食欲を写真に念写するフォトグラファーのHAMACHI!(@HAMACHI)です。
「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン30」と題して,30日間で,料理写真を撮るときに,どんなことを考えて,何を実行しているかをまとめています。最後まで無料で読めます。
第15回目は,「撮影のアングル」でした。
第16回目は,
16.「お箸,スプーンを写真に入れる」です。
料理を「美味しい!」,「美味しそう!」と感じるには、見た目も重要な要素です。
料理そのものだけでなく,その時に用意されてる,お箸やフォーク,スプーン,ナイフなど,直接手に持つ食器を写真に入れ込むことによって,写真を見る人のイメージを刺激することができます。
この料理は,どうやって食べるのかを想像させるので,皿や丼などの容器だけでなく,料理を口に運ぶ瞬間までを写真に撮ってみましょう。
自分がスプーンで持ち上げた料理の一部をカメラで撮るためには,利き手はスプーンなので,もう片方の手でカメラを持ってシャッターボタンも押す必要があります。この時に,カメラ(正確にはレンズ)と料理の距離が変わりやすいので,両手でカメラを持つときよりも,「固定」をさらに意識しましょう。
参考→ カメラをしっかり構える
その時に,料理の背景には,いま持ち上げた料理やタレの容器などが写っていると,ライブ感が出るので,背景にも気を配りましょう。
背景はボケても構いません。焦点を合わせるのは,背景ではなく,箸やスプーンで持ち上げた料理です。
背景はボケても構いません。焦点を合わせるのは,背景ではなく,箸やスプーンで持ち上げた料理です。
麺リフト,お肉リフトは,ライブ感が増します。
難易度がやや高いので,カメラをうっかり料理に落とさないようにご注意を。
利き腕でお箸やスプーンを持つ方が自然に見えますが,左利きの人もいるので,あまり気にする必要はありません。
ティーカップなどは,指を添える持ち手に焦点を合わせるのもひとつ。
写真を見る人に,「これから食べる」「飲む」瞬間を意識させるような切り取り方を工夫してみましょう。
17回目のレッスン記事に続きます。
ブログやTwitter,Facebookの写真を,もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に,その方に合った撮影の仕方,カメラの使い方などをアドバイスしつつ,写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや,レストランなどの店舗でのシズル感のある料理,こだわりの外観・内観,にこやかなスタッフ撮影もお仕事として承ります。
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