『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を,観てきました。
いやぁ,いきなり鬼の始祖・鬼舞辻無惨の策略により,鬼殺隊が鬼たちの根城である異空間・無限城へと落とされてしまうところから始まるので,そんな人はいないとは思いますが,もし初めて観る人がいたら訳がわからないでしょうね。
テレビアニメの第四期となる『柱稽古編』も,放送されてからしばらく経っているので,それなりに予習は必要かもしれません。
時間のない方は,鬼滅の刃『柱稽古編』の第8話「柱・結集」だけでも見てから,映画「無限城編」を見てください。
入場時に登場人物たちが描かれた,こんなクリアカードをもらいました。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は,三部作となるので,その第1章が公開されたということになります。
「猗窩座再来」とあるように,炎柱・煉獄杏寿郎を殺した上弦の参・猗窩座が,また出てきます。
無限城に落とされた鬼殺隊たちは,それぞれが散り散りになって,鬼を討伐しながら無惨を探す中,蟲柱・胡蝶しのぶは,実姉にして花柱・胡蝶カナエを殺した張本人である上弦の弐・童磨と,我妻善逸はかつての兄弟子であり,新たに上弦の陸となった獪岳と,竈門炭治郎と水柱・冨岡義勇は、猗窩座と対決します。
それぞれのシーンが,詳細に描かれるので,迫力のある3DCGもあいまって,見応えのある映画となっています。ものすごく資金が投入されたのは想像に難くないですね。
が,長いね,155分(2時間35分)です。お尻が痛くなるのと,途中で我慢できずにトイレに行く人が後を絶たないので,ちょっと気が散ります。先に行っとけよ。
猗窩座が鬼になったエピソードを見ていると,あれ?猗窩座って,もともと悪いやつじゃないじゃん,ってなるし,
童磨と対峙する胡蝶しのぶさんは,これまであまり物理的に戦うシーンが少なかったので,切ない,じつに切ない…
獪岳と相見える善逸,これまでの善逸とは違って,めちゃくちゃかっこいいし,いろいろ心に残る映画でした。
原作は終了しているので,話の展開を知っている人もたくさんいるとは思うけれど,これ以上はネタバレになるので書きません。
これから観る人は,155分,たっぷり楽しんで下さい。
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