2018年11月24日(土)から本日12月2日(日)まで,東京国際フォーラムのガラス棟ロビーギャラリーで,通信社の膨大な報道写真から約130枚を厳選、平成の30年を振る写真展「平成の軌跡―定点観測者としての通信社」が開催されています。
とても見応えのある報道写真展なので,有楽町,東京駅近辺を散歩される予定の方は,ぜひ,ここも訪問場所に組み込んでみてください。
「えーっ?これ,平成だったの?」って写真がたくさん。
例えば,平成元年は,1989年です。
オウム事件,湾岸戦争,イラク戦争,アメリカ同時多発テロ…,すべて平成の出来事です。
と考えてみると,平成って,それなりに長かったんですね。
昭和の受賞者は,7人。
今後は,日本の科学研究費の削減を受けて,これほど受賞者は出ないのではないかと言われています。
人口激減により「日本人」という人種はなくなってしまうのではないかという話も現実的に思える,この写真。
御神輿の担ぎ手がいなくなり,トラックで町内を回っている北海道夕張市の写真。
平成30年の集大成的なこの写真展。報道写真の力だけでなく,時代を振り返るそれぞれの出来事に,また胸を揺さぶられました。
平成の軌跡 (定点観測者としての通信社) | ||||
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