クラウドファンディングの「CAMPFIRE」で,詐欺に遭いました。
もうすでにプロジェクトとしては終了していますが,「Pendant Camera premium」(リンクはしません)という製品です。
上の画像は,そのプロジェクトページから。
簡単な仕様はこんな感じ。
コンパクトで高性能,しかも前面と背面にデュアルタッチスクリーンとは,かなり便利に使えそうです。
一般販売価格が46,800円のところ,32,760円というお手頃なので,つい支援のボタンを押してしまいました。
届いたものは,こちら
たしかに,コンパクトで機能がギュッと詰まっていそうです。
あれれ?
「のっぺらぼう」ですね。
デュアルタッチスクリーンは,どこにいってしまったのでしょうか?(詐欺その1)
どこかを触ってももう一つのスクリーンが出現することはありません。
これ,Amazonで,
14,399円で買える,SJCAM社の「C300」という製品でした。(詐欺その2)倍以上のお金を払ってしまいました。
検索されないように商品名を変えているのかもしれません。
デュアルタッチスクリーンがよくて購入したのですが,これは何かの間違いだろう?と思い,
CAMPFIREのサイトから,プロジェクトページへ行って,実行者の「イノベーションディスカバー」に連絡をいれました。
正式な名称等は,以下の通り,
販売事業者名:株式会社フェリクス
代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:小柳津 良司
事業者の住所/所在地:東京都 国立市 西 3丁目6番5号
1週間経っても全く返事がありません。
あ,これ,「詐欺」ですね。
しかたがないので,大家のCAMPFIREにも連絡をとってみました。
と,CAMPFIREからはさすがに返信があって,
「メッセージにご回答いただくよう先方まで一報を入れさせていただきます。」とのこと。
ちょっとあれ?と思いますよね。
さらに,
「リターンの管理・対応はプロジェクトオーナー様へ一任しており
本件は二者間の直接的な支援契約となりますため、
先方へのご連絡を継続いただけますようお願い申し上げます。」
とのこと。
場を貸しているだけであって,トラブルに関しては関知しないというのがCAMPFIREのやり方のようです。
消費者・プロジェクト支援者は,詐欺や詐欺まがいのことがあっても,全く保護されないとは知りませんでした。
サイトにも,プロジェクトにおけるリターンの販売に関する共通事項として,
各プロジェクトへの支援により、プロジェクトオーナーと支援者との間で支援契約が成立します。支援契約によるリターンはプロジェクトオーナーによって提供され、当社はリターンの履行またはそれに関するトラブルについて関与致しません旨ご了承ください。
と,確かに小さい字で書いてあります。
これ,プロジェクトと実行者を信用して詐欺に遭っても泣き寝入りするしかない仕組みですね。
いやぁ,これはまいりました。
他にこのプロジェクトを支援した人達は,どうしてるのだろう?
一応,注意喚起ということで。
先方への連絡を継続してみます。
コメント