男子テニスのビッグフォー “赤土の王” ナダル選手が引退発表(NHK)
テニスの四大大会、男子シングルスで22回の優勝を誇り、中でもクレーコートで圧倒的な強さを発揮して「赤土の王」と呼ばれたスペインのラファエル・ナダル選手が10日、自身のSNSでことし11月の大会を最後に現役を引退すると発表しました。
ナダル選手は強烈なスピンの効いたストロークとスタミナが持ち味で、テニスの四大大会、男子シングルスで22回の優勝を誇ります。
特にラリーが長くなる赤土のクレーコートで圧倒的な強さを発揮し、全仏オープンでは史上最多の14回の優勝を果たしていて「赤土の王」と呼ばれています。
ナダル選手は10日、自身のSNSに動画を投稿し「私はプロテニスから引退する。想像以上に長く成功したキャリアに、終止符を打つのに適切な時だと思った」などと述べ、現役引退を発表しました。
そして、ことし11月にスペインで行われる国別対抗戦「デビスカップ」の決勝大会が最後の舞台になると明らかにしました。
大好きなテニスプレーヤーが,また1人,正式に引退することになりました。
年齢と怪我や体調のことを考えると,しかたがないことですが,かなり長い間,ナダル選手のプレイを楽しませてもらったし,彼の使っているラケットを何度も買ってテニスも楽しんだので,感謝しています。
これは,2009年のオーストラリアオープンでの,ロジャー・フェデラーとの,4時間23分という歴史に残る名勝負を,じかに見てきたときの写真です。
ラファエル・ナダルは,このとき,ハードコート・グランドスラムで初優勝を飾りました。
おつかれさまでした。
ありがとう!
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