スマホの時代だからこそ，こんなことが可能になるんだなとびっくりしたのが，昨日のニュース
「AppleとGoogle、新型コロナウイルス対策として、濃厚接触の可能性を検出する技術で協力
簡単に言うと，位置情報を利用した感染者との接触追跡。
新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたユーザーが「感染した」とスマホで報告すると，このヒトとの濃厚接触があったと判断されたユーザーには「感染テストを受け、その間自主隔離を行う」よう通知される。プライバシーの問題は，位置情報を利用した追跡ツールでありながらユーザー以外は個人情報を知りえない仕組み。
ふだんから自分が感染しているかもと思って行動するように気をつけているけれど，これでかなり現実味を帯びた行動になるかも。ま，人によるんだろうけど。
僕のiPhoneは，便利さのために自分の位置情報を常にGoogleに検知させているので，「あなたは，何月何日，どこにいましたか？」という質問にはすぐ答えられるようにしてある。いや，もともとそのためではないのだけれど，自分がどこでこの写真を撮ったのかがわかりやすくなって良いかなと思って設定したのだけれど，濃厚接触の可能性まで教えてもらえるようになるなんて，すごい世界だ。感染しない，発症しないに越したことはないのだけれど，いつかは感染するだろうと覚悟はしている。
先日行われた，LINEが厚生労働省と情報提供の協定を結んで全国のユーザー、8000万人以上に対して健康状態や感染予防の対応について尋ねたアンケートの結果が出てきている。37度５分以上の発熱が４日以上続いていると答えた人の割合が全国平均で0.11％、数にして２万6900人余り。熱のある人全員が新型コロナウイルスに感染しているわけではないにしろ，感染リスクの高い人が症状を訴えている傾向が明らかになっているので，これも，個人を特定することなく，うまく個々の行動変容につながるといいなと思う。
11日，千葉県内では新たに26人の新型コロナウイルス感染者が確認され計413名に，東京都内の新たな新型コロナ感染者は197人で計1902人だった。
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