写真を撮ろうにも,空が曇っていると,「映えない」ので,気持ちまで沈んだりすることも。
そんなときに,AI(Adobe Sensei)の技術を使った,Adobeの「Photoshop Camera」というアプリが便利で遊べます。
実は,上の2枚の写真,リアルな空は,
こんな感じの曇り空なんです。
空の部分をアプリのAIが判断してくれて,晴れた空を貼り付けてくれるという機能を無料で楽しむことができます。
iPhone iOS用「Photoshop Camera」
Google Android用
使い方も,とても簡単。アプリに用意されたシーンを選んで,レンズフィルターを決めて,撮るだけ。
Photoshop Camera内で撮った写真は,後から修正も可能。ちょっとクセがあるのは,このアプリで撮影した画像は,このアプリ専用の「PsCスタジオ」に保存されること。他のアプリでは「カメラロール」に保存されますが,このPhotoshop Cameraではカメラロールに保存するために,もうワンステップ必要になります。が,これはすぐに慣れるはず。
また,自分で撮影した写真についても,iPhoneで撮った写真,一眼カメラで撮った写真を問わず,カメラロールにある写真をこのPhotoshop Cameraのフィルターで,よりインパクトのある仕上げをしてくれるのも,便利。
スマホ(iPhone)で何気なく撮った写真。あんまり美味しそうじゃないなぁと思ったら,この写真をPhotoshop Cameraで読み込むと,
大きな月を配置してくれたりと,かなりクリエイティブというか楽しいフィルターがたくさん用意されています。人や食べ物,空などの被写体は,自動的に認識してくれます。
この画像処理は,普通に,Photoshopでレタッチでやろうと思うと,とんでもなく時間がかかるところですが,このアプリで写真を撮るだけで,かなり雰囲気のある写真に仕上げてくれます。ポートレイトの仕上げにも便利。
こうしてできあがった写真を「作品」と呼んでいいものか多少疑問だけれど,「ラッセン風」とかのイメージ付けした画像がいとも簡単にできてしまうのは,さすがAI研究も進んでいるAdobeだなぁと感心しました。
いろいろ遊んでみてください。
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