう。
 日本で買ったアプリケーションソフトもこちらに持ってきておくと,トラブルで再インストールしなければならなくなった時に役立ちます。必要なソフトなら,インストールディスクと登録番号を紙などに控えて必ず持ってきましょう。アメリカでソフトをアップグレードするときにも使えます。OSのインストールディスクや拡張カードのデバイスドライバなどのディスクも忘れないこと。
 ノート型のパソコンをアメリカに持ち込む場合には,内蔵されている電子部品やハードディスクなどは,衝撃に弱いため,必ず手荷物にすること。空港のX線検査の機械の所での盗難が多いので,自分の荷物には,わかりやすい目印を付け(でも,アップルのマークなんか間違っても付けちゃダメ!)る,前に割り込まれないようにする,などして気を付けて下さい。
 
  • MacかWinを選択するときに役に立つかもしれないサイト(真・窓と林檎の物語)
  • インターネットエクスプローラーのセキュリティやバグについてのリンク集
  • 在外邦人の個人パソコンユーザーを対象にした会員制パソコンサポートサービス,大塚商会の「ワールドワイドPCサポート」は,国際電話で日本人スタッフが24時間体制で応対する電話サポート(電話代無料 ),日本語版と外国語版のOSの共存環境をセットするなどの「プリセットアップサービス」(4万円)など,内容だけ見ると,パソコンビギナーには,便利そうです。会員募集は'98年5月10日より
 

インターネットの検索法

 さて,自分のメールアドレスとインターネット環境が手にはいったら,次は,情報の検索です。日本語で書かれたホームページを探す場合に便利なのは,Yahoo JapanInfoseek Japanです。これらを探して出てこなければ,gooをサーチすると見つかることもあります。これ以外の検索サイトは,データベースが小さいので,現在のところ全く必要ありません。
 Yahooは,探し出したい会社名やものの名前がわかっていて,ホームページのアドレス(URL)を知りたいときに,Infoseekは,漠然とした単語や内容から関連するホームページを探すときに有効です。ただし日本はまだまだインターネットの普及率が低いので,探し出せない場合は,本当にないことがあります。
 アメリカで会社名や商品名からURLを探すのは,けっこう簡単です。基本はhttp://www.名前.comです。これで当たらなければ,やはりアメリカでもYahooInfoseek,またはAltaVistaあたりを使って検索すると便利でしょう。
 ノースカロライナのトライアングルエリアにあるレストラン,イベント,会社,公共サービスなどの検索は,The Triangle CitySearchがベスト。これだけで大抵の用は足ります。こちらに来る前にアパートの相場などを知っておくのは,Rent NetApartment Bookが便利そうです。レンタル家具は,CortAaronなどがあります。あーあ,僕も来る前に,これを知っていれば...
(→チャペルヒル到着後の生活セットアップガイドへ)

おまけ
Cookieとプライバシーのこと
 Cookieって知ってますか?これ,気がつかないうちにみんな使っているんです。NetscapeやInternet Explorerなどのブラウザを使って,あるホームページを見に行くとそのホームページを管理しているサーバーがCookieと呼ばれる個別番号を発行して,ユーザーの興味の度合いを測るなどの目的で,次回同じページを見に行ったときに,同じ人(コンピュータ)が見ていることがわかるようにするものです。訪れた回数などもわかるため,使い方によっては,プライバシーの侵害にもなりかねない機能です。ブラウザに登録されたメールアドレスまでは,相手のサーバーに伝わることはありませんので,特殊な場合以外は個人情報が漏れることはありません。ただ最近のニュースや検索サイトは,ほとんどCookieを発行しますし,オンラインショッピングなどでは,Cookieを顧客番号として発行することもあるので,Cookieを使わないと次のページに進まないなど,Webの挙動がおかしくなる場合もあります。Cookieの発行を受け取るかどうかは,個人の自由ですが,プライバシーが気になる方は,通常ブラウザのデフォルト設定が「Cookieを受け取る」になっているはずなので,オプションまたはpreferencesで,一度チェックを外してみることをお薦めします。その他Cookie以外にも,自分のブラウザは,アクセスしたサーバーに対して,使用ブラウザとそのバージョン,使用マシン,どこのサイトからサーフしてきたか,など,意外と多くの情報をWWWサーバーに対して発信しています。ま,それほどCookieに関しては,心配しなくて良いという話もあるのですが,セキュリティに関しては常に気を配りましょう。
 

ホームページが作りたくなったら

 無料でホームページのスペースを提供してくれるサイトが増えてきました。Geocitiesというサイトが特に有名です。もし自分の使っているISPがホームページ用のディスクスペースを提供しない場合や,ファイル転送の手順が難しく感じる場合,ここは特殊なソフトも使わずに自分のホームページが作れるので,気軽に情報が発信できます。あなたも,あなたの「まわりのアメリカ」を作って見ませんか?できあがったら,「まわりのアメリカ」からもリンクさせてくださいね。
 

時間の設定も忘れずに

 アメリカに移ってきて忘れがちなのが,現地時間の設定です。これを忘れるとコンピュータは,ずっと日本時間で動いていることになりますので,メールを送った相手の受信簿での順番がおかしくなることがあります。自分では気づかないことが多いので,インターネット関係の設定をする時に,一緒に時間の設定もしてしまいましょう。
  • Macintoshの場合,アップルメニューなどからコントロールパネルを開き,「世界地図」で自分の場所(自分と同じ時間帯の都市を選ぶ)を設定し,次に「日付&時刻」を設定する必要があります。Macの時間を正確に設定するためには,この二つのコントロールパネルの再設定が必要です。必要ならばサマータイムにもチェックを付けます。
  • Windows95の場合,「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」で「日付と時刻」を開きます。該当する「タイムゾーン」を選び,現在の「日付と時刻」を設定します。タイムゾーンでは,「自動的に夏時間の調整をする」にチェックをつけると自動的に調整してくれないことがあります(笑)ので,要注意。

 

「まわりのアメリカ」日記の関連項目
6月11日7月25日〜26日9月8日


Key wordとURL

人気のあるISP
IBM Global Network(http://www.ibm.net/)
Mindspring Enterprises(http://www.mindspring.com/)
EarthLink Network(http://www.earthlink.com/)
Concentric Network(http://www.concentric.net/)
信頼できるISPランキング(http://www.pcworld.com/workstyles/online/articles/jan98/1601p146.html?SRC=mag)
 
919エリア(ノースカロライナ東部)で使用可能なISP
ISP・リスト (http://thelist.internet.com/areacode/919.html)
詳細(PC worldマガジン)(http://www.pcworld.com/cgi-bin/interactive/isp_search.pl?area_code=919&start=10)
 

Nifty-serve(http://www.niftyserve.ne.jp/)

AOL(http://www.jp.aol.com/index.html)

Windows(http://www.microsoft.com/japan/win95/)

Internet Explorer(http://www.microsoft.com/ie_intl/ja/download/)

英語版Internet Explorerの日本語サポートファイル(http://www.microsoft.com/msdownload/ieplatform/lang/00002.htm)

インターネットエクスプローラーのセキュリティやバグについてのリンク集(http://www.webnik.ne.jp/ie_bug.html)

MS Office(http://www.microsoft.com/japan/office/)

Netscape(http://home.netscape.com/download/index.html?cp=hmp01sdow)

UnionWay(http://www.linelabo.com/download.htm または http://www.unionway.com/)

PartitionMagic(http://www.netjapan.com/ps/pm/info/V3new.html)

Switcher(http://www.fuji-tv.com/comp/comp1_j.htm#switcher)

SystemCommander(http://www.softboat.co.jp/product/sc/sc.html)

Macintosh(http://www.apple.co.jp/)

Japanese Language Kit(http://macos.apple.com/multilingual/japanese.html)

VirtualPC(http://www.connectix.com/html/connectix_virtualpc.html)

RealPC(http://www.softwindows.com/SoftWindows/Mac/Products/RealPC_brief.html)

SoftWindows(http://www.softwindows.com/)

真・窓と林檎の物語(http://www2.tky.threewebnet.or.jp/~umz/AM/)

Yahoo Japan(http://www.yahoo.co.jp/)

Infoseek Japan(http://www.infoseek.co.jp/)

goo(http://www.goo.ne.jp/)

Yahooアメリカ版(http://www.yahoo.com/)

Infoseekアメリカ版(http://guide.infoseek.com/)

AltaVista(http://altavista.digital.com/)

The Triangle CitySearch(http://www.citysearch11.com/)

Rent Net(http://www.rent.net/cgi-bin/rentnet/USA/NC/Triangle+Areas?S=AAAa001hy)

Apartment Book(http://www.aptbook.com/)

Cort(http://www.cort1.com/)

Aaron(http://www.aaronrents.com/)

Geocities(http://www.geocities.co.jp/)

Geocities USA(http://www.geocities.com/)

SPAMメールについての説明(http://www.ipa.go.jp/SECURITY/topics/ska.html)

5/05/'01更新

   


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