クロネコヤマトの「ヤマト運輸」を騙るフィッシング詐欺メールは,これまでも何度か晒していますが,今回のは,ちょっと目新しいところがあったので,晒しておきます。
例1
例2
以下↓,メールの文章を引用
「ヤマト運輸」をご利用いただき、ありがとうございます。
お客様の宛先へ配送する荷物が、住所または電話番号の誤りによりお届けできずにおります。
下記の配送情報をご記入いただきますよう、1-2営業日以内に再配達の手配をさせていただきます。▶お客様ページ
*なお、再配達の費用として100円を頂戴いたします。
お客様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。
ご理解いただき、ありがとうございます。
*注:48時間以内にご返信がない場合は、発送元に返送されます。
*このメールアドレスは配送用です。このメールに返信されても返信できませんので、ご了承ください。
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【国際宅急便について】
国際宅急便サービスセンター:0120-5931-69
(受付時間:9時~18時、年中無休)【UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバー(WWX)について】
ユーピーエス・ジャパン株式会社:0120-74-2877
(受付時間:9時~18時30分、土日祝日除く)
↑引用,ここまで
という文面で,差出人は偽物の「ヤマト運輸」
クロネコヤマトの宅急便は,「クロネコメンバーズ」に登録しておけば,荷物の問い合わせ,集荷・再配達受付,出荷状況などをスマートフォンやPCから確認できるので,まず,このようなメールが来ると,怪しいことがすぐわかるようになります。
「お客様の宛先へ配送する荷物が、住所または電話番号の誤りによりお届けできずにおります。」
そんなことある?と思わせるためなのかな。軽くジャブで,読んだヒトを驚かせるけれど,
ヤマト運輸が,メールアドレスがわかっているのに,住所も電話番号も登録されていないなんてケースは,まず無いよね。
「なお、再配達の費用として100円を頂戴いたします。」
がめついですね。
ヤマト運輸では,基本的には,再配達依頼で,荷物を受け取る側のお客様から再配達費用を徴収することはありません。
覚えておいて下さい。
「100円取られるなら,要らないよ」って人もいるかもしれません(笑)。
「お客様ページ」ってのは,クリックやタップしちゃダメですよ。
メール内のURLは,信頼できるメール以外は触らないのが基本です。
このURLには,アドレスに「kuroneko」が入っているという用意周到さも見られます(褒めてない)。
ただ,この「ヤマト運輸」を騙るメールアドレスは,クロネコヤマトとは似ても似つかないアドレスなので,この辺,手を抜いている感じも(笑)
基本に立ちかえって,「わっ!大変」と思ったら,メールの中にあるURLをクリックしたりせず,おもむろにブックマークや検索から公式ページへ飛んで,現在の状況を把握できるようになっておきましょう。
サポートページには,必ず,「ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール・電話」が多発しています。「なりすましサイト」への誘導に十分ご注意ください」というような警告ページがすでに用意されているはず。
くれぐれも騙されないように。
最近スマホデビューしたばかりの高齢者が近くにいる場合も,こんな例があるよと,注意喚起しておくのが良いと思います。
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