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料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン その14「HDRモードを使おう」

HDRカツ丼

明るい領域をより鮮明に、暗い領域の階調もしっかりと残した描写「HDR」モード

ついさっきまで大阪で,食い倒れかけていたフォトグラファーのHAMACHI!(@HAMACHI)です。

「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン30」と題して,30日間で,料理写真を撮るときに,どんなことを考えて,何を実行しているかをまとめています。最後まで無料で読めます。

第13回目は,「皿の端を写す」でした。

第14回目のレッスンは,
14.「HDRモードを使おう」
です。

一番最初の写真と,
HDR 100%
この写真は,ほぼ同時に撮ったものですが,ちょっと印象が違うのは,わかりますか?
どちらが好みでしょうか?どちらがより美味しそうに見えますか?

「見たままを写す」のが「写真」と思っている方も多いと思いますが,実は人間の目は,デジタルカメラよりも性能が良く,デジタルカメラが捉えた画像は,見たまま,あるいは,覚えていたままではないこともあります。

そこで,デジタルカメラの中には,見たままの自然な印象を再現する「HDR(High Dynamic Range:ハイダイナミックレンジ)」という機能がついているものがあります。これは,明るい領域をより鮮明に,暗い領域のグラデーションもしっかりと残した描写をさせるものです。
HDRというと,アーティスティックに,ドラマティックに,風景を描写する「HDR」もあれば,より広いダイナミックレンジを表現して,料理などの被写体を,見た目に近い明るさに調節する「HDR」もあります。このレッスンで取り上げるのは,「自然な印象を再現するHDR」について取り上げます。

もう少し「HDRなし」と「HDRあり」の作例を見てみましょう。

Standard salad 01
「HDRなし」

HDR salad 02
「HDRあり」

standard omelet
「HDRなし」

HDR omelet
「HDRあり」

standard ham
「HDRなし」

HDR ham
「HDRあり」

HDRなしの画像の中で白く明るく飛んでしまう「白トビ」や黒く暗く沈み込む「黒つぶれ」をなくして,暗いところから明るいところまでまんべんなく階調を残したHDRモードは,料理の時にとくに相性が良く,印象的な働きをしてくれます。

「写真」は,真実を写したものではありません。
撮影者の記憶や気持ちで,その被写体を,伝えたい明るさや階調に調整していくのが,「HDR」の目的です。

HDRモードがカメラに備わっていたら,積極的に使ってみませんか?

第15回目のレッスン記事につづきます。

ブログやTwitter,Facebookの写真を,もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に,その方に合った撮影の仕方,カメラの使い方などをアドバイスしつつ,写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや,レストランなどの店舗でのシズル感のある料理,こだわりの外観・内観,にこやかなスタッフ撮影もお仕事として承ります。

これまでHAMACHI!が撮った料理写真をご覧になりたい方は,Flickrで見られます。お気軽に,TwitterInstagramGoogle +など,お仕事のご依頼は,SNSからのDMでお受けします。フォローや「いいね」をいただけたら,嬉しいです。ポジティブなコメントや感想などいただけると飛び上がって喜びます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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