iPhoneをステレオに繋ぐと生活の質がちょっと上がる

外では使わなくなったiPhone Xを，家庭内ワイヤレスLANのみでラジオや音楽を聴いたり，動画を見るために残していたのだけれど，これを，家にあるオーディオ（ステレオコンポ）となんとか繋げて使えないものだろうかと考えて，出てきたのが，この「TaoTronics Bluetooth transmitter receiver TT-BA09」

TaoTronics Bluetooth transmitter receiver TT-BA09(Amazon)

最初は，iPhoneのLightningコネクターからオーディオ信号だけ取り出せればいいかなと思って，

iPhone ライトニング AUX ケーブル車載用 Lightning 3.5mm オーディオケーブルのようなものを考えていたのだけれど，オーディオのある部屋からさらに電源をとること，Wi-Fiの電波の届き具合から，ワイヤーでiPhoneとステレオを繋ぐのは一時的には可能であるけれど，ちょっと無理があることがわかったので，ワイヤレスでiPhoneとステレオを繋ぐ方法にしました。
ま，ワイヤー一本で安価にシンプルに繋げられるのは便利ではあるのだけれど。

想像よりもかなりコンパクトなケースで，しかも軽い。

特長は，
【Bluetooth 5.0 & aptx LL】
【光デジタル接続方式に対応】
【簡単接続・切り替え】
【約15時間使用可能】

これで，半日以上もつバッテリーが内蔵されているの？と一瞬疑うくらい，軽くて，小さい。

側面には，接続切り替え用のスイッチが。
TXは，送信用
RXは，受信用
なので，テレビに接続して，Bluetoothで接続したワイヤレスイヤホンで聴くなんて，逆の使い方もできます。
今回は，iPhoneのアプリRadikoで選局したコンテンツを部屋のステレオスピーカーから流すのが目的なので，RX側に切り替え。
S/PDIFは，音声信号をデジタル転送するための規格なので，デジタル（光）ケーブルを使う時のため。デジタルなんて全く出てきてなかった頃の古いステレオに接続するのと，ワイヤレスで繋げるので，今回は，アナログのAUXの方に切り替え。

反対側の側面に光ケーブルの端子のソケットと，充電用のUSBの端子とオーディオ用の端子の穴。

同梱の付属品も，光デジタルケーブル，3.5mmオーディオケーブル，3.5mm(メス)—RCA(オス)変換ケーブル，Micro USB充電ケーブルと，とくに新しく追加でケーブルを購入する必要がないのもありがたいところ。

iPhone Xと，この「TaoTronics Bluetooth transmitter receiver TT-BA09」をBluetoothで接続，
ステレオ（オーディオ）の外部入力へ，3.5mmオーディオケーブルで繋げて，再生モードをLINE入力に切り替え，
無線LANの電波が入る所に移動（Bluetoothの電波は問題なく届く範囲(通信距離:約13m)で）iPhoneで中に入っている音楽，あるいはRadikoやストリーミング再生用のアプリで，コンテンツを再生，
これだけで，iPhoneで流れる音楽やラジオ，ストリーミングコンテンツが，問題なく再生されました。

が，なんだか不思議。
今まで，ラジオとCDでしか，自分のステレオを使うことはなかったのだけれど，
iPhoneをソースにすると，ありとあらゆる音楽を，しかも最新の楽曲を，古いステレオで聴くことができるのは，かなりインパクトのあること。

Lightningコネクターになってしまって，オーディオケーブル（ワイヤードのイヤホンなど）が直接接続できなくなったiPhoneと，家のオーディオを接続したことがなければ，かなりオススメの生活拡張術になります。便利，便利！

＜註＞
2021年6月からAmazonでTao Tronicsの製品の販売が停止しているため，上記の製品は手に入らなくなっています。
現在は，同程度の性能の，

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