シャッターボタン半押し，フォーカスロックで構図を決める
こんにちは。歯にも詳しいフォトグラファーのHAMACHI!（@HAMACHI!）です。歯は，食べる，喋る，笑う，魅せる…など，普段意識しないけれど，実はいろいろな機能があります。自分の歯でしっかり料理を噛みしめる瞬間が意識できるような料理写真を撮っていきましょう。
「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン３０」と題して，30日間で，料理写真を撮るときに，どんなことを考えて，何を実行しているかをまとめています。最後まで無料で読めます。
第９回目は，
「ピント（フォーカス）を合わせる」でした。
これに関連して，第１０回目のレッスンは，
１０．フォーカスロックで構図を決める
です。
一般的なカメラでは，シャッターボタンを半押しすると，オートフォーカスが効いて，半押ししている間ピントが固定（フォーカスロック）され，そのまま撮影してもOKですが，写る範囲（構図）を少し変えて撮影することができます。これを「フォーカスロック撮影」といいます。
フォーカスロックで構図を決める（動画挿入予定）
シャッターボタン半押しで，「美味しいポイント」をフォーカスロック（AFロック）したら，カメラから被写体までの距離が，シャッターボタン半押しの間，固定されます。
→ 美味しそうに見える場所はどこか？
なので，フォーカスロックしたら，被写体を中心にした球体をイメージして，ピント合わせした部分からの距離が変わらないように，写る範囲を決めます。カメラを前後に動かしてしまうと距離が変わってピントが合わなくなってしまうので，前後に動かすよりは左右への平行移動（実際には円弧運動）を意識して，構図を決めます。
フォーカスロックした位置からの距離を変えずにカメラを移動して構図を決める
フォーカスロックした位置からの距離を変えずにカメラを移動して構図を決める
「中央一点のAFポイントを使ってピントを合わせる」話をしたところだったので，そのまま撮ると，画面の真ん中にピントが合ったいわゆる「日の丸構図」になります。
これも，見るヒトの視線が，中央に固定されるので，悪くはありません。
料理を並べると，その前後との関係が明確になるので，中央に焦点を合わせてそのまま撮るのもアリです。
ピントを画像のやや手前に合わせると，奥行き感，立体感が強調された構図になります。
それに合わせて，見る側の人の視線も前後にゆるやかに移動するので，これもオススメのピント位置合わせと構図の組み合わせになります。
フォーカスロックした位置から距離を変えずにカメラを移動して，見る人の視線を意識して，構図を決めてみましょう
第１１回に続きます。
ブログやTwitter，Facebookの写真を，もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に，その方に合った撮影の仕方，カメラの使い方などをアドバイスしつつ，写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや，レストランなどの店舗でのシズル感のある料理，こだわりの外観・内観，にこやかなスタッフ撮影もお仕事として承ります。
これまでHAMACHI!が撮った料理写真をご覧になりたい方は，Flickrで見られます。お気軽に，Twitter，Instagram，Google +など，お仕事のご依頼は，SNSからのDMでお受けします。フォローや「いいね」をいただけたら，嬉しいです。ポジティブなコメントや感想などいただけると飛び上がって喜びます。
どうぞよろしくお願いいたします。
↓料理撮影にオススメの高画質コンパクトデジタルカメラ↓
| RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840 | ||||
|
| 富士フイルム デジタルカメラ XF10 ブラック XF10-B | ||||
|
ミラーレス一眼ランキング
コンパクトデジタルカメラランキング
コメント