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料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン その21「すぐ撮って,すぐ食べろ」

すぐ撮って,すぐ食べろ

料理は「できたて」が美味い

一般の方からは,「撮るの早いね」と驚かれるフォトグラファーのHAMACHI!(@HAMACHI)です。だって毎回の食事が写真のトレーニングですから。

「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン30」と題して,30日間で,料理写真を撮るときに,どんなことを考えて,何を実行しているかをまとめています。最後まで無料で読めます。

第20回目は,「料理の幾何学」でした。

第21回目は,
21.「すぐ撮って,すぐ食べろ」です。

写真を何年も毎日のように撮っていると,構えて撮るまでの時間がだんだん短くなっていきます。
食べ物は,基本的に,作りたて,目の前に運ばれてきたときが一番美味しいので,その美味しさを逃さないように,撮ったらすぐ食べましょう。

ウニ
お寿司なら,握りたて。
出された瞬間から,シャリの温度とネタの温度が近づいていき,美味しさが損なわれていきます。
話に夢中になって,飲むのが楽しくて,寿司を放置するような人は,回転寿司に行けば良いのにって,ちょこっと思います。

いいんです,人のことだから。
でも,自分が食べる食事なので,美味しい時をなるべく逃さず食べるのが,やはり料理を作ってくれた人へのマナーだったり,食材へのリスペクトなのではないかと思います。

釧路ザンタレ Kushiro Zantare
「料理を撮るなんて」と目くじらを立てる人もいるので,まぁ,そういう人が近くにいることもありますから,目立たないようにサクッと撮って,ささっと口の中に入れて,そこからは,じっくり味わえるようになると良いなと思います。

Wild hamburg steak
なので,料理が出てきたら,なるべく早く撮れるように,日頃からトレーニングを積んでおくと良いですね。
トレーニング?と思われるかもしれませんが,イメトレです,イメトレ。
自分が,これから撮る料理は,どういう料理なのか,どう撮ったら美味しそうに撮れるのか,どんなイメージで撮るのか,
そんなことを考えながら,料理が届く瞬間を待ちながら,自分の思い描くイメージで写真を撮る。
こんなステップです。
これをくり返すことにより,たぶん,30秒以内に,撮りたい写真を撮った上で,美味しさも逃さず味わうことができるようになります。

あーでも,「いきなりステーキ」のナイフは,もうちょっと切れるのにしてくれないと,美味しいときを逃しそうで,いつもドキドキします。

Sukiyaki
初めのうちは,あーでもない,こーでもないと,構図に迷ったりして,撮るまでに時間がかかることもあるかもしれませんが,そんなときは,迷ってないで,「構えたら撮れ」です。
撮り方については,このレッスンの始めのあたりに書いてありますので,また,読み直してください。

大山どりの岩塩焼き
たまには,誰かに,自分が肉を切っているところを撮ってもらうのも,そそられる絵になると思います。
これも,撮ってくれる人に,簡単な指示を出しておくと,イメージに近づくはず。

Kabayaki @ Kojimaya 05
とっても美味しい鰻屋さんの大将に,言われたことがあります。
「お重の蓋を開けた瞬間が一番美味しいですから」
なので,そのお店では写真,撮ってません(笑)。

22回目のレッスンに続きます。

ブログやTwitter,Facebookの写真を,もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に,その方に合った撮影の仕方,カメラの使い方などをアドバイスしつつ,写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや,レストランなどの店舗でのシズル感のある料理,こだわりの外観・内観,にこやかなスタッフ撮影もお仕事として承ります。

これまでHAMACHI!が撮った料理写真をご覧になりたい方は,Flickrで見られます。お気軽に,TwitterInstagramGoogle +など,お仕事のご依頼は,SNSからのDMでお受けします。フォローや「いいね」をいただけたら,嬉しいです。ポジティブなコメントや感想は,飛び上がって喜びます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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