土曜日の仕事がちょっと延びて,暗くなってしまったので,寄り道。
「千葉市美術館」
区役所の移転に伴い全館が美術館となる改修工事が終わり,7月11日にリニューアルオープンしたばかりですが,面白そうな展示をやっていたので,入ってみたら,なんと金曜日,土曜日の午後6時以降の入館は,半額割引の「ナイトミュージアム」とのことで,通常800円の入館料が400円に。
お代は,特別展のフロアでとのこと。1階の受付は,案内だけでした。
現在の企画展は,
千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念 帰ってきた!どうぶつ大行進
2020年7月11日[土] – 9月6日[日]
この企画展のチケットで,5階常設展示室「千葉市美術館コレクション名品選2020なども見られます。
閉館時間(午後8時)があるので,ちょっと早足で見てきました。
エレベーター内もちゃんとソーシャルディスタンスを促すシールが。
新型コロナウイルス感染防止対策もきちんとしているように見えました。夜だったので,お客さんも少なくて,観覧も快適。
新型コロナウイルス感染症退散を祈願しての,「鍾馗さま」の展示から始まり,動物との人々の暮らしに焦点をあて,江戸時代の絵画や版画を中心に,室町時代から昭和まで,古今の多彩な動物画が2フロアにわたって展示されています。墨絵の鳥たちが,ただただ美しかったなぁ。
常設展「千葉市美術館コレクション名品選2020」
2020年8月4日[火] – 9月6日[日]
常設展示室のみの観覧料は,一般300円、大学生220円
ここでは,「千葉市を中心とした房総ゆかりの作品」,「近世から近代の日本絵画と版画」,「1945年以降の現代美術」が展示されています。
千葉の懐かしい風景や,なんと動物だけでなくこのフロアでは妖怪も大行進。守備範囲広いですね。「攝州大物の裏よしつねしうじう難風に出合て平家のぼうれい御船を覆さんとする図」は,圧巻。
個人的には,無縁寺心澄作の「千葉中時計台」とかありがたかったですよ。
で,現代美術のコーナーでは,予備知識無く行ったのですが,なんと草間彌生がフィーチャーされていました。水玉だけではない作品や,ソフト・スカルプチュアの立体のテーブル「最後の晩餐」やボート「幻の青春をあとにして」もあって,かなりグイグイと引き込まれました。
「特集 草間彌生」
会期:7月11日(土)〜9月6日(日)
びじゅチューン!×ちばしび「なりきり美術館」で,葛飾北斎の浮世絵《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》の波をリアルに体験できる大型の展示では,ジャンプの高さで波が大きくなるインタラクティブな仕掛けもあって,小さなお子さんのいる方は,このフロアだけでもかなり遊べそうです。
2020年7月11日[土] – 9月6日[日]
「びじゅチューン!」は世界の「びじゅつ」を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組です。
自分から自動的に見返ってくれる「見返り美人」や,「見返り美人」のポーズを自分の動きで決められるインタラクティブアートなど,楽しい展示がありますよ。
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