「撮って食べてヤセる」レコーディングダイエット実践中のフォトグラファーのHAMACHI!(@HAMACHI)です。
「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン30」と題して,30日間で,料理写真を撮るときに,どんなことを考えて,何を実行しているかをまとめています。最後まで無料で読めます。
初回は,こちらから,
第26回目は,「撮ったら確認」でした。
第27回目は,
27.「光を追加してみよう」です。
自分と料理と光の位置関係について,何度か話してきました。料理は逆光で撮るのがセオリーなのですが,逆光で撮ると料理に立体感が出るものの,高さのある料理の場合,手前側が暗くなってしまうことも。
その代表的な例がハンバーガーです。
自分に近い側が料理の正面なので,なんとか明るくしたい…ってところで,思いつくのが,スマホのカメラに付いているライト。けっこうこれ,明るい光が出ますよね。
あててみます。
ありゃ,明るくなったけど,なんだか雰囲気がおかしいぞ?
拡大してみましょう。
スマホのLEDライトはオフで撮ったものと,
ライトをオンにしたもの。
LEDライトが,青い色をもっているので,それに引きずられて,お肉が青みを帯びて,ちょっと美味しくなさそうになってしまいました。
光の色がうまくマッチしていれば,問題なく撮れるのですが,このように料理の色を変えてしまうライトなら,使わない方がマシな場合もあります。ではどうしたらいいか?
グルメ系のプレミアムハンバーガーショップの場合,ある特殊なアイテムがお店に置いてあるか,運ばれるときに一緒に持ってきてくれるあるものが,ちょっと便利なんです。
何を使ったかというと,「バーガー袋」
このハンバーガー屋さんでは,うまい具合にバーガー袋が「白」でした。
天井からの照明を,バーガー袋の「白」で反射させて,ハンバーガーの手前の部分に光を回り込ませることができました。
ポートレイト写真を撮影する時などに光を追加する「レフ板」の効果を応用してみました。
さすがにレフ版そのものをレストランに持ち込むのは大げさ過ぎるので,ハンバーガーの色味を変えない「白」系統のバーガー袋をレフ板として使うことができました。
その他,小型のスケッチブックを持ち歩くと,これも白い紙がレフ板として使えるので,いつも持ち歩くカバンに入れておくという手も
図案 60th限定品 A5変形 スケッチブック ZS150 | ||||
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あとは,バーガー袋にハンバーガーを入れて手に持ったところを,
こんな風に撮れば,天井からのライトをハンバーガーの正面に当てることができます。
料理の手前が暗くなるようなら,光を追加してみましょう。
28回目のレッスンに続きます。
ブログやTwitter,Facebookの写真を,もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に,その方に合った撮影の仕方,カメラの使い方などをアドバイスしつつ,写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや,レストランなどの店舗でのシズル感のある料理,こだわりの外観・内観,にこやかなスタッフ撮影もお仕事として承ります。
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