リコーイメージング株式会社（代表取締役社長 : 森 泰智）が，ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」／「RICOH GR IIIx」をベースに，新開発のHDF(Highlight Diffusion Filter)を搭載した特別仕様モデル「RICOH GR III HDF」／「RICOH GR IIIx HDF」を発売します。
従来のシャープな描写に加えて，ハイライト部を拡散して，ワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめる新開発の「HDF(Highlight Diffusion Filter)」が，カメラ本体に内蔵されています。その代わりに，従来の「RICOH GR III」／「RICOH GR IIIx」に搭載されているNDフィルターは排除されています。
HDFは，リコーが長年培ってきたインクジェット技術を用いて印刷を施したという特殊効果フィルター。ハイライト部を拡散して周辺ににじみを発生させることで，フィルム写真や映画のような情緒的な表現が可能になるとのこと。
「RICOH GR III HDF」／「RICOH GR IIIx HDF」の外観上の従来機との違いは，シャッターレリーズボタンの塗装色が「グレイッシュシルバー」になっています。
ファームウェアアップデートでGR III/GR IIIxシリーズの全モデルにも機能追加される予定ですが，ユーザーがカスタムしたホワイトバランスを3つまで登録できるようになりました。また，測距点を任意に移動させて，エリア内の適切な位置にオートでピントを合わせることができる「ゾーンセレクト AF」機能も追加されています。
コメント