静かな写真も,じっくり撮る写真も,被写体とちゃんと向き合って思いが込められるので,好きなのですが,
「あっ!」と思った瞬間にカメラを取り出して,「あっ」って思った瞬間に近いほど,
写真に「勢い」が乗ってきます。活きの良さ…みたいな。
被写体が見切れてしまったから,ちゃんと撮ろうなんて思って,
ちょっと待ってから撮ると,
「勢い」の「い」の字もなくなってしまい,
やはり,最初の方が良かったなぁなんてことが,しょっちゅう。
なので,感動の閾値をなるべく低くして,すぐに撮れるようなカメラを手に持って移動するのが,日常になりつつあります。
今ちょうど,横浜で,CP+が開催されていますが,今年は諸般の事情で,たぶんパス。
でも,カメラをさわりに行くのもいいですが,ほんとは,フォトグラファーの講演やレクチャーを聴いて,「写真の心構え」のいろはをおしえてもらうのも,かなりオススメです。
だいぶ昔にCP+で,写真家さんからお聞きした「心構え」が,今も,ふとした瞬間に思い浮かびます。
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