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「鴨せいろ」じゃなくて「鴨へぎ」でいいんじゃないの?越後十日町小嶋屋 越後湯沢駅

へぎそば 越後十日町小嶋屋 越後湯沢店
越後湯沢に行った帰りの昼ごはんを,久しぶりの小嶋屋で。

小嶋屋といっても,系譜があるようで,ここの小嶋屋は,「越後十日町小嶋屋」で,小嶋屋総本店とはまた違う系統のようです。直系ののれん分けかな。
ま,「へぎそば」は,「小嶋屋」に入っておけば,間違いはないかなと(他のお店で検証していませんが)

以前十日町で食べたへぎそばのレポートは,こちらで

小嶋屋 越後湯沢 20220322_122706
越後十日町小嶋屋 越後湯沢店は,便利な越後湯沢駅構内のCoCoLo湯沢・がんぎどおりにあります。
まぁ,カジュアルなお店ですね。
越後十日町小嶋屋 越後湯沢駅 おしながき
店員さんが,「良い鴨が入りましたよ。」というので,「鴨せいろ」を頼みました。
もちろん,せいろそばが「へぎそば」で,つけ蕎麦になっています。

へぎそばの「へぎ」は,へぎ(片木)と呼ばれる器に載せて食されることからついた名称ですが,今はその「へぎ」に入っていなくても,専用の箱に入っていて,つなぎに布海苔を使って手振りで波のように盛り付けてあるものを「へぎそば」と呼んでいるようです。蕎麦のつなぎには通常,小麦粉や自然薯,山ごぼうの葉や卵白などが使われます。

鴨せいろ へぎそば 越後十日町小嶋屋 越後湯沢店
そうこうしているうちに,熱々の鴨のつけ汁とへぎ蕎麦が出てきました。

へぎそばは,冷たい汁で食べるとよりコシの強さが伝わって美味しいのですが,温かくしたものも。
ツルツルとした食感と若干のぬめり,のど越しと歯ごたえ,いいですね,このお蕎麦。

で,このつけ汁の中に,
鴨せいろ へぎそば 越後十日町小嶋屋 越後湯沢店
ごろごろと大きな鴨肉がいくつも入っています。
汁が染みていて,柔らかくて美味しい。
いやぁ,この大きさでこその,満足感。冬の鴨肉は脂が付いていてまた美味いんだよね。
鴨せいろ,頼んで大正解です。
越後十日町小嶋屋 越後湯沢駅 鴨せいろオシ
ある程度食べ進めたところで,汁に白ごまを擦ったものを入れるとまた美味しいですよ,と店員さん。
蕎麦湯も持ってきてくれて,お蕎麦も一通り,楽しめました。

これはとても美味しいので,鴨肉がいつでも手に入るわけでは無さそうですが,いっそのこと,「鴨せいろ」じゃなくて「鴨へぎ」ってネーミングにしちゃえばいいのにと,こっそり思いました。
次もあれば,これ,頼もうっと。

ごちそうさまでした。

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