今回ニューヨークに来たら,歩いて見たかった場所。それがこの「High Line(ハイライン)」です。その5
ニューヨークのハイライン(HIGH LINE)は,かつて使用されていた貨物鉄道の高架線が1980年に廃線となった後,地域住民の保存活動などによって,2009年に空中公園として再利用,公開されたものです。この公園は,都市の風景を楽しみながら散歩ができる人気のスポットとして再生され,再開発の成功例としても注目されています。
1934年に建設された高架貨物鉄道は,トラック輸送の普及により次第に利用されなくなり,1980年に廃線となりました。
廃線後は長らく放置され荒廃し,一時的には取り壊しが決まっていた時期もありました。
北から南へ(アップタウンからダウンタウンへ)と,今回は歩いています。右側にハドソン川をときどき眺めつつ,線路伝いに景観を楽しむことができます。
今,ちょうど,半分をちょっと超えたくらいの位置です。
「ハイライン」は,地域住民による保存運動やボランティア活動が中心となり,著名な建築家やデザイナーの協力も得て,2009年に空中公園として再生されました。
現在では,全長2.33kmにわたる緑豊かな公園となり,年間数百万人が訪れる人気の観光スポットとなっています。
かつての線路跡を活かし,野花が咲くようなデザインが施され,都市の中のオアシスとして機能しています。
日本では,特定外来生物になる「ルドベキア(オオハンゴンソウ・大反魂草)」が,元気よく咲いていました。
高架跡に作られた空中庭園だから,この高さが気持ち良いんですよね。お天気も最高!
続きます。

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