ちょっと自分へのご褒美で,「鰻」の気分だったので,まだ入ったことがなかった,東京駅の改札外の地下にある「うなぎ成田新川(東京駅店)」に入ってみた。
ここは,以前「グランルーフフロント」と呼ばれていたエリアで,現在は「グランスタ八重洲」に含まれている場所。
八重洲地下街と,東京駅1番街に挟まれて,ややわかりにくい場所ではあるが,飲食系のお店が集まっているので,そんなに混雑していないのもありがたい。
前は,牛たんのお店があった場所。
ここは,関東風に蒸す鰻の焼き方と,関西風の蒸さずに焼く鰻の焼き方を選べる。
それならと,関西風の鰻の焼き方の「地焼き」のうな重をお願いしてみた。
店内のスペースの関係上,しかたがないレイアウトなのかもしれないが,座ったカウンター席の目の前が焼き場なので,ちょっと熱いのだけれど,これ,夏場はツラいかも。
捌くところから調理が始まるようで,20分くらい待ったところで,お重と肝吸いと香の物が出てきた。
関東風の焼き方だと,松竹梅と鰻の量が選べるのだけれど,「地焼き」の方は,1種類のみ。「特大 1尾」入りなので,関東風の「竹」にあたる量。
見るだけで皮がパリッとしているのがわかる。うん,良い香りだ。
タレはやや甘め。皮のパリッとした食感と,中身の柔らかさのコントラストが,味わい深い。
成田にある本店にも行ったことがないけれど,これなら家族向けにも良さそうだ。
付いてきたお新香が,また美味しかった。
とくに奈良漬け。ここの奈良漬けなら,あっさりとしてクセがなくて,僕も食べられる。
白菜,胡瓜も,箸休めとしてしっかり働いてくれている。
東京駅に隣接した鰻が食べられるところは,何カ所かあるのだけれど,このお店は,また来てみたいと思った。
今度は,ふつうに関東風のうな重か,ひつまぶしかな。
ごちそうさまでした。
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