東京2020オリンピック競技大会は,2021年7月23日から8月8日までの17日間,無事に開催,閉会した。
経済効果は,1兆6771億円,
オリンピック開催中の緊急事態宣言による経済損失は,2兆1900億円
6000億円の赤字ってことかな。
公共性の高い民間のイベントということで,もう少し最初の段階から経済的な負担が少ない大会になると思っていたのだけれど,まだまだ無駄が多いし,理念も今の世界の情勢に合っていない。テレビからの収入が見込まれないのであれば,変わらなくてはいけないのは,やはりIOCの側だろう。
利権絡みで皮算用のまま儲けたヒトもいるのかもしれないけれど,損をしたと感じヒトが多いオリンピックになった。次にやるときは,もう少し,国民を挙げて歓迎される大会になるといいね。
金メダルの数では,日本が目覚ましい躍進を見せた。
アメリカ合衆国が1位で39個
中国が2位で38個
日本が3位で27個
金銀銅メダルの総数では,
1位アメリカ,2位中国,3位ROC,4位イギリス,日本が5位。
ホスト国の強みというよりは,日本人の身体能力とアスリート育成環境の向上の結果だろう。
残念ながら,東京オリンピックは,開催国の日本に過去最多のメダルをもたらした一方,日本の国内の新型コロナウイルス感染者数も過去最多を更新し続けた。これからパラリンピックも始まる。国民の意識がより国に依存したものでなく,リスクを取るなら責任は自分にあると意識を変えなければ,これまで死亡する感染者が少なかった年代も,病院の受入が困難になるため自宅で亡くなる人が増えるのかもしれない。
経済効果を狙って,オリンピックメダル最多獲得記念セールとかやらないで欲しい。
僕らは,もう少し強くならなければいけないのかもしれない。
選手の皆さん,運営の皆さん,ボランティアの皆さん,ありがとうございました。
東京はこれからパラリンピックが残っているが,次のオリンピックは,2024年のパリ。
その頃,コロナ禍は落ち着いているのだろうか,マスクは外せているのだろうか…
2021年8月8日に新たに確認された感染者数
緊急事態宣言地域
東京:4,066名
沖縄:574名
埼玉:1,364名
千葉:988名
神奈川:1,860名
大阪:1,164名
まん延防止等重点措置
北海道:308名
石川:55名
京都:333名
兵庫:450名
福岡:702名
福島:81名
茨城:299名
栃木:98名
群馬:117名
静岡:206名
愛知:375名
滋賀:89名
熊本:82名
全国:14,472名
8月8日より,まん延防止等重点措置の対象に福島,茨城,栃木,群馬,静岡,愛知,滋賀,熊本の8県が追加された。
1日当たりの感染者数が1万人を上回るのは6日連続で,感染拡大に歯止めがかからない
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