こんにちは。ハングリーフォトブロガーのHAMACHI!(@HAMACHI!)です。
「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン30」と題して,30日間で,料理写真を撮るときに,どんなことを考えて,何を実行しているかをまとめています。無料で読めます。
第4回目は,良い場所を選ぶでした。
第5回目のレッスンは,
5.自分の影を入れない
某巨大食レポサイトなどでも,意外と見かけるこんな写真。
残念です。
言われればわかるし,見ればわかる失敗写真ですが,「美味しそう!」って思って,身を乗り出すと,つい自分が影になって写真に写り込んでしまうことがあります。
撮っているときは気がつかず,後で見て,使えない写真でがっかりさせられます。
まぁ,それを公開してしまうのは,見る人のことを考えられないワガママな写真とも言えます。
では,影付き失敗写真をどう回避するか?ですが,
すぐ上のこの写真は,
こんな感じで影を回避することができました。
わりと暗めのお店で,室内の明かりがスポットライト的なものだけのような場合に起こりやすい失敗例です。
自分が影になっているので,光を遮っている身体を反らして,直接,ガーリックライスに光が当たるようにしました。
俯瞰写真は説明的な写真なので,料理に対して垂直的には撮らずに,よりキレイに見える角度を探して撮れば,大丈夫です。
視点を変えましょう。
全部の定食料理を,1枚に収めようとすると,比較的暗く光が回り込まない造りの店内なので,こういうことが起こります。
これを回避するには,上の写真たちと同様,自分が影にならない角度を探す,身体をずらすほかに,
こんな感じで,
座った席によって,ライトと料理と自分の位置関係というのは,なかなか変えづらいものなのですが,
角度をかえても,身体をずらしても,どうしても影を回避することができない場合,
ズームレンズなら,ズームで撮影する,
あるいは,ズームレンズではないカメラの場合は,デジタルクロップ機能やトリミング(画角を変える,切り取り方を変える)することで,回避できます。影がまわりに付いてしまうなら,影が付いているところをまわりから排除してしまうやり方があります。
前提として,自分の影が前のめりで影になっていることに気がつかないといけないのですが,気がついたときには,ぜひ,試してみてください。
第6回の記事に続きます。
ブログやTwitter,Facebookの写真を,もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に,その方に合った撮影の仕方,カメラの使い方などをアドバイスしつつ,写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや,レストランなどの店舗での料理撮影もお仕事として承ります。
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