RICOH Imagingから,やっと(笑),新製品「RICOH GR IV(4)」の発表がありました。
GRの基本コンセプトを余すところなく正当進化させたモデルとして,新型のイメージセンサーや画像処理エンジン,レンズ等の主要デバイスを一新し,さらなる高画質を追求したモデルです。
2019年発売の現行モデル「GR III」から,6年ぶりの新型モデルです。
現行モデルのRICOH GR IIIと仕様を比較してみました。
RICOH GR IV の主なアップデート点:
レンズ: 7群5枚 (非球面レンズ3枚) に変更 (GR III は 6群4枚 (非球面レンズ2枚))
イメージセンサー: 有効画素数が約2574万画素に向上 (GR III は約2424万画素)
手ぶれ補正: 5軸補正に対応 (GR III は3軸補正)
記録メディア: microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカードに対応 (GR III は SD/SDHC/SDXCメモリーカード)
内蔵メモリー: 約53GB (GR III は約2GB)
AFモード: ゾーンセレクトAFが追加
露出モード: スナップ距離優先AEが追加
ホワイトバランス: オートWB (暖色優先)、オートWB (白色優先) が追加
無線LAN: 2.4GHz/5.2GHz 帯に対応 (IEEE802.11 a/n/ac/ax)
レンズアダプターピン: 対応
重量: 約262g (バッテリー、microSDメモリーカード含む) (GR III は約257g)
レンズ一新,イメージセンサーもより高解像度になり,画像エンジンも新しいものになるので,
レスポンス,画質など,どのくらい綺麗になっているのか,楽しみですね。
意外と使うことの多い手ぶれ補正も,3軸から5軸補正に
マクロ撮影に便利な最短撮影距離は,現行のGR IIIと変わらず。これまでと同じ感覚で使えそうです。
本体内蔵メモリーが,従来モデルの約2GBから約53GBに大幅に増加しています。
メモリーカードをうっかり入れ忘れても,十分に撮影できるメモリー容量です。ありがたい!
RICOH GR4のサイズは,
外形寸法 約109.4(幅)×61.1(高)×32.7(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
RICOH GR3のサイズは,
約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
やはり,薄くなっています。
これだけのスペックで,レンズも7群5枚になって,さらに薄くコンパクトになっているのに,ビックリ。
重量が5gだけ増えていますが,これは気がつかないレベルだと思います。
通信機能も強化され,転送・リモートコントロールアプリも新開発されます。
ますます使い勝手がよくなりそうです。
HDFモデルも用意されているようです。望遠寄りのIVxも,きっと出るんだろうな。
現行モデルのRICOH GR IIIは,7月が最後の出荷で,製造完了,
RICOH GR IVは,2025年秋に発売予定です。
コメント