APS-C GRの初代は,こんな感じのパンフレットだったの,覚えてます?
意外と握るのが大変だった記憶があるのですが,新しいGR IIIは,コンパクトになった分,とても握りやすくもなっています。
そういえば,こんなところでも書かせてもらってました。いや,写真撮ったはずなのにないなぁ…と思ったら,こっちだったか(笑)。
で,GR IIIは,どんな絵を出してくるのか,どんな条件で頑張ってくれるかは,買って最初に確認しておきたいところ。
なので,RICOH GR IIIのデジタルフィルターである「イメージコントロール」とISO感度について比較して見ていきます。
東京駅の夜景のシーンを,各イメージコントロールで撮ってみました。これは,「スタンダード」
RICOH GR IIIには,これまでの「画像設定」と「エフェクト」を統合した,新たな仕上がり調整機能「イメージコントロール」が搭載されています。各々,彩度,色相,キー,コントラスト,シャープネス,シェーディング,明瞭度,調色,フィルター効果などの細かい設定を変えていくこともできるのですが,デフォルトのままです。
GR IIIには,モノクロームモードが4種類も最初から設定されています。
まずは「モノトーン」
「ソフトモノトーン」暗部が持ち上げられて,全体的に優しい雰囲気に。これ,好き。
ちょっとドラマティックにメリハリのきいた「ハイコントラスト白黒」
「ブリーチバイパス」
このフィルター縛りで,一日撮って歩くのも面白そう
「HDR調」
好みのシーンで,好みのイメージコントロールが使えるようになると,写真がさらに面白くなりそうです。
続いて,感度とノイズの関係も見ておくと,ギリギリの条件の時に助かることも。
感度は,オートにしておいてだいたい大丈夫そうですが,ISO100~102400を設定することができます。
細かく見ていきます。
オートだと,この東京駅の夜景は,ISO2500に設定されました。これを,感度の低い順にだんだん上げてみます。
ISO 100
ピクセル等倍で見ると,夜空がザラつき始めるのは,ISO 1000辺りから。
ドームの屋根の輪郭が甘くなり始めるのは ISO 8000辺りから。それでもディテールが失われるまでがISO64000と,これまでのAPS-C GRシリーズに比べて,高感度でもノイズが少なく,かなり粘りますね。
このブログの写真くらいの大きさ(800×534)で使うなら,ISO 51200でも十分使えると思います。
なので,ISO感度の上限は,思ったよりもかなり高めに設定しても良さそうですが,せっかく3軸・4段の手ぶれ補正機構[SR]が点いているので,低ISO感度で挑戦するのもアリ。
というわけで,この記事の〆は,
ISO 200で1/6秒手持ちの東京国際フォーラムの鉄骨フレーム。レンズも良くなったので,ヌケ,キレも気持ちいいですね。
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充電式のバッテリーは,新開発のDB-110
ですが,
互換バッテリーは,Olympus SH-1用のものが流用可能
互換バッテリーは,自己責任でどうぞ。
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