マンハッタンに着いたら,いったんホテルにチェックインして,時差ボケに負けないように,向かいたい場所がありました。
それが,「国際写真センター(International Center of Photography)」(以下 ICP)
20年前に来たときと,なんだか違うな,もっと前は広くて,図書館みたいだった記憶があるのだけれど…
と思ったら,やはり,新しい場所に移転してました。
ミッドタウンからローワーイーストサイドのノリータへと2016年に移転していました。
どーりで,記憶が蘇らないはず。
有名な写真家の作品を始めとし,併設する写真学校の学生の作品まで,歴史的にも価値のある幅広い作品を一堂に見ることができる場所になっていました。
現在の企画展は,
WeegeeとTo Conjure
ドキュメンタリー写真家のWeegeeの写真は,ややショッキングな写真もあったけれど,1950〜1960年代の社会を色濃く切り取っていたし,
To Conjureの方は,最近の写真の新しいアーカイブで,主に写真を扱う7人のアーティストの作品を集めていました。なかなか前衛的で,理解するのは難しかったですが,伝わってくるものはしっかり受け止められたような気がしています。
American Job 1940-2011も,現代がたった80年ほどの間に,すっかりと変わってしまったのを感じました。
久しぶりに,しっかりと「写真」と向き合ってみることができたような気がします。
現在の企画展は,2025年5月5日まで。
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