先日,足利市の花火大会を見に行ったときに,会場に早く着きすぎたので,まわりをグルッと散歩してみました。
お目当ては,もちろん,渡良瀬川にかかる「渡良瀬橋」
足利市は、渡良瀬川によって南北に分かれています。
足利市駅から一番近いのが,鉄骨アーチ構造の「中橋」
花火会場に近いのがかなりしっかりした造りの「田中橋」
で,渡良瀬橋は,足利の駅からも足利市駅からも,ちょっと離れた場所にあります。
渡良瀬橋は,歌手の森高千里が1993年に発表した曲「渡良瀬橋」で有名になりました。
足利市駅の北口を出て,渡良瀬川方面に歩くと,すぐに見えてくるのが,
この中橋。
アーチが綺麗です。
歌にするならこっちかな。
左側に進むと,よく整備された河畔の公園が広がります。のどかな風景です。
渡良瀬橋も見えてきました。
足利市は,12本の橋で南北をつなげています。
そのうちの一本が渡良瀬橋。
トラス構造の橋で,わりと質実剛健な感じ。
森高千里の歌には,ちょっとそぐわない感じもします。でも、さっきの「中橋」じゃ、歌詞的にしっくりこないよね。
橋のたもとにいい具合に神社がありますが,残念ながらこれは,八雲神社ではありません。「女浅間神社」という神社です。
八雲神社は,足利市内にいくつもあるそうです。
また,歌に歌われた八雲神社はそのうちの1つを特定して歌われたものではないとのこと。
歩行者は,片側のみ通行できます。
車もわりと多く通っています。
向こう側に見えるのが,渡良瀬川にかかる,中橋と田中橋。
渡良瀬橋を,歌を口ずさみながら,渡りきって振り返ってみたところ。
今度は,中橋の方向に戻ってみます。すると,
渡良瀬橋の北側のたもとに設置された『渡良瀬橋の歌碑』がありました。
なるほど,こんなところにあったんですね。
裏側の歩道側に回ってみると
歌詞が歌碑に刻まれています。
花火大会の準備で,コーンが置かれています。
でもそれだけじゃないんです。
この歌碑,歌が流れるようになっています。
今度来るときは,北風が冷たくなる頃に,河原に降りたり,八雲神社にお参りしてお祈りしたり,床屋の角にぽつんとある公衆電話も探してみます。
足利の花火大会の記事に続きます。
コメント