チャペルヒル到着後の生活セットアップガイド
モデルプランの概略 | |
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チャペルヒルのホテル,レンタカー |
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住居,銀行,車,インターナショナルセンターへの登録 |
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家具,電話,電気,水道,テレビ,生活用品の購入,日本人会,在留届,SSN,自動車免許 |
トライアングルエリアでは,RDU空港の外に出た瞬間から車が必要になります。レンタカーを使うことも可能ですが,アメリカでの運転経験がなければ,最初の日にいきなりフリーウェイにのるのはあまりお勧めできません。できれば誰かに迎えにきてもらえるように手配しておくか,タクシーが無難でしょう。ただし宿泊する場所によっては,すぐに車は必要になります。空港からチャペルヒル,ダーラム,ラーレイ,それぞれの中心地まで,車で約20分ほどです。車を購入(またはリース)するまでの間は,レンタカーを借りましょう。レンタカーは,小型乗用車で1週間200〜300ドルです。日割りより週単位で借りた方が,レートは有利になります。子供がいる場合は,チャイルドシートも忘れずに購入しましょう。エイビス(Avis)のように,日本からレンタカーを予約できる会社もあります。 アメリカでは,エイビスとハーツ(Hertz)が最大手の会社です。
チャペルヒルのホテル
チャペルヒルには,旅行者,ビジネスマンにも評判のよい3つのホテルがあります。
Carolina Inn:UNCに通うのであれば,大学が所有するホテルでもあるカロライナ・インが一番便利で,その風格もなかなかのものです。ダブルツリーホテルの系列。チェックインの時に作りたてのおいしいチョコチップクッキーがもらえます。(919)933-2001 (平成12年11月ドメイン確認 オンライン予約も可能)
Omni Chapel Hill Hotel:チャペルヒルの高級ホテル。UNCから2マイルほど。(919) 968-4900,Fax(919) 968-3520 *'98年9月よりシェラトンホテルとしてオープン。
Siena Hotel:イタリアのシエナにちなんで名前を付けられた,チャペルヒルの最高級ホテル。ゴージャスなイタリアンレストランがあることでも有名。UNCから1マイルほど。(919) 929-4000,アメリカ国内からのフリーダイヤル(800)223-7379
上記の3つのホテルに人気があるようです。このほかにも気軽に泊まれるホリデー・インなどもチャペルヒル内にあります。
ホテル滞在が長くなると,経済的な問題も出てきますので,全米でも割と評判の良いウィークリーマンションチェーンのOakwoodなどを選ぶのも良いかもしれません。
→住居,銀行,車,インターナショナルセンターへの登録
最初の1週間は,時差ボケと戦いながらも,とても忙しくなると思います。まず,なるべく早く土地勘をつかみ,何はともあれ住環境を整えることが最優先になります。ディスカウントストアか本屋でトライアングル周辺の地図も手に入れましょう。地図は,チャペルヒル・カルボロ・ダーラムを中心としたものと,ラーレイ・キャリーを中心としたもの2種類があると便利です。住居が決まっていなければ,通勤・通学可能な車で走り,街の雰囲気と印象をつかみます。一番近いショッピングセンターとスーパーマーケットの位置さえ覚えてしまえば,食料品入手の心配はなくなります(→お買い物ガイド)。ドライブするのに目的がないのもつまらないので,ヤードセール,ガレージセール等の情報を無料の地域情報紙Village Advocate(新聞販売機に入っている)で手に入れて,生活用品で必要になりそうなものを同時に手に入れるのもよいかしれません。掘り出し物は,そうあるわけではありませんが,アメリカ人のモノに対する価値観がわかって面白いと思います。土,日の朝8時〜13時位まで開かれるのが普通です。イエローページ(電話帳)も,手に入ると便利です。
また,最初の数週間は,自分の住所と郵便番号,電話番号,ソーシャルセキュリティナンバー(または申請した紙),パスポート番号,発行日,発行された場所,仕事場の住所と電話番号,さらに自分の日本の連絡先住所などは,いつ聞かれても慌てないように紙にアルファベットで書いて持ち歩くと便利です。日本でトライアングル生活便利帳を手に入れていなければ,これも必携ですので,まわりの日本人か和食レストラン等で訊ねてみて下さい。トライアングルエリアの様々な情報や電話番号がポケットサイズにまとまっていて,とても便利です。
ガソリンが少なくなってきたら→アメリカでの最初のガソリンスタンドは,セルフサービスが普通なため,多少緊張することでしょう。まず新しくて大きめのガソリンスタンドを見つけて(例:ユニバーシティモール並びのTEXACOなど)入ること。クレジットカードが使えれば,使い方は,機械の回りに書いてあるのでそれほど迷わずに処理できるはずです。それでもわからなければ,店員さんに聞いてしまいましょう。慣れてしまえば,日本のフルサービスが鬱陶しくなるほどラクチンです。ポンプに"Pay First"と書いてある場合は,先に給油する分だけ支払う方式なので,注意すること→(日記6月23日,8月25日)
住居:チャペルヒルに来て,しばらくはホテルか日割りのアパート生活がお薦め。各種手続きや日本からの船便の発送も住所不定ではできないので,とにかく住居を決めることが最優先(できれば1週間以内に)です。アパートを押さえてもらえる人がいる場合は,頼んでおくのもよいかもしれませんが,アメリカ人にはいい加減な人も多い(!)し,頼んだアパートやマネージャーがハズレの場合もあるので,できれば自分の目で確かめて住処を決めた方がよさそうです。日本にいる間に,インターネット(Rent Net,Apartment Book,Aprtment Guide)で地域ごとの相場をあらかじめ調べ,直接Faxなどでアタリをつけて,大家の反応の良し悪しなどをつかんでおき,こちらに来てからは,地元の人の評判や無料の情報紙Village AdvocateやApartment book,新聞のClassified Ad.欄なども参考にして,実際に当たるとよいでしょう。e-mailやFaxを送っても,外国人が相手だとわかると全く連絡も寄こさないところも多いので,日本にいるうちからメゲないように。時期的には,アメリカの年度替わりの時期である5〜7月辺りが,件数も多いようです。
永住するつもりでアメリカに来るのでなければ,限られた期間を充実させるためにも,住空間にはある程度こだわったほうがいいと思います。ただしどんなアパートにもアタリハズレがあるので,最初に住むアパートにはあまり条件を厳しくしすぎないことです。しばらく住んでいれば,まわりの様子も分かり,次のアパートを探すのも楽になるはずです。特に2年以上滞在予定の人は,アパートを途中で替えることも考えて,最初は短めのリース契約(6カ月からが多い)にしておくこともできます。通常,入居時に1カ月分の家賃をデポジット(敷金)として取られますが,これはアパートを引き払うときに,ある程度返ってきますし,最後の月の家賃に充てることもできます。その他アプリケーション・フィー(申込金)なるものをとられることがありますが,これが礼金だと思えば,とても安いものです。その他,契約書に「解約時には,現状復帰させること」という様な項目がある場合には,念のため,最初にビデオカメラや写真を撮っておくと良いでしょう。入居時に壊れている箇所や不具合を見つけたら,そのままにせず,マネージャーに報告すること。単身赴任の場合や家族と一緒に渡米する場合など,家族形態の違いによりアパートの選択基準も変わってくるのは,日本と同じです。
注意! 外国人がアパートを借りる場合,異常なほどクレジット・レコード(信用履歴)を気にして,連帯保証人のサインまで要求する大馬鹿な大家もいます。そんな時はその後もロクなことがないので,さっさとあきらめて,他の物件を探しましょう。アパートを出た後で,法外なクリーニング・フィーを取られることもあるので,安易にクレジットカードで支払わないこと。→日記6月,7月
アパートの種類とリース料金
通常は,アパート(ワンベッドルーム,ツーベッドルーム,スリーベッドルーム)かタウンハウス(2階建てのアパート)を選ぶことになります。一軒家を借りたり,購入する場合は,日本語で相談できるキャロライナ不動産も便利でしょう。一軒家の場合は,庭の芝刈りも法的な義務になりますので,よく考えて決めましょう。アパートといっても日本のように1つの建物だけのアパートは,まずありません。アパートというと,広い敷地内に,2〜3階建てで4〜15世帯ほどの集合住宅がいくつか集まり,コンプレックスを形成しているのが普通です。タウンハウスの場合もひとつの2階建ての建物が,中で完全に壁で仕切られ世帯ごとに玄関が別になっている形式で,ほとんど一戸建ての感覚で住むことができます。また学生では,アパートやプライベートハウスを数人で借りて,ルームメイトとシェアすることも多いようです。
施設:家具付き(フル,セミ),プール,テニスコート,ビジネスセンター,フィットネスセンター,クラブハウス,プレイグラウンドの有無,屋根付きガレージの有無,日本人にはあまりなじみのない暖炉の有無なども値段を決める重要な条件です。アパートの敷地に入るために,ゲートを設けて外部からの侵入に配慮したアパートもあります。どこのアパートも天井が薄いので,小さな子供がいる場合は,1階を選ぶかタウンハウスが無難でしょう。騒音は,トラブルの元になることが多いようです。
家賃:ワンルーム(Studio;450ドル位から),1ベッドルーム(550ドル位から),2ベッドルーム(650ドル位から),3ベッドルーム(850ドル位から1500ドル位まで)。短期より長期借りる方が1カ月あたりの家賃は安くなります。ロサンゼルス,ニューヨークなどの大都会と比べるとかなり安いほうです。電気,ガス,水道の料金が家賃に含まれている場合もあります。
地域選択ガイド
チャペルヒル・カルボロ:チャペルヒルには学生向きのアパートがたくさんあります。犯罪率もそれほど高くないので,比較的安心して住むことができます。カルボロやUNCのまわりには多少危険なところがあるようです。どちらにしろ環境の悪いところは,車や家の塗装など,街並みの雰囲気ががらっと変わるので,気が付くはずです。ただし日本に比べて人口密度が低いので,単に人通りが寂しいというだけでは,判断できません。また,学生に人気のあるところを選ぶと,突然始まる真夜中のパーティに悩まされることがあります。Airport Road沿いに住む日本人が多いようです。
ダーラム:ダーラムは,犯罪率や失業率がぐっと上がるのですが,チャペルヒル寄りならそれほど心配はなさそうです。チャペルヒル寄りのダーラムには,買い物に便利な場所がたくさんあります。University Drive沿いに住む日本人が多いようです。(参考→お買い物ガイド)
その他の地域:新しくて綺麗なアパートは,54,55号線沿いにたくさんあります。通勤時間にこだわらなければ,比較的最近開発されたキャリー(Cary;車で約2〜30分ほど)辺りでも,よい物件が探せるでしょう。前任者がいる場合は,その後に住むというのもお手軽です。
交通手段:チャペルヒル内には,バス路線があるので,これを参考にして住む場所を決めるのも良いかもしれません。でも車を使わなくても生活に困らないという意味ではありません。バスの路線図と時刻表は,UNCのStudent Store地下にある郵便局でも手に入ります。家族でこちらに来る人の中には,2台車を購入する人も少なくありません。
(「チャペルヒルのまわり」,「お食事処ガイド」も参照ください。)
銀行口座の開設:住所が決まったら,銀行口座を開きましょう。
→トライアングルエリアの銀行やお金の知識へ
車:新車か中古車を購入することになると思います。新車の場合はディーラーから,中古車の場合は,中古車ディーラーまたは個人売買での入手にとなると思います。購入時の交渉は,なるべくなら英語を話す友人にいっしょに来てくれるよう頼んだほうがよいでしょう。新車や中古車のディーラーは,チャペルヒルからダーラムに向かう15-501沿いに集まっています。また車を購入する場合は,国際免許証の期限内であっても現地の免許証取得が必要になります。
インターナショナルセンターへの登録:UNCで働く外国人や留学生は,インターナショナルセンターへの登録が必要になります。ここはビザ関係の事務も担当しています。登録には,パスポート,IAP-66等が必要になります。ここに登録するとソーシャルセキュリティナンバーを発行してもらうための書類を出してもらえます。ビザの延長などもここを通じて処理してもらえます。
最初の1カ月で済ませること(アパートが決まったら,または同時に進行)
→家具,電話,電気,水道,テレビ,生活用品の購入,日本人会,在留届,SSN
家具のレンタルまたは購入
家具のレンタル:コート(Cort (日本語INFO 1-800-345-3030)),アーロン(Aaron)という会社があります。コートでは,ここから家具レンタルをすることを条件に,アパートを紹介してくれるサービスもやっています。ベーシックなレンタルセットで月150ドル位から。レンタルも期間がのびるとそれなりに高く感じてきます。レンタルで便利なのは,日本に帰国するときに,売る手間が省けることだけです。ノースカロライナ州は,家具も基幹産業なので,長く住むなら家具は買った方が,満足度も当然高くなります。家具屋も15-501沿いのチャペルヒルよりのダーラムに何軒かあります。余裕があれば,家具の町Hickory(チャペルヒルから3時間ほど)まで足を延ばすのもよいでしょう。
電話,電気,水道,ガス,テレビ
大家さんがやってくれるところもあるようですが,通常は自分でこれらを申し込みます。トライアングルエリアのアパートで,ガスを使わせているところはあまりありません。調理は電熱器を使うのが普通です。
電話の場合,引っ越しシーズンなどの混雑時には新規開設に2週間ほど待たされることがあります。またキャッチホンや3者間通話などのオプションがあり加入時にいろいろと聞かれるので,あらかじめ仕事場には必ず置いてある電話帳でそれらの説明を見ておき,不必要なオプションまで申しこまないようにします。電話の申し込みは,なじみがないので,外国人にとってかなりの難関になることでしょう。できればネイティブスピーカーにやってもらうことをお勧めします。予想される国際電話の頻度も自分で申告し,その分も含めて登録時にデポジットが100〜200ドルほど必要になります。デポジットは,直接代理店に支払いに行き,そこで引き替えに貰ったレシートに書いてある番号を,電話会社に電話で知らせると,自分の電話の開設日を指定されます。国際電話と長距離通話の会社は,通常ローカルの電話会社とは別になります(HAMACHI!の場合,ローカルはベルサウス(BellSouth),長距離と国際電話は,AT&Tにしました)。ローカルには選択肢がありませんが,長距離の会社に関しては,あまり安いところを選ぶと,回線の品質がとても悪かったり,安いと思っていても知らない間に高い値段に設定を変えられていたなどというトラブルもあるようです。注意して下さい。長距離の電話会社には,AT&Tの他にMCI,Sprintあたりが大手です。
また,アパートなら電気はすぐ使える状態になっているので,電気会社に電話で名前と住所を言って,今から使い始めるよと申告するだけでいいはずですが,管轄がDukePowerなら,日本人の通訳が間に入ってくれるので,向こうのいっていることが理解できない場合は,通訳を出してくれるよう頼めます。
水道は,アパート代と込みになっていることが多いようです。それぞれのサービスを担当する会社は,場所によって異なるので,アパートの大家さんに確認すること。
テレビの設定:
アメリカは広いのでケーブルテレビの普及率が60%以上です。チャペルヒルでも,地上放送の電波は届かないので,通常は,ケーブルテレビを契約することになります。申し込みは電話で行います。ケーブルテレビの工事担当は,個々のテレビのセットアップ方法を知っているわけではないこと,また時々短い停電があるので,ある程度,自分でテレビの調整ができるようになっておく必要があります。ケーブルテレビの料金は,選択したプログラムにより月25ドル〜60ドル程度。チャンネルがたくさんあり,日本とシステムが異なることも多いので,マニュアルをよく読まないでセットアップするのは難しいと思います。テレビの操作マニュアル中に「[PBS]にチャンネルを合わせろ」という言葉が出てきますが,PBSは,日本で言うNHKのようなもので,チャペルヒルエリアでは,WUNC局がこれに当たります。PBSのチャンネルでは,テレビやビデオが自動的に時間を合わせるための信号も発信しているので,セットアップ時にはまず,ここにチャンネルを合わせる必要があります。大家さんの許可があれば,衛星放送を契約することも可能です。カウンティによって,見られるプログラムが少し異なり,チャンネル番号と局の対応も変わります。新しくテレビを購入する場合は,クローズド・キャプションという聴覚障害者用の英語字幕の表示機能が必ずついています。
日本で録画したテープは,そのままこちらで売っているビデオデッキでも見ることができます。ヨーロッパでは方式が違うので見られないですが,アメリカでは日本から送ってもらったビデオを問題なく見ることができます。日本で買ったテレビは,チャンネル周波数の割り当てが違うので,そのままではうまく映りません。ビデオデッキや家庭用ゲーム機からの信号を入力して見ることは可能です。
生活用品の購入
なんでも安い安いと思って買いすぎると,あとから必ずもっと安くて良いものを売ってる場所が見つかるので,適当にしておくこと。最初は安いと思っても,後で考えると高いものを買ったなと思うかもしれません。また,ものが安く買えるのではなくて,安いものしか売っていなので,日本のような機能満載の高級機や品質の良いものは,なかなか手に入りません。高望みをしようにも,高いものが売っていないので,買えないのです。運が良ければ,同時期に帰国する人から破格値で家財一式引き継げることもあります。また日本から電化製品を持ってくる場合は,電圧が日本よりも高めなので,必ずトランス(変圧器)も一緒に使うこと。そのまま使うと,発熱して危険なことがありますので,注意が必要です。特に,もともと熱を出す,アイロン,調理器具などは,アメリカのものを買った方が安心です。炊飯器はこちらの東洋食料品店などで買えます。(参考→お買い物ガイド)
日本人会への入会:チャペルヒル・ダーラム日本人会では,便利な生活案内の冊子,日本人会加入者の名簿などがもらえます。年2回の親睦会(ピクニック)があります。引っ越しで不要なものを売り買いできるムービングセールのお知らせなども,日本人会経由なら安心です。要入会金 また州都のラーレイ方面には日米の地域交流を目的とした日本クラブという組織もあり,各種イベントや情報提供,ボランティア活動などを行っています。
在留届:住所も決まり,トライアングルエリアに3ヶ月以上滞在する予定なら,アトランタ日本総領事館に在留届を郵便で送ります。電話番号は,1-404-892-2700です。
ソーシャルセキュリティナンバー(SSN):SSNオフィス(541-5443)は,ダーラムのサウススクエアモールの向かいの通りにある『KURAMA(旧「京都」)』の先にあります。SSNは,個人を識別するための重要な番号で,これからいろいろな場面で尋ねられることになるはずです。申請には,パスポート,IAP-66,インターナショナルセンターからの手紙(SSN発行依頼書)が必要です。SSNは,住む場所が決まっていなくても仕事場の住所でも申請が可能なので,なるべく早く取得すること。申請を受け付けてもらったら,レシートをもらいます。SSNが手元に届くまでの間,SSNが必要になった場合の電話番号が書かれています。
1996年からJ-2ステイタス(J-1ステイタスの家族)のように労働許可を持たない外国人には,SSNが発行されなくなりました。そのかわりに,ITIN(Individual taxpayer identification number)を取ることが義務づけられました。これも同じ建物(隣のドアから入る)にあるIRS(国税庁)のオフィスで申請することができます。ITINは,オフィスに置いてあるW-7という用紙に記入して申請します。SSNがなくても自動車免許を取得することは可能です。UNCで働く場合は,SSNを取得後に図書館や生協などでIDとなるUNC ONEカードを申し込むことができます。
免許:日本で運転していなかったペーパードライバーの人も,チャペルヒルなら運転できます。免許はその日にもらえます。以前は,SSNがないと免許の申請ができませんでしたが,現在はSSN無しで取得できます。免許証はID代わりに重宝するので,なるべく早く取りましょう。試験場は,カルボロのカルボロプラザショッピングセンターかダーラムのホームステッドマーケットショッピングセンターにあります。カルボロの方が易しいという噂もありますが,運次第でしょう。
子供の予防接種:これは,日本にいるうちから始めておく方がいいでしょう。デイケアなどに子供を入れる予定の人は,接種証明書が必要になります。母子手帳と母子手帳を英訳したものを持ってくるのを忘れないように。オレンジカウンティの保健所の住所Southern Human Services Ctr,2501 Homestead Road, Chapel Hill,電話919-968-2022
医者にかかるときには,たいてい予約が必要になります。緊急の場合は,地域に救急医療センターがあるので,そこへ連絡すること。自分の海外旅行保険の現地担当者に,連絡することも忘れずに。救急車は,ダイヤル911で,"Ambulance"と指定すること。
子供関係の手続きなど:デイケア,プリスクール,学校,日本語補習校などの手続き。
英会話
その他
携帯電話,ポケットベル(Pager):申し込みには,ノースカロライナの免許証(または写真付きのIDカード)が必要になります。時々プロモーションをやっているので,条件が良いときに加入するほうが,お得です。また,プロモーションの特典を使うときは,1年以上の契約が必要となることが多いようです。
絵はがき:UNCの生協か,ドラッグストア(エッカード)ならノースカロライナの絵はがきが売られています。
ガイドブック:少しこちらでの生活になれてきたら,"The Insiders' Guide to the Triangle"という本が,どの本屋にも必ず置いてあるので,これも手に入れましょう。便利なクーポンも付いています。現在第8版目。
ボスのC先生が空港まで迎えにきてくれました。→○
レンタカーを借りませんでした。→×食料不足に悩まされ,車を買うまでの最初の1週間を無駄にしてしまいました。○日本にいたときには考えられないほど長く,家族と一緒にいることができました。
銀行口座を,到着2日目に開きました。→○すぐに小切手が使えるようになりました。×アパートをすぐに移ったので,小切手帳が無駄になりました(住所が印刷されている)。
最初のアパートは,仕事場の秘書さんに頼みました。→○家具,電話付きだったのですぐ住むことができました。×高すぎるのと,マネージャーが最悪だったので,一ヶ月経たずにアパートを移りました。
- コートから家具を借りました。→○良い環境のアパートを紹介してもらいました。×月々のレンタルの支払いが意外と高いので,買った方が良かったかも?
テレビの設定→×PBSの意味が分からず,1時間ぐらい悪戦苦闘しました。
生活用品の購入→×相場がわからないうちに,いろいろと買ってしまったので,後で見ると何でこんな高いものを買ってしまったんだろうとちょっと悔しく思うことも。ま,これは仕方ないでしょう。
自動車免許を半年間取りに行きませんでした。→×携帯電話を購入するタイミングを逸しました。×Photo IDとして国際免許証をいつも持ち歩かないといけませんでした。
電話番号案内:411。エリア外は,1-エリアコード-555-1212
時報案内:976-2511
日本への電話:011-81-市外局番(0を抜く)-電話番号
自分の家と勤務先の住所と電話番号は,英語で言えるようにしておきましょう。
電話のかけかた
5/5/'01更新