iOS 18.1で,iPhoneとAirPods Pro 2を使って,ヒアリングチェックと,ヒアリング補助ができるようになりました。
本格的な静音ブースに入って行うような聴覚検査と同じように,さまざまな周波数の音がAirPods Pro2から流れてきます。
左右の耳それぞれで,聴覚チェックが行われます。音が聞こえたら,iPhoneの画面をタップして知らせます。ブースに入って行う聴覚チェックだと,ボタンを押すところですね。
うん,やっぱり高い音は聞こえないな。音が鳴るタイミングはなんとなくわかるので,ズルしようと思えばズルもできるのですが,意味が無いので,きちんとチェックを受けましたよ。
わかっていたとおりの結果ではありますが,左右の耳とも,中程度の難聴と診断されました。
これ,Appleは,各国で医療機器としての承認も受けているので,「診断」レベルとして,十分使える結果になります。
日常生活でも感じているとおり,やはり右の方が難聴が進んでいることが,数値からもわかります。
なので,ヒアリング補助をしましょうね。
という流れになります。
補聴器が必要な難聴の程度は,医学的な基準では「40dB以上」の中等度難聴とされています。
このレベルでは,通常の会話の声の大きさでも少し聴き間違いが増えてくるようになります。
難聴の程度は,世界保健機関(WHO)によって,平均聴力レベルに応じて次のように区分されています。軽度(26~40dB),中等度(41~55dB),準重度(56~70dB),重度(71~90dB), 最重度(91dB)以上。
日常会話で聞き取りにくいことが多くなったと感じたり,重要な会話が正しく聞けないと感じたら,補聴器を使うことを考えるのも良いと思います。もちろん,個人差はありますし,Apple AirPodsとiPhoneの診断だけでは,治療になりませんので,耳鼻科できちんと治療を受けることも必要になります。
長くなったので,続きは,また次回
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