横浜で開催されているCP+ 2019で,RICOH IMAGINGの新しいGR「GR III」のタッチ&トライしてきました。
発売日は,意外と近くて,3月15日。もう,今月です。
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久しぶりに新しいGRに触れるので,ワクワクします。
ちょっと疲れた自分のGR2も持っていって,サイズ感を比べてみます。
だいぶコンパクト,ギュッと凝縮した感じがあります。
光学系を薄型化することで,4段分のボディ内手ぶれ補正機構『SR』を実装。
高性能化と薄型化を両立した新開発の”GR LENS18.3mm F2.8″を搭載。
この大きさで,SRまで搭載しているのは,やはりすごいこと。
ボディサイズはGR DIGITAL IV(1/1.7型イメージセンサー搭載モデル)とほぼ同等。究極のスナップシューターが戻ってきました。
僕の手がかなりデカいので,ちょっとステマ的になりますが,
タッチ操作に対応した液晶モニター,カメラ背面にコントロールダイヤルを搭載。
AF枠の移動,タッチシャッター,メニュー操作などが素早く操作可能です。
液晶モニターは,液晶パネルと強化ガラス製保護カバーの隙間に特殊樹脂が充填されたエアギャップレス構造。
手に持つと,優しい角のラウンド感も,ちょっと嬉しい。
これまでのGR,GR2もポケットの中に入れられましたが,このGR3なら,さらにかさばらない。内蔵ストロボが省略されています。
そっか,RICOHが作りたかったのは,APS-Cサイズセンサーが入った,この大きさのGRだったかと,納得。
外形寸法 :約109.4幅×61.9高×33.2厚mm(操作部材、突起部を除く)
質量 :約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ)
電源を入れると,鏡筒がちょっと出ます。
で,これまでのGRと違うのは,マクロ撮影の範囲。
これまでのGRは,マクロ設定すると,そこから無限遠までシームレスに撮影することができましたが,今度のGR3は,マクロボタンで設定すると,マクロ域が,レンズ先端から6cmまで迫れますが,最長距離が約10cm程度になります。あれ?あれ?ってならないように。
操作性,反応性も,とても良くなりました。電源オンから約0.8秒の高速起動。
高速なAFを実現する像面位相差AFとピント精度に優れたコントラストAF、それぞれの長所を併せ持つハイブリッドAFが採用されています。
ずっと気になっていた,再生モード時の「斜め補正」。これ,スライドを撮影したときに,後から綺麗な四角に戻してくれる便利な機能だったのですが,今度のこのGR3では機能が省かれています。「ビジネス用途じゃないんだよ」という事務機メーカーのRICOHらしからぬ声が聞こえてきたような気がしますが,これ,とにかく便利だったので,後々の機能アップデートでもいいので,ぜひ,復活させて欲しいなと切に願います。
GR IIIには,初期ロットにのみ,ブルーのリングキャップ「GN-1(DG)」が付きます。
Touch & Tryの担当の方にお聞きしたところ,これまでのGRと,「外れやすさ」は変わらないとのこと。
何度となく,このリングを無くしてしまったことのある方は,ご注意を(←自分です)。
RICOH GR IIIを持つと,操作しやすいところに,各種ボタンやレバーがあることに気がつきます。
「しっくりくる」ってやつ。
写真を撮ることに集中しやすい機能的なデザインです。シャッターボタンもやや前側に移動しています。店頭で配布されるカタログも必見。
動画とWi-Fiボタンは,側面に。
これから,CP+を見に行く人は,内田ユキオさんのGR IIIのプレゼンテーションが超絶面白いので,ぜひ,お見逃しなく。
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