Luminar Neoのアプリを作っているSkylum社が,モバイル版のLuminarを発表したので,使い始めました。
iPhoneで撮影した写真や,一眼カメラからiPhoneに転送した写真を,より美しく簡単に仕上げることができるアプリです。
さらには,ありのままに写りすぎてしまったポートレイト写真の肌を滑らかにしてくれる機能もあったり,AIパワーを存分に使った写真編集アプリです。
Luminar Mobile フォトエディター 2.5.2(無料)
カテゴリ: 写真/ビデオ, グラフィック/デザイン
販売元: Skylum – Skylum Software Usa, Inc.(サイズ: 751.8 MB)
全てのバージョンの評価: (203件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
アプリ内課金あり
1年間サブスク3,580円
6か月サブスク 2,400円
買い切り 5,680円
iPhone 16 Pro Maxで撮影したこの室内の装飾の画像を,Luminar Mobileフォトエディターで編集してみましょう。
Luminar Mobileを立ち上げて,写真を選ぶと,この画面になります。
まずは,補正AIで画像編集します。
真ん中のオレンジのバーを右に回します。
もう,これだけでもいいくらい。
このスライドだけで,色,トーン,明瞭さを調整して,写真のクオリティを向上させてくれます。
これで足りなければ,もっとマニュアルで,いろいろ手を加えていくこともできます。
AI補正の隣のタブは,「現像」です。
ここでは,現像 露出補正,白レベル,ハイライト,シャドー,黒レベル補正が可能になります。
簡単にいうと,写真の明るさを明るいところと暗いところで,別々に調整できます。
少し全体的に明るくしてみました。
つづいては,「コントラスト」
メリハリですね。
インターフェイスがやや独特ですが,左右に動かすだけの簡単操作。
つぎのタブは,「カラー」
こちらでは,上の「暖かみ」のスライドバーと,「色あい」のスライドバーで雰囲気を調整します。
こちらのタブは,「彩度」
こちらもユーザーインターフェースがユニークですが,「彩度」と「自然な彩度」を同時に調整することができます。
上下方向が「彩度」で,左右が「自然な彩度」になります。
「縁取りAI」は,コントラストとテクスチャーを強調して画像の隠れたディティールを明瞭にして,印象的な視覚的なインパクトを獲ることができます。
これもユニークな機能で「リライトAI」
遠くの明るさと近くの明るさの調整で,光源と露出のライティング調整することができます。
「ビネット」で,写真の縁にかけて明るさを調整し,より被写体に目がいくようにする処理です。
ここまで調整してきたことを踏まえて,この画像をモノクロに変換することもできます。
編集前のビフォーの写真と比べると,明るく華やかに精細に編集できたことがわかると思います。
Luminarシリーズなので,これまでPCやMacでLuminar Neoなどを使ったことがある人には,インターフェイスはやや独特ですが,比較的結果を想像しやすいメニュー構成になっています。
空の入れ換えも,
詳細なレタッチに慣れないうちは,フィルターから仕上がりを選ぶこともできます。
フィルターは,かなり種類が用意されているので,好みのフィルターがきっとあるはず。
少し色の抜けたようなレトロな味わいのレタッチなどは,マニュアルでやるには,なかなか難易度が高いと思いますが,
フィルターを選べば,一瞬でできあがります。
モノクロフィルム仕上げも,フィルターとして用意されています。
いろいろ試したくなりますね。
人物を撮影した写真の場合は,Luminar Mobileがそれを検知して,顔と体型を調整することができます。
ちょっと暗めに撮れてしまったこの画像も,
このように活き活きとレタッチすることができます。この画像自体約10年ほど前に撮影したものなので,これを蘇らせることができて,ちょっと嬉しかったりします。
これでも良さそうですが,背景にちょっと気になる色があるので,これを「除去」して,
今の一眼カメラは,たいていスマホとの連携がとれて,撮った画像をすぐにSNSにアップすることができるようになりました。
が,その前に,ワンクッションおいて,好みのレタッチを加えて,SNSにアップできると,ちょっと満足度が違ってきます。
iPhoneの有料フォトエディターになってしまいますが,これは,手応えを感じることができるレタッチアプリなので,Luminarの操作や結果に慣れている人には,とくにお勧めのアプリです。
コメント