ベルリンを拠点に活動しているアーティストの塩田千春さんの,過去最大級の個展『塩田千春展:魂がふるえる』,行ってきました。
大型インスタレーションを中心に,立体作品,パフォーマンス映像,写真,ドローイング,舞台美術の関連資料などが展示されています。
森美術館のエントランスのエスカレーターがある吹き抜けから,すごいことになっています。
赤は,血液や「生」,「動」のイメージ,
黒は,黒は夜空,宇宙,あるいは「静」,「死」
圧巻のインスタレーションに,文字通り,「魂がふるえ」させられます。
彼女の意識とシンクロするような浮遊感,絶望,生への執着…,
焼け焦げた音の出ないピアノ
まわりには,黒い糸が張り巡らされ,コンサートの始まりを,目に見えない何かが待っているようにも。
十日町,津南町の「越後妻有」地域で,3年に一度開催されるアートフェスティバル「トリエンナーレ・大地の芸術祭」で,彼女の作品を初めて観てから,インパクトのある作品にすっかり魅了されています。
今なら,GINZA SIXでも,インスタレーション『6つの船』が観られます。
また,何度か観に行くつもりで,年間パスポートも購入してしまいました。
塩田千春展:魂がふるえる
会期:2019年6月20日~10月27日
会場:森美術館
場所:六本木ヒルズ森タワー53階
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