知っていました?
新潟名物の「笹だんご」には,「笹」が入っていないということを
お団子部分(生地)には,
もち米とうるち米の粉(もち粉、上新粉): もち米の粘りとうるち米の歯切れの良さを組み合わせることで,独特のもちもちとした食感を生み出します。
よもぎ: 笹だんごの鮮やかな緑色と,爽やかな香りの元になります。乾燥したよもぎを戻して使うのが一般的です。
砂糖: 生地をほんのり甘くし,保存性を高める役割もあります。
中に入れる餡は,
小豆あん(粒あん・こしあん): 一般的には粒あんが多いですが,こしあんや,中にはきんぴらごぼうなどの惣菜を入れる地域もあります。
笹の葉は,もちもちしたよもぎのお団子を包むためのものであり,主に以下の役割を果たしています。
抗菌・防腐効果: 笹の葉には殺菌・防腐効果があるため、お団子を長持ちさせるための先人の知恵が詰まっています。
香り付け: 笹の葉の爽やかな香りがお団子に移り、独特の風味を生み出します。
携帯性: 笹で包むことで、手軽に持ち運びできる携帯食としても役立っていました。
つまり、笹だんごは「笹の葉で包まれたお団子」であって,笹だんごそのものには,「笹」は含まれていないという現実
香りがいいなと思っていたのは,笹の香りももちろん,包まれている分があるので,香りもありますが,大部分は「よもぎ」だったという事実,受け止めてください。
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