東京駅八重洲北口に新しくオープンした「グランスタ八重北」の1階部分である「八重北食堂」に,雑誌「dancyu」の肝いりでオープンした「dancyu食堂」に行ってきました。
夜8時過ぎで,4,5名の並び。ですが,わりと回転が良さそうなので,並んでみました。
メニューは,ざっとこんな感じ。
イチオシは,「生姜焼き定食」のようなので,まずは,生姜焼き定食を。
テーブル席はなくて,すべてカウンターで,不思議な造りになっているなと思うのですが,角打ちっぽいカウンターが別にあって,そこで「呑んでいる」お客さんもいます。
これ,ちょっと雰囲気を壊すお客さんもいるので,どうなんだろ?
ま,それはおいといて,
酔っ払っていないお客さんは,心得ているので,さっと食べて,さっと帰っていくのが,定食屋らしくて,いいですね。
今まで,定食屋さんって,東京駅構内に,ほとんどなかったので,dancyuじゃなくてもありがたい存在です。
オーダーは,
カウンターに置かれたメニューを見て,食べたいモノが決まったら,スタッフさんに声をかけます。
食べ終わったら,支払いを済ませる「後払い方式」。
今どきの飲食店らしく,カウンターの隣り合うお客さんの間には仕切りがあります。
が,場所によっては,ちょっと狭いかな,
お腹に余裕があれば,定食+一品料理もありです。
焼売が気になったけれど,これは,また次回にとっておこう。
注文してから10分くらいかな,生姜焼き定食が運ばれてきました。
玉葱の存在感ある,生姜焼きですね。
キャベツとポテサラが同じお皿にのっています。
生姜焼きの定番「マヨネーズ」は,省かれてしまっています。言えば出てくるのかな?
赤だしっぽく見えるみそ汁は,カツオ節・サバ節・イワシ・昆布・椎茸の出汁に江戸甘味噌・仙台味噌・東松島聖衆味噌の合わせ味噌を使っているとのこと,
具は,豆腐とワカメ。オーソドックスで,わりとあっさり目の味付け
ご飯は,岩手県陸前高田市産の「たかたのゆめ」。生産者の思いを届けるというミッションもあるようです。
で,肝心の生姜焼きは,ちょっと味が濃いめで,千葉県産の匠味豚を使っているとのことなのだけれど,生姜焼きって,満足度が高いものは,肉の厚みがそれなりにあるんだよね。
このdancyu食堂の豚肉は,けっこう薄くて,ご飯にのせやすいのは良いのだけれど,満足感というところでは,ちょっと肉質も含めてやや物足りない。お肉の存在感って,肉料理ではとても重要な要素だとは思います。
が,玉葱・生姜・りんごをすりおろしたものに,たまり醤油・みりん・醤油・酒を加えた生姜焼きのタレは,ご飯をどんどん進ませます。
ご飯を大盛りにしたりお代わりすることはできるのか,聞き忘れちゃったけれど,この値段なら,お代わり一杯無料とかでやってほしいところではあります。
「dancyu」の名前が付いてしまっているから,ハードルが上がってしまうのは,しかたがないし,逆に「dancyu」の名前が付いているから,イメージ的に底上げされている可能性もありそうです。
カウンターには,「塩」と山椒と唐辛子の「二味(ふたみ)」があるので,「二味」をぱらぱらっとお肉の上にかけたら,これ,香りがとても良いですね。
生姜焼きとの相性も考えられているのだと思います。
まだできたてのホヤホヤなので,オペレーションは問題ないですが,味や食材については,「これぞ,dancyu!」と言わしめるようなオーラを感じさせるような調理にバージョンアップしていくことでしょう。期待しています。
あと,定食のお客さんが食事に集中できるように,飲みエリアのカウンターのお客さんとは,少し距離ができるように工夫されたほうがいいと思います。
お酒にのまれてクダを巻いてるお客さんはマスクを外して呑んでいるので,大声で話しをしているのが見えたり聞こえたりすると,やはりちょっと怖いので,このあたり,早急に対応できるといいなと思います。ま,呑んでいるお客さんがいないことを確認して入るという手もありますが,暖簾があるので,中をうかがうのは,やや困難なので,入り口から分けてあると安心かな。
まとめると,生姜焼きのお肉には,dancyuらしさを感じるクオリティがやや足りない気がしますが,不味いわけではないので,今後のバージョンアップに期待します。
ごちそうさまでした。
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