渋滞時など京葉道路の穴川の出口で出て、そのまま一旦外の道路を走ってすぐに穴川の入り口から入る車をよく見かけるのだけれど、これって、料金的には損をしないのかなと思っていたら,ちゃんと裏ワザがありました。
京葉道路は、区間ごとに一律で料金をもらう「均一料金制」が基本だったため、一度出るとその都度初乗り料金がかかって大損する仕組みでした。しかし、2016年(平成28年)4月の料金改定で「対距離料金制(走った分だけ払う仕組み)」に移行したことで、このあたりの損得勘定がガラリと変わりました。
1. 「通し」で乗っても「乗り直し」ても、合計金額はほぼ同じ
現在の京葉道路(ETC利用時)は、乗ったICから降りたICまでの総走行距離で料金を計算します。
途中の穴川ICでいったん降りて、すぐにまた乗り直した場合でも、ETCのシステムが自動的に「通しで走った場合の距離料金」として調整(連続利用の特例、または距離合算による端数処理の範囲内)して精算するため、基本的には1回で走りきったときと変わらない料金になります。
注意: ETCではなく,現金払いの場合はこの距離連動の恩恵を受けられないため、一度降りて乗り直すと完全に「二重払い」になり、損になります。
2. なぜ彼らは一度高速道路外に出るのか?
損をしないと分かれば、あとは「時間の節約」というメリットだけが残ります。穴川IC周辺(特に宮野木JCT〜穴川〜貝塚JCT付近)は、京葉道路の中でも屈指の渋滞ボトルネックです。
そこで、本線が激しく渋滞している際、以下のような目的であえて出入りする車がいます。
料金所の一般道をショートカット: 穴川の「出口側の側道(ランプ)」と「入口側の側道」は、国道16号などの交差点をうまく渡れば短い距離でつながっています。本線が完全にストップしている場合、一度一般道側の側道に逃げて、渋滞の塊の少し先(あるいはインター内の合流車線)へワープした方が早いと判断するドライバーがいます。
実際に,そのほうが早いケースもかなりあるように感じます。僕自身はやる必要が無いのだけれど。
これを読んで,やってみたくなった人に,1つだけ注意点(落とし穴)があります
前述の通り,料金面では損をしない仕組みになっていますが、「ETCの時間帯割引(深夜割引など)」を狙っている場合は注意が必要です。
穴川で一度出てしまうと、そこでひとつの走行が確定(リセット)されてしまいます。例えば、全体の走行距離が長ければ適用されていたはずの割引条件が、走行が細切れになったことで外れてしまったり、逆に高くなってしまうケースが稀にあるからです。

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