新型コロナ抗体検査 東京で始まる 今月中に3都府県で1万人規模
新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかを調べる厚生労働省の「抗体検査」が1日から東京都内で始まりました。
厚生労働省は、今月中に東京と大阪、宮城の3都府県で合わせて1万人規模の検査を実施することにしていて、都内では1日から始まりました。
「PCR検査」は,被検者の鼻咽頭や咽頭の拭い液の中に,新型コロナウイルスの蛋白質があるかどうかを調べる「抗原検査」。“新型コロナウイルスの存在そのもの”の有無を調べるための検査で,「抗体検査」は,被検者の血液(全血や血漿、血清)の中に,新型コロナウイルスに対する抗体の有無を調べる検査で,ウイルスや細菌の存在そのものではなく,それらに身体が応答した結果である,「抗体」の存在の有無を調べて,「感染歴」を明らかにする検査。
「抗体検査」は,何を抗体として選ぶかと,どの試験法を選ぶかで,結果がだいぶ異なってくる可能性があるので,結果をどう読むかが難しそうだけれど,みんなが期待している,いわゆる「集団免疫」とか,いつのまにか感染していて抗体ができている,なんてことにはならないのではないかと想像しています。まだ丸裸のままの,抗体もない状態だとすると,もう少し,日本の鎖国は続けた方がいいし,国内での感染予防の意識と対策もまだまだ続けていかないといけないのでは?
6月1日には,日本全体で,37人の感染が新たに発表されました。東京都では,新たに13人が新型コロナウイルスに感染し,累計は5249人に,千葉県の累計は902人。東京都の13人のうち8人は夜の繁華街での接待を伴う飲食業に関わっている人たちとのこと。
ご用心を。
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