長野県の阿智村・昼神温泉に,星を見に行ってきました。
が,ザーザー降りの雨で,星空は断念。
しかたがないので,せめて,なにか美味いものでも食べて帰ろうと,「信州」→「蕎麦」だよねってことで,検索したら,ホテルの近くに有名店があったので,寄ってみました。
「そば処おにひら ひるかみ店」
本店は,また別のところにあるようですが,ここは,おみやげ物屋さんとつながっていて,かなりの人気店のようです。
満席でしたが,ちょうど運良く,すぐに店内へと案内されました。
天井の高い古民家風のあっさりした内装。
人気メニューの「おにひら」を注文。
すぐに,大盛りのネギと,そばつゆが3つ運ばれてきました。
「おにひら」は,1つです。おかしいですか?
海老の天ぷらの衣がサクサクです。
海老は,プリップリ…とはいえませんが,まぁ,山の中ですから。
「塩でお召し上がり下さい。」とお店のスタッフさん。テーブルに塩の壺が置かれています。たぶん,かなりの人が,お蕎麦と一緒に天ぷらを頼むのでしょう。
うん,たしかに,山菜と野菜の天ぷらも,海老も,このお塩が合いますね。
で,このあたり,どういうわけか,
五平餅が「ウリ」みたいです。
この辺りのお店,ほとんど五平餅を出しますね。江戸時代中期頃に木曽・伊那地方の山に暮らす人々によって作られていたものが起源とのことなので,この辺りも,発祥の地として名乗りを上げているのかも。さっぱりとしたクルミダレのついた熱々の五平餅でした。
天ぷらと五平餅を食べながら,「おにひら」を待っていると,
来ましたよ。どーん!と。
大きさがわかりにくいかもしれないので,割り箸を端に置いてみました。
そうです,この「おにひら」,このお店のシグネチャーメニューで,なんと3人前の量があるという二八蕎麦。
自家製粉,石臼で挽いたそば粉を地下数十メートルからくみ上げた水でうったもの。
もちろん,一人で食べても三人で分けてもOK。ボリューム,凄いですね。
なので,そばつゆや薬味が3人分付いていたというわけです。
香りも良く,コシのある蕎麦ですね。
これなら,ツルツルいけちゃいます。
ざるそばは,1人前が700円です。「おにひら」は3人前で1700円なので,だいぶオトク感あります。
一人の時に,ざるそばを2枚頼むくらいなら,「おにひら」でお腹いっぱいになったほうが,いいかも。
お客さんがたくさんで,忙しいお店なので,長居は禁物。
ずずっと食べて,さっと出て,お土産買っていくお店です。
入り口は,入り口専用なので,出るのは,おみやげ物屋の方に。入り口から帰ろうとすると怒られます。ミュージアムショップとかでもよくあるパターンです。
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