RICOH GR III Diary Editionのイメージコントロール「ネガフィルム調」が，すべてのGR III/IIIxシリーズにも，ファームウェアアップデートで追加されたので，数枚撮ってみました。
ネガフィルムにしては，精細にとれるけれど，発色はちょっと抑え気味。
こんな具合だったかな，ネガフィルムをプリントしたときって。
派手さはないけれど，しっとりと落ち着いた雰囲気で撮りたいときは，「ネガフィルム調」も良さそう。
よくよく考えてみれば，イメージコントロールに，今までも「ポジティブフィルム調」があったのに，「ネガフィルム調」が無かったのは，不思議な話ではあります。
晴れの日にまだ撮っていないけれど，曇りの日って，ほんとはこんな感じですよね。ちょっとアンニュイな空間の退色感。
一口に「ネガフィルム」と言っても，メーカー各社（あった頃は）でさまざまなフィルムを出していたので，概念的な「ネガフィルム」っぽさかな。
路地裏の散歩なども「ネガフィルム調」は似合いそうです。
うち捨てられた被写体の廃墟感とかも。
ああ，このお店，美味しかったのに…
まだまだ春が来るまでもう少しかかりそうな冬に，新しいイメージコントロールの「ネガフィルム調」が，派手さを押さえつつ普段使いできて，活躍してくれそうです。
今度は，晴れの日にも。
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