富士フイルムから,ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T100」が発表されました。
6月21日に発売。
ちょうどまだ丸の内のFUJIFILM Imaging Plazaに行ったことがなかったので,行ってみたところ,デモ機が置いてあったので,触ってみました。
まだ開発機なので,メモリーカードで撮影データのお持ち帰りはできない状態とのこと。
同梱されている着脱式グリップが装着されている状態でした。
有効2,424万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載するエントリー機という立ち位置のわりに,触ってすぐ感じたのは,質感の高さ。
FUJIFILMのエントリークラスは,これまでちょっとプラスティッキーでチープな部分があるイメージだったのですが,X-T100は,かなりちゃんと作り込まれています。ま,キットレンズはしかたないけど。思ったよりもコンパクト。
ボディカラーは,ダークシルバー,ブラック,シャンパンゴールドの3色展開。
FUJIFILM Imaging Plazaには,シャンパンゴールドが置かれていました。
FUJIFILM X-T100で特徴的なのは,背面液晶モニタの動き。
水平反転,上下チルトする3方向チルト式タッチ液晶となっています。サイズは3.0型で,約104万ドット。
セルフィーで撮る時は,
このカタチで。レンズのさらに横にモニタがあるので,位置を合わせるのには慣れが必要かも。
ローアングル,ハイアングルで,液晶モニターを観ながらの撮影にも対応。
アドバンストSRオートや露出モードなど撮影設定の選択は,Xシリーズのユーザーなら慣れているダイヤル操作で。
露出補正もダイレクトにダイヤルで変更することができます。
EVFファインダーは,0.39型有機ELファインダー(約236万ドット)
これからのFUJIFILMのエントリー機は,独自のX-Trans CMOSセンサーを使わずベイヤーセンサーになるのかな。
すでにX-Aシリーズがベイヤーセンサー機で出ていますが,機種名にXが付いているのに,X-Trans CMOSセンサーでないのは,ちょっと違和感。
X-Trans CMOSにこだわるなら,X-T20を選べということなのでしょう。
動作はキビキビとして,AFも早く,ストレスは感じません。
良くできてるなというファーストインプレッション。
ファンクショナルダイヤルには,モードダイヤルでの設定と連動し,使う頻度の高い機能を割り当てることができます。
Bluetoothとスマートフォンの専用アプリでカメラと接続できます。また,撮影中に写真を自動転送することも可能です。
動画は4K対応。4K連写は15枚/秒で撮影。
最短約5cmの接写が可能な小型軽量電動ズームレンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」がキットレンズ。
電動ズームもスムーズで動きも滑らか。
フィルムシミュレーションモードは,11モードで,PROVIA/スタンダード,Velvia/ビビッド,ASTIA/ソフト,クラシッククローム,PRO Neg.Hi、PRO Neg.Std,モノクロ,モノクロ+Yeフィルター,モノクロ+Rフィルター,モノクロ+Gフィルター,セピア。
ACROSは,載ってませんね。
アドバンストフィルターに,霞除去とHDRアートが追加されています。
本体外形寸法は,(幅)121.0mm×(高さ)83.0mm×(奥行き)47.4mm (最薄部33.4mm)
撮影時質量は,約448g(付属バッテリー,メモリーカード含む)
準撮影枚数は,CIPA規格で約430枚。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T100ブラック X-T100-B | ||||
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FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T20 レンズキットブラック X-T20LK-B | ||||
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