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「みんぽす・モノフェローズ」終了のお知らせ

3D print trial model Canon EOS M3 67

ブロガーとして物心ついてから,ずっとお世話になっていた,旧WillVii(現「東京カメラ部」)が運営する「みんぽす」および,ブロガーレビュー集団のモノフェローズ制度が終了することが,先日発表されました。

まぁ,「東京カメラ部」として写真に軸が変わってからは,あまりブロガーイベントが開かれることもなく,カメラの貸し出しもなくなって,おかげで,新製品のカメラがなぜか家に生えるという困った状況が…というのは冗談ですが,モノフェローズに加えてもらって,物の見方,とくに「ユーザー目線」については,かなり学ぶことができました。また,ブログのレビューの書き方についても,「みんぽす」・「モノフェローズ」があったからこそ,読んでもらうための文章や写真の撮り方が身についたようなものです。1カ月ほどカメラやガジェットをお借りすると,物欲がおさえられるというありがたい効果もありました。発表されたその日にそのカメラが貸し出されるなんて信じられないような機会も与えられたりして,エキサイティングな経験をたくさん記事にすることができました。

いままで,本当にお世話になりました。ありがとうございます。

まだ,公式に発表されている記事やリリースは見つかりませんが,
「PCからスマートフォンへとWeb閲覧デバイスが変化して、ユーザーの方々のレビューの探し方は大きく変化したため、モノフェローズにモニター商品をお貸し出したり,イベントに招待することが困難となり…」というのが,みんぽす・モノフェローズ終了の理由のようです。

すでに「モノフェローズ募集」のページは,「みんぽす」サイトから削除されているようですが,

なぜ「みんなのポスト」が生まれたのか

なぜ「みんなのポスト」が生まれたのか


この,なぜ「みんなのポスト」が生まれたのかは,とても大事なところだと思うので,スクリーンショットをとっておきます。

SNSが隆盛を極める現在,まだ,「購入を検討している方が、本当に欲しい情報を検索・発見するのは容易ではない」という状態が続いているように思います。ブログマーケティングから,インフルエンサーマーケティングに変化したから,あるいは,マスメディア的な見方が好まれなくなり,個々のユーザーのの見方や感じ方が,読み手それぞれに異なることに対応できない状況というのか,かえって,混沌としつつある状況に,メディアマーケティングの企業がどう生き残っていくのかは興味のあるところです。

モニターした製品をレビューして,「フェアな感想をもとに、納得した上で購入判断が出来る」メディアはまだまだ需要があるのではないかと思います。ただ,メーカー側としても,メーカーに有利なことを言ってもらえるインフルエンサー(フォトグラファーやライターを含む)を抱えることが,フェアな評判を構築していくことより大事なことのように思っているフシも感じられるので,もう少し,クリアで公平な,でも頑張っているメーカーを応援できるような仕組みが出てくるといいなとは思います。

HAMACHI!が「みんぽす」にモノフェローズとして投稿したレビュー記事は,こちらから,2019年7月29日までは見ることができます。全部で680件あるそうです。全部読む人はいないとは思いますが,レビュー記事の評価が高い順に並べてあります。
ブログ記事が読めなくなるわけでは無くて,「みんぽす」にある評価付きのレビュー記事(のブックマーク)がなくなります。

今,以前のレビュー記事を見直してみると,その頃に撮らせてもらったモデルさんなどが,現在も最前線で活躍されている方もいれば,記事やTwitterもなくなってしまっている方もいたりして,僕もほぼ12年間お世話になったクチとして,時代の流れを感じずにはいられません。→ 最初の記事

小田原の旅とか,SONYのREADERをもっていった一人旅とか,忘年会とか,お花見とか,楽しかったですよ。モノフェローズ繋がりで,たくさんの方と友人になることができました。

「みんぽす・モノフェローズ」が終了してしまうのは,とても残念ですが,これも時代の流れ。
「東京カメラ部」には,「令和」の時代も,ますますの発展を祈念しています。

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