
「アメリカの絶景」といえば,最初に「モニュメントバレー」を思い起こす人が多いのではないでしょうか。
僕も,ずっと気になっていた風景を,やっと見に来ることができました。

モニュメントバレーにたどり着くまでの間も,かなりそれっぽい岩山がいくつも見えてきて,気分が盛り上がります。
砂や泥が何層も積み重なって厚い地層(砂岩など)ができ,地殻変動によって、その平らな堆積層全体が「コロラド高原」としてそっくりそのまま高い位置へと押し上げられ,何百万年という途方もない時間をかけて、雨水や風、気温の変化(凍結と融解)が柔らかい岩の部分を少しずつ削って,固い部分だけが残って「記念碑(モニュメント)」状になったのが,この景色です。
で,広大な土地なのですが,この「モニュメントバレー」は,国立公園ではありません。
正式名称は,「モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク(Monument Valley Navajo Tribal Park)」

こちらが,モニュメントバレーの入り口。

お一人10ドルの入園料。現金は使えません。クレジットカードのみ。意外と現代的。
「モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク」のの名称の通り,ここから先も,先住民のナバホ族が管理する土地なので,ツアーもナバホの人達が運営する車で移動することになります。

「大地の隆起」と「長い年月をかけた風雨による侵食」によって作られたのが,この奇妙な風景なのですが,
その形状には,大まかに分けて3つの種類があります。

• メサ(Mesa): 上部が固い岩(キャップロック)に守られて、テーブルのように平らに残った巨大な台地。

• ビュート(Butte): メサがさらに風雨で削られて細くなり、塔のようにそそり立つ残丘。

• スパイア(Spire / トーテムポールなど): さらに侵食が進み、針のように細長くなった岩。

先ほど,west mittenが,あったので,こちらは,east mitten
聖地なので,かなりの岩山に名前が付いているようです。岩の形が何に見えるかで名前を付けているケースが多いように思います。

こういう景色,何か見覚えありませんか?
そう,モニュメントバレーは,映画のロケ地に使われたこともかなり多いのです。
細菌は新しい西部劇などは撮られなくなりましたが,たとえば,バック・トゥ・ザ・フューチャーの3とか,まさに西部劇で,こんな雰囲気の中,デロリアンが走っていましたよね。

ジョンフォード監督作品で,1939年公開の映画『駅馬車』(主演:ジョン・ウェイン)は,やはりモニュメントバレーがロケ地として使われています。
この作品の後から,西部劇といえば,モニュメントバレーというほど,よく使われるようになったそうですよ。

我々のツアーガイド兼運転手さんは,この日はとてもご機嫌だったのか,とっておきの「秘密の場所」に連れてきてくれました。
たしかに,他のお客さんは全くいないので,知る人ぞ知る場所なのだと思います。

で,さらに,笛の演奏まで披露してくれました。
いやぁ,この場所で,ナバホのヒトが,のびのびと彼らの曲を演奏してくれる,とても合いますね。



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