大きな一眼レフよりコンパクトデジタルカメラが大好きなフォトグラファーのHAMACHI!(@HAMACHI)です。持ち歩きやすくて高画質なコンデジは,一眼レフ以上に働いてくれることもあります。
「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン30」と題して,30日間で,料理写真を撮るときに,どんなことを考えて,何を実行しているかをまとめています。最後まで無料で読めます。
今日も,ちょっとだけ専門用語が入ります。
「絞り」についてです。
「絞り」は,レンズについている部品で,レンズからカメラに入る光の量を調節することができるものです。
第24回目は,
24.「絞り開放上等!」です。
プロや写真を撮り慣れた人は,絞りを変えて,空気感をコントロールしています。
また,「レンズの美味しいところは,2段絞って…」なんて,プロっぽいことを言う人もいますが,そんなの気にしなくてOK。
あなたが考えいることは,「この料理のどこが美味しそうか」を考えて,ピントを合わせること。
「絞り」を絞ると,輪郭のハッキリと写る部分(被写界深度(ピントの合う範囲))が広くなります。
「絞り」を開けると,焦点以外の前後は,ボケやすくなります。
これは,レンズの性質や明るさによって変わってきますが,だいたいそんな感じ。
スマホのカメラでも,マニュアルで絞りを変えて撮ることができる機種も増えてきました。
料理全体にきりっとピントがあった写真は,その専門家が撮ればいい話。
あなたの写真なので,あなたが美味しいと思ったポイントさえちゃんと写っていれば,あとはボケても大丈夫。
なので,せっかくボケの綺麗なレンズや,望遠で料理を狙うなら,レンズが一番明るい「絞り開放」の状態で撮ってみましょう。
「絞り開放」は,レンズの絞りを最も開けた状態を言います。カメラに最も光が入ってくる条件にもなるので,シャッタースピードも短くできるメリットがあります。
焦点が合ったところ以外のまわりなんて,どうでもいいんです。
あなたが「ここが美味しいと思った」ことを伝えることの方が大事。
(ここは,いろいろな考えのヒトがいるので,「私見」です,いちおう)
25回目のレッスンに続きます。
ブログやTwitter,Facebookの写真を,もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に,その方に合った撮影の仕方,カメラの使い方などをアドバイスしつつ,写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや,レストランなどの店舗でのシズル感のある料理,こだわりの外観・内観,にこやかなスタッフ撮影もお仕事として承ります。
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