今年2度目のニューヨーク。
前回行ったときに徒歩でブルックリンブリッジを渡ったのにも関わらず,超絶有名なフォトスポットに行かずに帰ってきてしまった大失態を回収する旅でもありました。
場所は,こちら
最寄りの地下鉄の駅は,「York Street(ヨークストリート)」
ヨークストリートの駅からこちらに向かえば,うっかり見落とすようなことは,まずありません。
マンハッタン側から,さっと見て,撮って,さっと帰ってくるのも,地下鉄を使うと便利です。
ここは、ニューヨークの中でも「最もアイコニック(象徴的)な撮影スポット」の一つとして世界的に有名です。
なぜそれほど人気があるのか,その3つの大きな理由を解説します。
1. 奇跡のような「構図」
この場所が特別な最大の理由は,マンハッタン橋の橋脚(アーチ)の中に,遠くの「エンパイア・ステート・ビル」がすっぽりと収まって見えるからです。
幾何学的な美しさ: まるで計算されたかのように,橋の青い鉄骨の間にニューヨークのシンボルであるエンパイア・ステート・ビルが完璧にフレームインします。
圧縮効果: 写真に撮ると,手前の建物,中景の橋,遠景のビルがギュッと凝縮され,非常に迫力のある一枚になります。
2. 色と歴史のコントラスト
写真の両側に写っているレンガ造りの建物と,橋のコントラストが絶妙です。
赤レンガ倉庫: かつて工場や倉庫だった歴史的な建物の「赤茶色」。
マンハッタン橋: 無骨で巨大な鉄骨の「青灰色」。
空: 抜けるような「空の色」。
この色の組み合わせが非常に写真的(フォトジェニック)で,どこかノスタルジックでありながら都会的な雰囲気を醸し出しています。
3. 映画のポスターで有名になった
この構図を一躍有名にしたのは、1984年の名作映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(Once Upon a Time in America)』です。
この映画のメインビジュアル(ポスター)にこのアングルが使われたことで,「ニューヨークの哀愁漂うかっこいい場所」として世界中の映画ファンに知られるようになりました。
今では映画を知らないInstagram世代にも「映えスポット」として定着しています。
撮影のポイント
写真を見ると、多くの観光客が車道に出て撮影している様子がわかりますが,ここは現在も車が通る現役の道路です。
もし現地に行かれる場合は,車に十分気をつけて撮影を楽しんでくださいね。


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