人生最初で最後の「レッドブル・エアレース」,友人に誘ってもらって,観てきました。
「最後」というのは,今年のこの千葉大会で,レッドブル・エアレースが終わってしまうから。残念です。
が,もう,自分にはエアレースは縁のないものと思っていたので,土曜日の午後の予選だけでしたが,存分に楽しんできました。
もうね,こんな良い席,他にないでしょ?ってくらい,最高のポジション。
まるで,リゾートに来たみたい。
で,目の前で繰り広げられる3次元のモータースポーツ「エアレース」
アジア人初の年間総合優勝を果たし,今大会「レッドブル・エアレースチャンピオンシップ千葉大会」でも優勝を果たした「室屋 義秀」選手の飛行です。
室屋は今年,全4戦中3戦で優勝しています。優勝回数では、年間チャンピオンになったマット・ホール(オーストラリア)の1勝を凌駕していたのですが,1ポイントの差が効いてしまいました。最少ポイント差での決着は、さぞかし悔しかったことと思います。
それでも,逆転総合優勝ならずとも,十分,有終の美を飾ってくれたのではないかと思います。
室屋の出番の直前,ベン・マーフィー(イギリス)がパイロンをカットし飛行中止(SCO、SAFETY CLIMB OUT)に。
一度観たいと思っていた,パイロンカットからの再生,エアゲーターの活躍も観られました。
あとは,サイドアクト(エキシビション)のひとつとして,海上自衛隊の「ホワイトアローズ」が編隊飛行を見せてくれたのも盛り上がりました。
航空自衛隊の「ブルーインパルス」がアクロバット飛行チームとして有名ですが,こちら海上自衛隊の公式曲技飛行チームです。使っている飛行機はT-5練習機。海上自衛隊の航空学生が入隊後,初めて操縦する飛行機です。優雅で迫力のある飛行を見せてくれました。
試合後の観客の出口への殺到を避ける意味もあってか,
オートバイの曲芸「FMX」(フリースタイルモトクロス)のデモンストレーションも披露されていました。
室屋 義秀選手の乗っているエアレーサーと同型機のレプリカも展示がありました。
一通り,予習はしたのですが,想像以上に楽しくて,迫力がありました。
これが終わってしまうのは残念ですが,またどこかで,サポートしてくれる企業が現れてくれて,再開されることを期待します。
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