富岡製糸場のまわりに,それほど繁華街のような賑やかな飲食店が並ぶ通りはなかったので,昼ご飯を,高崎に戻ってからにしようかどうしようか迷ったのですが,地元の友人が良いタイミングで富岡製糸場の近くのオススメのお店を教えてくれたので,行ってみることにしました。
富岡製糸場から徒歩で約10分足らずのところにある,居酒屋さんとのことなのですが,
ああ,あった!ここだ,ここだ!と入る場所を探すと,手前にある鮮魚店の入り口しか見つかりません。
鮮魚店の奥にそのまま居酒屋さんがつながっているのかと,ちょっと覗いてみたら店員さんに不審な目で見られてしまったので,どうやら違うらしい。
一度外に出てみて,なんとなく外壁を辿っていくと,魚屋さんの「大塚水産」の店舗裏に…ありました!狭い空間にお店の入り口が!わかりにくいってば(笑)
カウンターに通され,ちょうど12時を回ったところなので,本日のおすすめでもと考えていたら,
「大人気」の10色限定の「海鮮番長」は,すんでのところで,売り切れ。
ほんと,大人気過ぎますよ。どうやら毎日開店前から行列ができているらしいですね。
で,せっかくなので,もう一度チャレンジで,5食限定の「本マグロの中トロ切り落とし丼」は,まだあるか尋ねたところ,
「まだありますよ!」とのことで,中トロ丼に決定。
まぁ,ツッコミとして,「群馬県に海あったっけ?」というのは,当然出てくるとは思うのですが,
さっき入り口を間違えた,かなり大型の魚屋さんがやっているので,間違いはないだろうと,思っていたら,
ちらっと見えたのが,最後の「海鮮番長」
大将が丁寧に丁寧に作っているのがずっと僕の位置から見えていただけに,ちょっと悔しいし,すごく美味しそう!
あ,でも僕は生の海老にアレルギーがあるので,甘海老が載っているのを見て,注文しなくてよかったなと自分を納得させます。
で,いよいよ,
ランチセットの「本マグロの中トロ切り落とし丼」が運ばれてきました。
うわ,マグロの中トロがどっさり載っています。
他の小鉢も,充実してて,これは,豪華なランチになりました。
鮪を食べてみると,うん,やはり脂がのっていて,甘みのある新鮮な鮪です,目の前で「切り落とし」たところを見ているのですから,ライブ感もあります。
部位もなんとなく2〜3部位くらいありそうなので,中トロから大トロ寄りの鮪を使っているように思います。
この内容で,この味だったら,1500円(税別)はとてもオトクな感じです。
付け合わせの小鉢も,あ,これ夜は居酒屋の料理として出しているんだろうなぁと思われるインゲンのゴマ和えとか,大根とさつま揚げのおでんとか,まぁ,美味しいこと。みそ汁もたっぷりで,これも人気メニューなのがわかります。
支払いを済ませて,外へ出てみると,さっきほぼ満車だった駐車場が空になっています。そっか,あれ,みんなお客さんだったんだ?しかも,みんな近隣の住民じゃなくて,わざわざここに食べに来ているんだね?
僕も,富岡製糸場が目的だったのか,こちらの「蔵」が目的だったのか,ちょっとよくわからなくなるほど美味しいランチになり,大満足で,帰路へ着くわけで,やはり,食は旅の〆に,とても重要だなと改めて思うわけです。
ごちそうさまでした。
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