というわけで，「あかくらん」の呪縛から無事に抜け出して，なんとかたどり着いたのが，こちらの一泊目の宿。
越後妻有の大地の芸術祭は，開催されているエリアが広すぎて，日帰りで見て回るのは，不可能です。
最低でも2泊は必要なのと，スケジュールを計画するときに気をつけないといけないのが，火曜日，水曜日が定休日なので，人が管理しているアートは，公開されていないこともあるので，火，水を避けて計画を立てることです。
まずは，ひとっ風呂浴びて，夕食という流れで，ここ，少し硫黄の香りがして，肌がしっとり落ち着いてくれるような気がします。
天然温泉【越後二ツ屋温泉】
泉質は，こんな感じ。湯船の底が，やや滑りやすくなっているので，気をつけて。
単純硫黄泉・アルカリ性低張性鉱泉で，神経痛・糖尿病・婦人病等に効能があるとか。体の芯から温まります♪
部屋からは，うっそうと茂る森と池が見えます。古き良き日本の原風景ですね。
とにかく静か。
夕食は，部屋食でした。
スタッフさんが運んできてくれます。
せっかくなので，
ビールも。
大瓶1本は，僕の場合，ちょっと酔っ払っちゃう量だけれど，まぁのんびり山の夜を過ごせばいいかな。
料理の種類も量もたっぷり
地元新潟ならではの旬の食材。山の幸も海の幸も，両方堪能できます。
野菜は自家栽培のものを多く使っているそうです。新鮮で安全な自家製野菜や，里山で採れた山菜などを使った郷土料理がたっぷり
この茶碗蒸しもユニークで，チーズがたっぷり使われていて，美味しかったなぁ。
ごはんは，もちろん，自家製のコシヒカリ。
新潟は，枝豆の消費量日本一らしいですよ。あまりに美味しいので，県外に出ないとの噂。
野菜もお肉も，美味しい。
グラタンまで？！
お肉，ごはんに乗せるよね。
お吸い物も具だくさん。
お腹いっぱい，幸せな気持ちで，眠りにつきました。
朝風呂で，手足を伸ばした後は，
朝食は，大広間で。
あれ？
もしかして，宿泊客は，僕だけ？
コシヒカリ，実質，食べ放題です。
朝から，やっぱり食べ過ぎちゃうのでした。
ごちそうさまでした。
会計をすませて，外に出ると，見頃は過ぎてしまっていますが，蓮があります。
「二千年蓮」と呼ばれているそうですが，これ，なんと千葉で大賀一郎博士が発掘した「大賀蓮」ではないですか！
昭和35年5月2日に小泉宝泉寺と二ツ屋温泉へ移植されたものとのこと。
大賀蓮を，ここで見られるとは！
アテネオリンピックのレスリング選手として出場した伊調さん，吉田沙保里さんなどの写真や色紙もいっぱい！
料理も温泉も堪能できて，落ち着いた良い旅館でした。
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大地の芸術祭の会期は，11月10日まで
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