iOS 18.1で医学的な聴覚検査ができるようになったので,難聴を自認している僕が,改めて,iPhoneとAirPods Pro2で検査をしてみて,難聴の度合いを確認しました。
で,今度のiOS 18.1でさらに凄いのは,AirPods Pro2が,補聴器になるというところ。
補聴器というと,数十万円かかるイメージで,調整に時間がかかって面倒に思っていたのですが,
これが,このiPhoneとAirPods Pro2の組み合わせで,自分の聴覚に合った補聴器も手に入れられる日が来るなんて!
面白いのは,医療機器の認証を受けているのは,このスマホとイヤホンではなくて,聴力チェックと聴力エイドのプログラムについてというところ。
ソフトウェアも医療機器の認証が受けられるんですね。
まぁ,全自動というわけにはいかないようで,
慣れるまでに,調整も時間も必要だという,但し書きも表示されます。
とくに躊躇する理由もないので,「ヒアリング補助」を「ON」に。
デフォルト値から,「増幅」と「環境雑音除去」のスライダーを右に増やしました。
最初は,メディアの再生音とヒアリング補助のバランスは,こんな感じなので,
ノイズキャンセリングではなくて,
外部音を取り込みしつつ,ヒアリング補助のレベルも上げた設定で,使い始めてみました。
そしたらね,
「うるさい」んですよ,ほんと(笑)
世の中が,こんなに音が溢れていたなんて!
逆にちょっと耳を塞ぎたくなるレベルまで,いろいろな周りの音が聞こえ始めました。
僕の場合は,右側がとくに難聴が進んで,高音域が聞こえづらいので,その分を補聴してくれているのだと思います。
が,コンビニの袋をカサカサさせる音,金属音,何かを閉じるときの音が,とくに強調されて,耳障りで,ちょっとツラいくらいなので,
少し調節をして,外部音取り込み,適応型とモードを変えて,試してみています。
「ヒアリング補助に慣れるまで時間がかかる場合があります」とは,このことか…と,理解したので,
しばらく調整を続けつつ,慣れていきます。
現状では,一対一の対話では,AirPods Proのヒアリング補助機能は,まだあまり必要なくて,10〜20人程度のリアルな会議などでは,この補聴機能が活躍してくれそうです。
これも,人によって,難聴の度合いによって,差があると思うので,また,OSのバージョンアップでも改良されていくと思うので,諦めず使っていこうと思います。
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