カメラのレンズの前にセットして,上下逆さまの世界を手のひらの上にギュッと写り込ませることができる「レンズボール」(「水晶玉」,「宙玉」など)を使った写真,一度は撮ってみたくて,楽天のポイントがたまってきたのと,誕生日月のポイントが加算されたので,「レンズボール」,購入しました。
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クリスタル ガラス クリア ボール 水晶玉 カメラ レンズ 【特別プレゼント】麻の巾着つき
このレンズボール,使いこなしに,ちょっとコツがあります。
1つ目は,
レンズボールの中の被写体にピントを合わせること。
これは,被写体とレンズボールとカメラの位置関係を調整することで,レンズボールの中に写る被写体に焦点を合わせることができます。
カメラの最短撮影距離に気をつければ,オートフォーカスでいけます。
2つめは,レンズボールの中に水平線があれば,背景の水平線と合わせて,ほぼ水平に調整すること。
3つめは,被写体に光が当たっているシーンを選ぶこと。
でないと,この写真のように,表面で反射してしまって,レンズボールの向こう側にある背景にピントが合わないことがあります。
具体的には,カメラの背後からの光(順光)ではなくて,被写体側からの光(逆光)気味の方が,ピントが合わせやすいようです。
上の写真のピンク色の正体は,こちら。ピントが合わせきれませんでした。
指の間に,180度の見えている世界がぎゅっと収まってくれます。
僕が購入したレンズボールは,直径約6cmで,重さが288g。ガラス製なので,見た目よりもずっしり重いので,しっかり指で押さえるか,転がらないような場所を見つけて置く必要があります。ちょっと値段が高くなるけど,レンズボールに置き台がついた製品も。
水上バス。
レンズボールの持ち方は,上下を指で押さえる,
あるいは左右を指で押さえるの二通りがデフォルトかな。
指も二本の指ではなくて,三点支持になるほうが,落とす危険性が少なくなります。
大道芸のコンタクトジャグリング用の水晶玉だと,アクリル製の水晶玉もあるようですが,写真撮影用は,クリスタル,ガラス製のレンズボールの方が,どうも良さそうです。また,占い用の大きな水晶玉もありますが,サイズが大きくなると持ち運びがちょっと大変になります。ちびまる子ちゃん曰く,「未来が見えるかも」。
で,この写真を上下逆さまにすると,
何が写っているか,伝わりやすくなります(レタッチあり)。
ま,ケースバイケースで。
お!「エメラルダス」!
と慌てると,
レンズボール表面に付いた指の脂を写すことになるので,ご注意を。
被写体との距離,カメラとレンズボールの距離感に慣れてくれば,比較的簡単に,いつもとひと味違う写真が撮れます。
InstagramなどのSNSでも,反応良さそうです。
魚眼レンズ的な写りなので,レンズボールとカメラの位置関係を上下に移動すると,さらにぐわんと魚の目感を強調した写真にもなります。
ぜひ,いろいろ試してみて下さい。その他の作例は,こちらが参考になると思います。
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